子どもは野菜嫌いというイメージがあります。「うちの子は野菜を食べてくれない」と嘆くママも多いでしょう。しかし、中学生までの子どもの約6割に野菜の好き嫌いがあると言われています。うちの子だけ…と嘆く必要はありませんが、少しでも克服してくれたらと思いますよね。野菜を食べることがなぜ大切なのかを知り、子どもの野菜嫌いを克服するにはどうしたらいいかを見てみましょう。野菜を食べる目的を知ろうそもそも野菜を食べる目的は何でしょうか。栄養が取れるからと思っている方が多いのではないでしょうか。実は野菜自体には栄養分はほとんどありません。栄養は炭水化物やタンパク質で摂ります。しかしそれだけを摂取していると、悪玉菌が増えて便秘や動脈硬化の原因となります。そこで野菜を摂ることで、野菜に含まれている食物繊維が悪玉菌を取り込んで体の外に排出し、同時に善玉菌を育てます。つまり野菜を摂る目的は、食物繊維を取ることなのです。ですから、野菜ジュースや野菜入りのお菓子は代用になりません。「野菜は食べないけど野菜ジュースを飲んでいるから大丈夫」と思っている方は注意が必要です。野菜ジュースや野菜入りのお菓子は、野菜の味に親しむきっかけとしましょう。“あること”を変えると一気に解決することも子どもに野菜を食べてほしいと、あれこれ苦労しているママは多いと思いますが、実はあることを変えるだけで今までの野菜嫌いが嘘のように食べてくれることがあります。それは切り方を変えることです。例えばキャベツは、大人はふわふわ食感が好きですが、子どもはシャキシャキしている方がおいしく感じるということもあります。切り方が変わると食感や味が変わる野菜と、その切り方を紹介します。・キュウリ繊維と直角になるように薄く切ると、水分が出るので甘みを感じられるようになります。・タマネギ繊維に沿って切ると、苦みがでなく食感もシャキシャキになります。・キャベツ繊維と直角に切るとやわらかな食感に、繊維に沿って切るとシャキシャキした食感になります。子どもの好みに合わせて切ってみましょう。・トマトいちょう切りやスライスにすると甘みが感じられます。横向きにカットしましょう。・ダイコン、ニンジン繊維に沿って切るとシャキシャキした食感になります。ピーラーで薄くすると食感が柔らかくなるだけではなく、見た目も楽しくなります。切り方が全てではありませんが、こんな工夫をすることで今までが嘘のようにおいしく食べてくれることもあります。切り方を試して、子どもの好みが見つけられるといいですね。野菜に関わることで苦手意識を払拭野菜嫌いを克服してくれれば嬉しいですが、「食べさせなくては」と親が焦るのは禁物です。無理に「食べさせる」のではなく、「野菜を好きにさせる」ことが大事です。子どもが「苦手だな」と思っているのに、無理に食べさせようとしても拒否反応を起こし余計に嫌いになってしまうこともあります。苦手意識を取り除くにはこんなことが有効です。・買い物に行き、一緒に野菜を選ぶ・水洗いや皮むきなどの簡単なことを手伝ってもらう・家庭菜園で野菜を育てる「自分が育てた」「自分がちぎった」などの野菜に直接関わる経験があると、それ自体に愛着を持ち、野菜を食べてみたいという気持ちになることがあります。食べることができたら、親がいっぱい褒めてあげることも大切です。成功体験と楽しい食事の記憶により、嫌いを克服できることがあります。野菜嫌いを克服する工夫は大切ですが、どうしても苦手な場合は無理して食べさせる必要はありません。子どもの時は苦手だったものが成長につれて食べられるようになるという経験はないでしょうか。好みの変化や、家族がおいしいと食べる姿の記憶により克服していけることもあります。工夫をしつつ“食事を楽しむ”ということを常に心がけましょう。
