PMSをもっと楽に! 産婦人科医が教える「婦人科を受診する目安と簡単セルフケア」
、88.3%が「今後も受診したい」という結果となりました。
PMSについて職場の理解が得られない場合の対処法
PMSで悩む働く女性たちの中には、PMSで出勤するのがつらくても、それを理由にして休むのはむずかしいようです。職場の理解が得られないという場合、どうすればいいでしょうか。「のぞみ女性クリニック」院長で産婦人科医の内山心美さんにうかがいました。
内山さんまだまだ、上司に相談しにくい環境があるのではないかと思います。欠勤が多くなるようなら、婦人科を受診しなさいと促していただくようになるとよいと思います。そのためには、社会全体にPMSの病態があることを理解していただくことが必要だと考えています。
現時点でできる対策としては、PMSの症状は女性特有の月経周期が原因であることを上司や周囲に伝えること。
その代わり、自身もしっかり診察を受け、前向きに治療をしていただくことと、治療を受けていることも上司や周囲に伝えることが、理解にもつながるのではないでしょうか。
PMSで婦人科を受診する目安は?
ーとはいえ、調査結果からもわかるように、婦人科受診は少々ハードルが高いですよね。では、具体的にどのようなPMSの症状があったら受診すべきなのでしょうか。