きのこは冷凍すべし! 管理栄養士が教える「スープのうま味が増す方法」&有賀薫さんの市販スープアレンジ
他に、スープによく使われる食材の一つ、あさりも同様に冷凍するとうま味が増すそうですよ。
2.里芋のぬめりは取らないほうがお得
里芋のぬめり成分である植物性粘性物質は、たんぱく質分解酵素で、魚類や肉類と一緒に摂取すると、体内で効率よく消化吸収されるそう。胃腸粘膜を保護する働きや疲労回復を促す効果も期待できるといいます。
よってぬめりは取らないのがポイント。水から皮付きのままで丸ごとゆでれば、よりふっくらした食感にもなるそうですよ。ゆで終わったら皮をむいてぬめりごとスープに入れましょう。
3.薄切りの豚肉はゆですぎない
薄切りの豚肉は長時間煮ると、うま味のコラーゲンが煮汁に出てパサついた食感だけが残ってしまうそうです。
豚肉はさっとゆで、仕上げの段階でスープに戻すのがコツ。
味が付いたスープで煮る際も長時間、グツグツ煮ることは避けましょう。
豚肉に含まれるビタミンB1は水に溶ける性質があるため、ゆで汁を活用できることから、特にスープ料理におすすめだそうですよ。
スープ作家 有賀薫さん考案!市販スープを活用した簡単アレンジスープレシピ2選
セミナーの後半では、スープ作家の有賀薫さんが美味しさ逃さない、市販スープを活用した簡単アレンジスープレシピを紹介しました。