2017年05月25日誰かに伝える感謝の気持ち。「ありがとう」は人をあたたかく、やさしい気持ちにする魔法の言葉ではないでしょうか。けれど、まだ小さなうちは「ありがとう」がどんなものか、どんなときにいえばいいのか、いまいちピンとこないこともありますよね。そこで今回は「ありがとう」にちなんだ絵本を集めてみました。絵本の登場人物たちと一緒に、ありがとうの気持ちを感じてみましょう!ありがとまと作:わたなべ あや/出版社:ひかりのくに 「ありがとまと」(絵本ナビ紹介ページ) 水色のアイマスクと手袋に黄色のマントをひるがえし、困っている野菜たちを助けるニューヒーロー。それがトマトマン! 泥だらけになってしまっただいこんちゃん、木から降りられなくなってしまったブロッコリーちゃん、池におもちゃを落としてしまったたまねぎちゃん。ピンチを救ってくれたトマトマンにみんなは感謝の言葉を伝えます。「ありがとう」ってどんな気持ちかな? を考えるのにピッタリな一冊。野菜の名前もついでに覚えることができますよ。おさるのジョージ イルカさんありがとう原作:マーガレット・レイ&ハンス・アウグスト・レイ/訳:山北 めぐみ/翻案:ボラナ・グレク&アレッサンドラ・プレジオーシ/テレビアニメ脚本:ジャスティン・トリー& レイ・ランクフォード/出版社:金の星社 「おさるのジョージ イルカさんありがとう」(絵本ナビ紹介ページ) 仕草が愛らしいおさるのジョージシリーズの一冊。海へやってきたジョージは友だちのマルコと一緒に砂浜に宝物をうめることに。でも潮が満ちてきて、宝物は海の底へ…。「ひきしお」「みちしお」「月のいんりょく」といった説明が難しい話も自然にストーリーに盛り込まれているのがうれしい! 知りたがりのジョージと一緒なら、遊びながら世の中の不思議を感じることができそうです。ありがとうっていいもんだ作:森山 京/絵:ささめや ゆき 「ありがとうっていいもんだ」(絵本ナビ紹介ページ) 公園にいく途中、ころがってきたボールをひろってあげたブタの子。いわれた「ありがとね」の言葉がかっこよくて、自分もマネしてみたくなりました。でもうまくいかず、行き違いで友だちにそっぽをむかれてしまって…。「ありがとう」をかっこよくいいたかっただけのブタの子。やさしいイラストとほっこりするストーリーに、子どもではなく自分があたたかい気持ちになれたという人も。自分が伝えたい「ありいがとう」の気持ちが見つかる一冊。ありがとうもぐらのゲンさん作:内田 麟太郎/絵:古川 麻澄/出版社: 童心社 「ありがとうもぐらのゲンさん」(絵本ナビ紹介ページ) 自信がなく、恥ずかしがり屋の子牛のモー。そんなモーの前にあらわれたもぐらのゲンさん。遠くにいるお母さんが病気だと知ったモーは会いにいきたいと願いますが、道中通らなければならない夜の森はとってもおそろしい。でもモーは決心します。ゲンさんはモーをそばではげまし、ずっと声をかけ続けてくれました。頼もしく、動じないゲンさんと一緒に過ごしたことで自分に自信がもてるようになったモー。子どもの「自己肯定感」を高めるにもおすすめの一冊。あいしてくれてありがとう作・絵:宮西 達也/出版社:ポプラ社 「あいしてくれてありがとう」(絵本ナビ紹介ページ) 涙なしに読めないと話題の「ティラノサウルスシリーズ」第7弾がこちら。穴のなかに閉じこもっていたひとりぼっちのティラノサウルスのもとへ、ある日あらわれた目の見えないパウパウサウルス。2匹の間には確かな友情が芽生え、楽しい時間を過ごします。けれど、パウパウサウルスの目が見えるようになって…。愛されるだけじゃなく愛すること。先入観なく人をみること。気持ちを伝えること。一瞬の出会いで人生はかえられること。絵本から受け取るメッセージは人それぞれですが、誰しも胸に残るものがあるはずです。助けてくれてありがとう、そばにいてくれてありがとう、愛をありがとう。いったほう、いわれたほう。その両方を幸せにしてくれるのが感謝の言葉なのかもしれませんね。データ協力: 絵本ナビ
