実は意味ないんです… 女医監修「更年期症状のNG対策」
ただ、運動習慣がなかったにも関わらず、更年期に差し掛かって突然運動強度の強いものを取り入れてしまうと、怪我につながることもあります。
正しい対策
適度な運動は血行の促進やストレス解消効果などを通じて、更年期症状の緩和に役立つことがあります。ただし、今まで運動習慣がなかった人は、軽いストレッチから始めて十分に身体のコンディションを整えたうえで、ウォーキングなどの軽い運動から始めるようにしましょう。自分の体調に合わせた無理のない運動を行うことが大切です。
ヨガやストレッチ、リズミカルなウォーキングなどは、リラクゼーション効果もあるのでおすすめですね。
NG3:「みんなが経験するものだからと我慢する」
日本人女性は我慢強い人が多く、辛い症状を感じていても、ただ我慢してやり過ごすという人も多くいらっしゃいます。しかし、実際に感じている症状が一般的に言われる更年期症状に似ているからと自己判断していて、実は甲状腺疾患や精神疾患などが隠れている場合があります(※2)。
正しい対策
更年期障害を疑うような症状があり、もし日常生活に支障をきたしている場合は、一度婦人科を受診するようにしましょう。
婦人科的な問題なのか、更年期障害に似た別の病気が疑われるのかといったポイントについても、診察を通して確認してもらうことができますね。