妊娠・出産に振り回されない生き方をするために。子供を望んだときのために知っておきたいこと。
【低用量ピルの服用】
いまだに避妊のイメージが強いピルだが、ピルを飲むと排卵が止まるため、不妊の原因となる子宮内膜症になるリスクが下がるというメリットも。興味がある人は、早めに婦人科で相談を。
【年に1度の婦人科検診】
不妊症の原因となる子宮内膜症は、早期発見により大事に至らないようにできる病気。最低でも2年に1回、できれば年1回、エコー検査を。会社の健康診断には含まれていないこともあるので注意。
Q.年齢を重ねると、妊娠に至る可能性はどのくらい変わるの?
A.卵子の質は年齢に応じて低下し、35歳を過ぎるとぐっと妊娠率が低くなる。
健康な女性が自然妊娠する確率は1周期あたりで、25歳、30歳の場合はそれぞれ25~30%、35歳になるとグッと下がり18%、40歳になると5%、45歳では1%となります。加齢に伴い妊娠率が低くなる理由は、卵子の質が年齢に応じて低下していくから。
「働き盛りでもある20代で出産を現実的に考える人は、それほど多くないかもしれません。ただ、加齢で妊娠率が低下するということは、知っておいてほしいですね」
妊娠中に仕事を続けるのは、やっぱり大変?
A.無理さえしなければ、続けられます。