2017年05月18日6か月になる息子を連れてメキシコへ!子連れでも、観光や街歩きは楽しみたいですよね。今回は、メキシコの観光地、オアハカでの子連れ街歩き編をお送りします。小さなベビーとの、街歩きのポイントは?ただでさえ慣れない海外旅行。事前のちょっとしたリサーチや、暑さ対策&アイテム準備で、ママの心配ごとが少なく過ごせたらいいですね。オムツ替えができるスペースをリサーチこどもって、どこでオムツ替えしているの?まだまだ立っちができない6ヶ月、公衆トイレでのオムツ替えは難しいもの。しかし、子どもの多いメキシコ、オムツ替え台のあるレストランやカフェは意外とたくさんありました。休憩で入るカフェなどでオムツ台があった所は地図にチェックを入れて、頻繁に使いました。日よけ・暑さ対策は万全に!湿気は少ないものの、昼間は日差しが強く、暑いオアハカ。冷えピタを首の後ろに貼ったり、UVカット効果のあるケープなどを準備して日よけ対策を万全にしていきました。また、どんなに暑い地域でも、すこし羽織ったりかけたりするものもあるといいかも。貴重品はしっかりと管理海外旅行では基本ですが、特に子どもを抱っこしていたり、ベビーカーを押したりしていると荷物がおそろかになりがち。貴重品はしっかりと身に着けられるバッグで歩きましょう。カラフルでかわいい街・オアハカ♡オアハカは、メキシコ各地からも観光客が訪れる観光地。メキシコでも先住民の住む割合も多く、様々な民芸品やかわいい雑貨があり、まさにメキシコらしい地でもあります。また、おしゃれなカフェやレストランも年々増えていて、治安も悪くありません。子連れでのんびり観光するにはとてもいい場所!子連れにやさしいレストランやカフェがたくさんオアハカのレストランやカフェなどは、ほとんど子連れに優しいといっても過言ではありません。子どもが大好きなメキシコの人々。子供と一緒に入ると、ほとんどの店員さんや近くのお客さんなどが皆歓迎してくれ、抱っこの嵐(笑)泣いたりしても逆に周りの人があやしてくれます。息子も沢山の人に抱っこされてご機嫌♪今回は、その中から特に子連れで入りやすいお店をご紹介します。チョコラテが有名な「casa mayordomo」オアハカは「チョコラテ」というホットチョコレートがとても有名。そのオアハカのチョコラテメーカー「mayordomo」が運営するカフェレストランです。もちろん美味しいチョコラテを伝統的な入れ方で頂くことができます。こちらはオムツ替えスペース・キッズスペース・子供用椅子などなんでも揃っていて安心♡「 casa mayordomo」キッズスペースもある「restaurante azucena zapoteca」オアハカの木工芸品「アレブリヘス」の巨匠・ハコボ&マリア夫妻が経営するレストラン。店内にはアレブリヘスのギャラリーも併設されていて、お買い物も楽しめます。ここにもおむつ替え台や、オアハカらしいキッズスペースも。長時間いても楽しめそう!「 restaurante azucena zapoteca」街歩きに疲れたら「san pablo」へ!「San Pablo」という施設の中には子供用の図書室があり、床に寝転がって本を読んだり遊んだりできるキッズスペースがあります。もちろん無料。疲れたらここで休憩。中には沢山の親子連れがいますので現地の親子や観光客と触れ合うこともできますよ!カラフルなオアハカの街並みを是非楽しんでくださいね!
