胃腸を疲労させているかも…【管理栄養士監修】夏バテが加速する「NG食材」
しかし、そうめんだけ食べていると、栄養バランスが偏りやすいです。
そうめんは糖質を多く含む食品であり、体を動かすエネルギー源となりますが、体の調子を整えるためにはビタミン・ミネラルやたんぱく質もバランスよく摂ることが大切です。
そうめんに限らず麺類を摂るときには、たんぱく質を含むゆで卵や肉、トマトやきゅうりなどの野菜も一緒に摂れると良いでしょう。
夏バテ予防におすすめの食材
夏バテ予防のためには、主食・主菜・副菜がそろった食事が重要です。なかでも、食欲がないときにおすすめ食材を3つご紹介します。
オクラ
オクラのねばねばの元であるペクチンは、水溶性食物繊維です。ペクチンは腸を整えることが期待できるため、夏バテで胃が弱っていると感じたときにもおすすめ。
そうめんや味噌汁に加えたり、さっと茹でて和え物にしたりしてもよいでしょう。
豚肉
豚肉には、たんぱく質やビタミンB1が豊富に含まれています。ビタミンB1は、糖質の代謝を助けてエネルギーに代える働きがあり、疲労回復のためにも重要な栄養素です。
ビタミンB1は、玉ねぎやにんにくなどに含まれている「アリシン」と一緒に摂取すると吸収が高まると言われています。