生理前のむくみやイライラを解消するなら… エステティシャンが“月経周期別”のボディケアを解説
卵胞期
月経開始とともに新たな卵子ができ、排卵日に向けてどんどん卵子が成長していく期間が卵胞期です。
このとき卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が高まると同時に、子宮内膜も少しずつ厚くなります。
こういったことから、
・むくみやだるさが落ち着き、体が軽いと感じる
・気分が穏やかでポジティブになりやすい
・肌や髪のツヤが高まり、調子が良いと感じる
傾向にあります。
排卵期
生理開始から約14日が経過した頃から、成熟した卵胞が卵子から排出されることを「排卵」と言います。
排卵が終わると、黄体ホルモンの分泌が始まるため、ホルモンバランスの影響が出やすいのもこの頃です。
そのため、
・排卵によって体調が不安定になりやすい
・ホルモンバランスの変化によって気分が不安定になりやすい
傾向にあります。もしくは、特に変化を感じないという人もいるでしょう。
黄体期
排卵期が過ぎると、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が落ち着き、黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が高まる傾向にあります。
また、子宮内膜もさらに厚くなります。
この頃には
・黄体ホルモン(プロゲステロン)の影響から、イライラや不安など感情が不安定になりやすい
・眠気を感じるが、睡眠が浅いため寝つきが悪くなりやすい
・水分を溜め込みやすくなることからむくみを感じやすい
・体が重だるいと感じる
傾向にあります。