2017年04月26日ママと子どもが日々、お世話になっている「おかあさんといっしょ」(NHK Eテレ)。今回は、長年番組制作に携わってきたNHKエデュケーショナル こども幼児部 統括部長・古屋光昭さんと、シニアプロデューサー・平岡ジュンコさん、NHK制作局青少年・教育番組部 チーフプロデューサー・山田淳さんのインタビューを前後編に分けてお届けします。前編では、毎日観ていても気付かない、子どもを惹き付けるためのワザとヒミツに迫ります! つい毎日見てしまう、その理由には仕掛けがあったんです。それだけでなく、番組の歴史から、一般の子どもが参加する収録の様子まで、たっぷりとお話を聞きました。■あくまで主体は母親だった! 「おかあさんといっしょ」誕生のヒミツ 古屋「『おかあさんといっしょ』の放送開始は1959年10月。よく日本初の幼児番組かと聞かれますが、そうではありません。初めは週に1回の放送で、情操や情緒を意識した“幼児のためのミュージカル・バラエティ”ではありましたが、『きょうの料理』などと同じく母親向けの実用番組という位置づけでした。その後、週に5日の帯番組になり、ラジオ『うたのおばさん』のテレビ版として放送されていた『うたのえほん』と1966年に統合されたことで、歌・体操・人形劇という形になりました。ちなみに『うたのおばさん』の流れもあり、初めはうたのおねえさんしかいなくて、うたのおにいさんは1971年に初めて登場したんですよ」『おかあさんといっしょ』や『にほんごであそぼ』などは在宅向け、『ノージーのひらめき工房』『ピタゴラスイッチ』などは幼稚園保育所向けと分かれており、実は幼稚園保育所向けの番組のほうが1956年から放送が始まっており、歴史は古いのだとか。■58年も番組が続いた理由は、止めなかったから!?古屋「70年代になると民放でも幼児番組がものすごく増えましたが、80年代で軒並み姿を消していきました。でも、NHKは止めなかった。90年に幼児番組を“幼児ゾーン”としてまとめて放送することにしたのがよかったのだと思います。そして、うたのおにいさん、おねえさんの速水けんたろう&茂森あゆみコンビがとても人気だったこと、さらに99年の『だんご3兄弟』のヒットもあり、そのあたりから、視聴者の感覚もだいぶ変わってきましたね。それまではテレビ番組に限らず、子どものもの=子どもだまし=粗悪品みたいに言われることもありましたが、80年代以降で大人文化と子ども文化の境目が薄れ始め、大人も子どものものを抵抗なく受け入れるようになります。逆に大人のものよりクオリティが高かったり、丁寧に作られていたりする。子どもの方が余分な情報や付加価値なしに見るので、子どもをよい意味で“だます”方が難しいんです」■2歳児を徹底研究&セグメント形式を採用 迷いの70年代からの脱却!古屋「話は戻りますが、70年代は迷いの10年だったようです。幼稚園に行く子が増えたことで、家には小さな子どもしかいなくなり、4歳~6歳がターゲットだった『おかあさんといっしょ』と社会状況がズレてきてしまったんですよね。そんな中、1979年に『2歳児テレビ番組研究会(2歳研)』が発足しました。実はこれ、アメリカの幼児番組『セサミストリート』の影響を大きく受けているんです。日本では英語番組という認識が強いけれど、もともとは子ども番組として専門家が対象年齢や子どもの能力を研究して作り込んでいるんです。2歳研では、『セサミ』と同じように発達心理学・教育心理学・教育工学などの専門家たちを含めて、2歳児を徹底的に研究したそうです」――具体的には番組にどのように生かされたのですか?古屋「まず、ひとつの番組が複数のコーナーに分かれている「セグメント形式」を取り入れました。2歳研によって幼児が集中して見ていられる時間は2~3分だとわかったので、それをひとつのコーナーの目処にすることにしたんです。また、幼児は数ヶ月の差で発達段階が全然違うのですが、対象年齢が異なるコーナーを作れば、どこかのコーナーが楽しめます。セグメントのメリットは、ダメだったらそのコーナーをリニューアルすればいいっていう取捨選択ができることにもあります。素材の反復再利用もできますしね」――たしかに再利用はありますね! 映像のサイドにラインが入っている(アナログ画面サイズ)っていう…。平岡「名作アニメや良い作り手が手がけた素晴らしい作品など、これは作り直せないなっていうのがあるんです。だから“両側がありませんけど、すみません!”って(笑)」古屋「ADさんが “この曲、小さい頃に観ていました!”とか言ってます。20年使ってるものもありますからね。でも、子どもにとってはそんな曲も初めて聞く”新曲“ですから」――親の立場からすると、懐かしい曲が流れると嬉しくなります。