なんとなく元気が出ない…【医師監修】天気が悪い日に「体調を崩しやすいNG行動」と健康対策
日照不足
雨の日は日照時間が短くなります。太陽の光を浴びる機会が少なくなると、「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニン(※1)の分泌量が減るとされます。
また、日光に含まれる紫外線は、体内でビタミンDを生成するために必要。ビタミンDは骨を強くする作用が有名ですが、他にも免疫力の維持やメンタルの安定にも大切です。
そのため、雨の日が続くとセロトニンやビタミンDが不足し、気分の落ち込みに繋がることがあります。また、セロトニンが不足すると「睡眠ホルモン」とも呼ばれるメラトニン(※2)も不足しやすくなり、不眠症状の原因になります。
雨の日に避けるべきこと
長時間の外出
雨の日に長時間外出することは、体調をさらに悪化させる可能性があります。外出する場合は、雨具をしっかりと使用し、冷えや湿気から体を守りましょう。
無理な運動
体調が優れないときに無理に運動をすると、逆効果になることがあります。軽いストレッチやヨガなど、体に負担をかけずにリラックスできる運動を心がけましょう。
アルコールやカフェインの過剰摂取
アルコールやカフェインは体内の水分を奪い、体調をさらに悪化させることがあります。特に雨の日は水分補給をしっかりと行い、体を潤すことが大切です。