妊娠・出産に振り回されない生き方をするために。子供を望んだときのために知っておきたいこと。
【Check!】不妊カップルの約半数は男性側に問題があるという現実。
不妊というと、原因は女性にあると思われがちだが、男性にだけある場合、男女ともにある場合がそれぞれ24%と、48%は男性にもある。男性も加齢によって精子の質が低下するため妊活、時には不妊治療が必要に。
Q.最近、よく聞く「卵子凍結」どんなメリットがあるの?
A.妊娠しやすい時期を引きのばすことができます。(ただし、妊娠が成立するという確実性はありません)
生き方が多様化した現代。結婚も出産もそれぞれのかたちがある。ただ、いずれは子供が欲しいと思っているけれど、それが妊娠しやすい時期とは限らない。加齢によって、妊娠率が低下する現実があるからだ。
そこで、将来の妊娠に向けて、卵子の時間をストップできる「卵子凍結」という方法がある。「卵子を液体窒素のタンクに冷凍保存して、その時点から変化を止めることができるのが卵子凍結です。25歳で採取した卵子は、35歳でも40歳でも、ほとんど25歳のときの状態で使えます。凍結した卵子も、25歳で採取すると妊娠率は5割強ですが、35歳ではその約半分に。自分がやるイメージが湧かない若い世代ほど、考えてほしいですね」。