山田「そうですよね! あとは、激しいコーナーの後には静かなコーナー、実写の後にはアニメを放送するなど、内容の強弱にも気をつけています。せっかくのセグメントなのに、同じような内容が続いては意味がないですからね」■一分アニメの背景は白!情報量を最小限にする工夫古屋「歌の後は人形劇…というように、コーナーは月曜日~金曜日で基本的に同じ順にしています。そのほうが子どもたちも安心できるし、毎日の視聴習慣ということで変えないようにしているんです。番組を通して言えるのは、色や音などで情報量をものすごく整理しているということ。どうすれば画面に目が行くかとか、物語に集中できるかとか、子どもの情報処理能力を考えて作っています。たとえば『ともだち8にん』(一分アニメ)は、バックが白。普通のアニメは背景にもたくさん絵が描き込んであるけど、それでは情報量が多すぎる。キャラクターを見てほしいので、あえてお話で扱うものだけを描くようにしています。一分アニメは『こんなこいるかな』(86年)と同様に、幼児の実生活での事例をたくさん拾って、そのネタをもとにストーリーを組み立てていったんです。3歳は世界の真ん中に自分がいて、人の立場で考えるってことはできない時期。一緒にいても、ひとり遊びを個々にしていることが多く、協力することが難しいのです。そんな子どもたちを観て、発想して、題材にしています」■歯磨きは上手にできなくていい! 決してお手本ではない生活習慣ロケ古屋「『はみがきじょうずかな』や『パジャマでおじゃま』などの生活習慣ロケも、2歳研の頃に始まりました。あのコーナーは、会話もなく、ただ歯を磨くだけという映像を、音楽(スキャット)に乗せることでテレビのコーナーに仕立てたことがすごいと思います」山田「歯磨きの様子をただ撮影しただけでは退屈なコーナーになってしまう。音楽の尺に合わせてテンポよく見せる演出が、一見何気なく見えますが発明ですね」古屋「コーナーの目的は、自分と同じような子どもがやっているのを見てモチベーションを上げてもらうこと。うまく出来た姿を見せるのではなくて、がんばっているところを見せているんです。だから、テレビでお手本を紹介するコーナーではないんです。」――“みんながやってるから、僕もやる!”という感覚は、幼稚園や保育園での友達関係と一緒ですね。古屋「そうですね。一度はコーナーをやめたんですが、 “子どもが歯を磨かなくなったので、またやってください”という声があって復活しました」■親のほうが必死!? 子どもたちの収録の様子とは?古屋「『おかあさんといっしょ』は、一般のお子さんが出ているということが一番の特色かもしれません。子どもが番組に出ているのは、テレビを観ている子どもに親近感をもってもらうためなんです。自分と同じくらいの年代の子どもがやっていることに興味を示す年齢なので、“おもしろそう”とか“やってみたいな”という感情を持ってもらうことを目的にしています」――体操に参加せず、端のほうに立っているだけの子もいますよね。親としては“いろいろな子がいてもいいんだ”と安心します。古屋「参加する子どもは、ありのままの姿でいればいいと思っています。親御さんはせっかくテレビに映るのにって思うけど、怒るのは逆効果なんです。」山田「『おかあさんといっしょ』に限らず、収録中にある子どもがずっと無表情のことは良くあります。でも終わった後に“どうだった?”って聞くと、みんな“楽しかった”って答えるんです」古屋「子どもはどこにいても、本当は楽しんでるんだと思うんですよね。収録に来たけれどもお母さんから離れられずにヒザの上で観ているのも楽しいし、体操を後ろのほうで観ている子はそれが心地よかったりする。それはそれでいいじゃないかって思うのですが、親御さんにとってはなかなか難しいですよね。どうすれば収録に参加した子どもの集中力が途切れないか、どうやって一連の収録を楽しませるか、スムーズに事を運ぶかっていうのは、いろんな工夫やノウハウを組み合わせてやっています。それはうたのおにいさん・おねえさんの中にも引き継がれているし、“子ども係”という子どものお世話をする人たちや、われわれ制作の中にも代々受け継がれてきているんです。集合場所から移動して、収録が終わってまた同じところに戻ってくるまでに約1時間。それを1日3回やることもあって、本当に驚異的だと言われます。幼稚園単位ではなく、初めて会った知らないもの同士ですからね。以前イタリアの制作会社の人たちが来た時に、「こんなに聞き分けが良くて、この子たちは子役じゃないの!?イタリアじゃありえない!!」って、すごく驚いていましたよ」後編では3月末をもって卒業しただいすけおにいさんのお話も登場…!
