女性ホルモンとうまく付き合っていくために。オトナ女子が知っておきたい、不調とバイオリズム。
もちろん、生理に少しでも異常があったり、PMS症状が辛かったり、ホルモンの乱れを感じたらなるべく早く、婦人科を受診してください。その際、月経周期がわかっているとスムーズです。自覚症状がない方も、いつかの時のために、月経周期のチェックを」
エストロゲン
- 肌にハリが出て、髪もツルツルに
- 自律神経や脳の働きをよくする
- 内臓脂肪がつきにくくなる
卵胞ホルモンとも呼ばれ、いわゆる女性らしい丸みを帯びた体型を作るホルモン。肌や髪の潤いを守る、代謝をアップするなど、女性にとってうれしい作用も多い。40歳を過ぎると分泌量が減ってホルモンバランスが急激に崩れ、更年期を過ぎるとほとんど分泌されなくなる。
プロゲステロン
- 体に水分を溜め込み、むくみやすくなる
- 食欲が旺盛になり、代謝が鈍くなる
- 疲れやすくなる
排卵直後から分泌量が増え、子宮内膜を柔らかくして妊娠に備えるホルモンで、黄体ホルモンとも呼ばれる。プロゲステロンが優位な黄体期は、妊娠のために体が水分や栄養を溜め込もうとするため、むくみが出やすく、食欲が促進される場合も。精神的にも不安定になりやすい。
ホルモンバランスの入れ替わりで心身に変化が!
女性の心と体は、エストロゲンとプロゲステロンの2種類の女性ホルモンの影響を受け、約1か月周期で変動。