いつものスープがひとつ上の味に! 料理家・川上ミホさん考案「心とカラダを整えるスープ」を紹介
どうしてあえて天然水を使うのでしょうか?
川上さん天然水の中でも軟水は素材への浸透率が高いので、美味しいスープを作るのに向いています。素材の旨みや味わいを引き出したり、野菜をやわらかくしたりする働きがあります。
普通に茹でるだけのときは、野菜の茹で汁は捨ててしまいますが、スープなら野菜やお肉、魚介などを煮込むときに出る旨味成分や栄養も丸ごといただけます。軟水の天然水は、まさにスープにぴったりの水なのです。
春先にぴったりの心とカラダに染みる天然水スープレシピ3選
ーーでは早速、その軟水の天然水を使ったスープレシピを教えてもらいましょう。春を感じるいまの時期でも、冬が旬の素材を使うことがおすすめなのだそう。
川上さん冬が旬の素材はカラダを温め、栄養がたっぷりで、糖度が増して甘くなるものも多いので、コトコト煮込むスープや鍋にぴったりです。
1品目鶏肉と山芋のスープ
川上さん古くから滋養強壮にいいといわれている山芋は、疲れを感じたときにおすすめの食材です。
食物繊維も豊富でさまざまな酵素が胃腸の働きを助けます。
また炭水化物やアミノ酸を効率よくエネルギー代謝させるのに欠かせないビタミンB類も豊富。