2017年04月25日ママの応援とママの支援をコンセプトにスタートした「ママ100人プロジェクト」。第2弾プロジェクトとなる今回、ママが経営する「楽天市場Myu」をはじめとする人気ECサイトを中心に、2017SS新作展示会イベント『FASHION MAMA PARTY』が代官山「CARATO71」で行われ、プレスデーに取材へと伺いました!『一般社団法人MOTHER』と『楽天市場Myu』の主催で開かれた今回のイベント。普段はネットでしか見ることのできないアイテムを間近に見ながら、手に取って、実際に着て買うことができ、アイテムのオーダーを受け付けるショップもあるなど、どのブースも大変な盛り上がりを見せていました。●会場は大盛況!人気ECサイトの商品を実際に手にできるまたとない機会だけに、当日はオシャレなママたちを始め多くの人が会場を訪れていました!ブランドのオーナーを務める人もママが多く、商品の着心地や使い方を直接聞きながら買うことが可能。手作り感もある会場で、お店とママたちの距離が近くみなさん笑顔の絶えない様子が印象的でした。お子さまと一緒に参加さされているママも多く、会場は大盛り上がりを見せていました!●貴重な話が盛りだくさんのトークショーイベントでは、起業家ママやママモデルによるトークショーも開催されました!まずは、今回のイベントを主催した『一般社団法人MOTHER』の代表・小澤あきさんのあいさつからスタート。活躍するママの応援と困っているママの支援を通して、世界中のママたちを笑顔にしていきたいとの熱い思いが語られました!今回のイベントでも、売り上げの一部をあしなが育英会へ寄付することが予定されています。そしてトークショーがスタート!イベントを主催する『楽天市場Myu』代表の岩科茜さんのあいさつ後、モデルのこばやしゆりさんとMAYUさんが登壇。ひときわ大きな歓声が上がっていました!現在の活動を始めたきっかけや、子育てについて。また、Instagramの使い方やママとしての生き方などトークは幅広く展開。自宅で仕事をすることもあるだけに、子どもが帰ってきたら手を止めて一緒に過ごすことを大切にしながらも、「仕事は楽しいことなんだよ」と頑張る背中を見せるようにしているなど、仕事と子育てのメリハリに難しさや楽しさを感じているということでした。●ブランドによるファッションショートークショーの後は、今回のイベントに出店している各ブランドのファッションショーが開催されました!各ブランドの特徴や背景などが紹介されつつ、モデルさんたちが次々とポーズを決めていきます。最後に登場した女の子にはひときわ大きな声援が集まっていました♪----------ママになると、家のことや子育てに追われ、自分でオシャレを楽しむということが次第に難しくなっていくかもしれません。しかし、会場を訪れたママたちのキラキラした表情を見ると、みなさんがオシャレに興味を失ったわけではないことがよくわかります。“現役ママたちによるママたちのためのイベント”という雰囲気が感じられた「FASHION MAMA PARTY」。普段、子育てに追われなかなか息抜きできないというママも多いと思いますが、こういったイベントをきっかけに他のママたちと交流を深めるきっかけにもなると良いですね。●文/パピマミ編集部
