実は意味ないんです… 女医監修「更年期症状のNG対策」
更年期症状に対する正しい対策
1.バランスの取れた食事
更年期にはエストロゲンの減少に伴い、骨密度が低下しやすくなると考えられます(※3)。特に骨粗鬆症は女性に多いことが知られていますので、50歳を迎えたら一度骨密度を測定してみるのがおすすめです。できれば、年に1回程度測定してみて、急激な骨密度の減少がある場合は整形外科で相談するようにしましょう。
普段の対策としては、カルシウムやビタミンDを豊富に含む食事が推奨されます。また、抗酸化作用のあるビタミンE(※4)やオメガ3脂肪酸などを摂取するのも、アンチエイジングにつながりますね。2.ストレス管理
更年期はホルモンバランスの変化に加えて、子どもの自立や親の介護などの社会的な環境の変化も伴うため、ストレス管理が重要です。ストレスを感じるのは仕方ないですが、自分にあったストレス発散方法を身につけるようにしましょう。
一般的には、深呼吸や瞑想、趣味に没頭する時間を持つことなどで、心身のバランスを保つことができます。
3.規則正しい生活リズム
睡眠不足や不規則な生活は更年期症状を悪化させる要因となります。ホットフラッシュや不安感を抱えていると良質な睡眠をとることが難しくなることもありますが、できる限り毎日同じ時間に寝起きし、十分な睡眠を確保するようにこころがけましょう。