2017年03月31日こんにちは、イラストレーターの栗生です。ぼちぼち春がやってきますね。わが家では夜、子どもが寝ながら徘徊を始める季節です。今回は「乳幼児の夜間の移動」についてご紹介したいと思います。子どもって、寝てる時も動くんですよね。それはもう、寝相の範ちゅうを超えてるんじゃないかというくらい…。小さい子をお持ちのみなさんは、夜、どのようなポジショニングで就寝していらっしゃるのでしょうか。わが家は6畳間にダブルの布団2組とベビー布団を並べて敷き、家族4人が横一列になる布陣で寝ています。そしてこちらが勢力図です。今、「なんで私はこんな火薬庫みたいな位置で寝てるんだろう…」と思ってしまいましたが、・子ども同士の衝突を避ける壁の役割・子どもが布団から飛び出したら掛ける・赤子が起き出したら乳をやり寝付かせる(乳離れ前)という機能を果たしていたんですね、多分。しかし、私も壁である以前に人間ですので、辛くなったら子どもたちの足元の安全地帯で寝ることにしています。一方、父は布団の端から動くことができない辺境の民。常に上の子の脅威にさらされています。私が初めて子どもの睡眠移動を目撃したのは、長女が8ヶ月ぐらいの赤ちゃんのころでした。寝室を何気なく覗いたところ、そこにはなんと寝ながらハイハイで徘徊するわが子がいるではないですか!あっけにとられて眺めているうちに、赤子は布団2組分のスペースをぐるりと一周して元の位置に戻ってきました。そういえば、私も幼少のころ朝起きたら180度回転していた、ということがしょっちゅうありましたっけ。しかし、1歳にも満たない赤子がこんなブーメランのような動きをするとは、想像してもいませんでした。そして下の子。赤子のころから添い乳で寝ていたためか、私の脇の下をめがけて突き刺さってきます。おそらく乳を探知しているのだと思います。乳離れ後は、寝ながらにして仰向けになっている私への登頂を試みるようになりました。回転と寝返りを武器に、機動力と破壊力を誇る上の子。魚雷のごとく脇をえぐってくる下の子。この二人の間で寝るとどうなるか?父親が上の子の来襲を受ける場合もありますが、基本的に何故か二人とも私の方に寄ってくる傾向があります。先日は圧を感じて目覚めたところ、二人が両側から私の顔と首に刺さっていました。これは痛かったなあ(遠い目)。冬の間は寝室が寒いためか、二人の動きはそこまで活発ではありませんでした。温かくなると激しくなってきます。上の子曰く「布団が暑い」んだそう。乳幼児は体温が大人より高め設定だからか、ひんやりした場所を求めてジプシーのように移動しているらしいのです。それが、幼子らが旅に出る理由なのね…。と得心したところで、やってくる本格的な春。今年は勢力図がどうなるのか、母として壁として、気になるところです。
2017年03月10日2017年3月2日発売の『週刊文春』が、交際が噂されていたV6の岡田准一さん(36)と女優の宮崎あおいさん(31)の二人が、結婚へ向けた準備を始めていると報じています。宮崎さんは2011年に、当時結婚していた俳優の高岡奏輔さんと離婚していますが、 これは岡田さんと宮崎さんが不倫関係にあったことが原因のひとつとされており、それから5年以上に渡って交際を続けていたことになります。また、文春によると、岡田さんは「映画の宣伝時期に気をつけて発表しようと思う」と語っているようですが、宮崎さんの母親は娘がバツ2になることを心配して、二人の結婚に乗り気ではないということです。交際当時は不倫関係にあったことから、双方のファンは結婚に対し良い印象を持っていない様子。ネット上でも祝福の声はあまり聞こえてこないようです。●大物同士の結婚も、非難の声多数?岡田准一さんと宮崎あおいさんが結婚に向けて動いているという報道に対しネット上では、『お互いのファンが離れていきそう。祝福されない結婚をわざわざするのかな?』『二人とも好感度ダダ下がりだろうね』『ジャニーズが不倫結婚を許すかな?どっちにしても印象悪いから結婚はやめた方がいいと思う』『なんだかんだ長続きしてるってことだよね。自分勝手な者同士、案外うまくいくんじゃない?』『日本アカデミー賞って二人とも賞もらってるよね?3日の放送が楽しみになってきたんだけどwww』『正直、岡田も微妙。元旦那の高岡奏輔よりはマシってレベル』『堀北真希じゃなくて宮崎あおいに引退してほしい。旦那が大変なときに捨てて他の男に乗り換えるとか全然清純派じゃないじゃん』『すぐ離婚しそう。不倫から始まって結婚した人で、長続きしてる人いないでしょ』『「映画の宣伝時期に気をつける」って、自分のことしか考えてないよね。一番気にしないといけないはずのV6を完全に無視してる…』『岡田ってもともと高岡と親友だったんだろ?旦那の親友と不倫する宮崎あおいもろくな女じゃないな』『結婚するならV6やめてください』など、批判的な意見が多く見られました。一年以上同棲を続けているという二人ですが、周囲に反対されながらも結婚を進めることになるのか。報道が事実であれば、ファンへどのように報告するのかについても注目が集まりそうです。※画像はイメージです●文/ぶるーす(芸能ライター)
2017年03月02日次男とはちょっと違う、長男の遊び方…もしかして自閉症なの?1歳になる前の長男は、まだ自閉症だとわかっていませんでしたが、定型発達の双子の次男に比べると変わった行動をとっていました。突然テーブルに頭をゴンゴンと打ち付けたり、重ねて遊ぶコップのおもちゃを回し続けたりするのです。Upload By シュウママいずれは次男のように積み木で遊ぶようになる…私は長男の行動が気になりつつも、成長すれば変わっていくだろうと思っていました。けれど、3歳を迎える頃になっても行動に変化はありません。飽きることなく、むしろ執拗といっていいほどに繰り返される遊びに不安を抱き、私はパソコンでこの行動について検索しました。そして浮かんできたのは自閉症という文字…。思い当たることはありました。Upload By シュウママUpload By シュウママ「おいで」と長男を呼んでも目をそらされ、抱きついてくるのはいつも次男だったこと。Upload By シュウママ呼びかけに反応せず、触れることを嫌がり、たまに目があってもガラス玉のような瞳で私を見ていたこと。そこに母への甘えや愛着といった感情は一切読み取れなかったのです。3歳になってすぐ、こども病院の保健発達課を受診しました。結果自閉症であると診断され、お医者さんからは療育へ通うことをすすめられました。悲しみにくれる間もなく、市役所で療育への入園手続を済ませた時、これからどうなるのか――という不安が押し寄せてきたのを覚えています。初めてひとりで療育に行く日も、淡々としている長男。ママに甘えてくれる日は来ないのかな?Upload By シュウママ不安な気持ちを抱えたまま数ヶ月がたち、やっと療育に通えるようになりました。桜の舞う4月の入園日、どうかこの子がママと言って甘えてくれますように、そう願いました。もし言葉が出なくても、せめて嫌がることなく抱きしめさせてほしいと思いました。けれど長男は初めて一人で通園するというのに、お母さんと別れて悲しい、嫌だというそぶりも見せず、淡々とした表情でバスに乗り込みました。長男を見送りながら、そんな日がくることはないのかな……と悲しい気持ちになりました。それほど当時の長男は、感情というものがみえにくい子どもだったのです。療育に通うことで表情が少しずつ変わり始めた!けれど療育に1年2年と通ううち、長男の表情が目に見えて明るくなっていきました。ふれあい遊びという時間では、先生方は音楽に合わせて長男のお腹をくすぐったり、リラックスさせて顔や手足に触れたりします。お友達と手をつないだり人同士が《触れ合う》練習をさせていくことで、次第に長男は触られることを嫌がらなくなりました。そして少しずつ笑顔も増え、表情が豊かになっていったのです。Upload By シュウママ後追いすらしなかった長男が、初めて母の私に見せてくれた表情は…療育に通って3年目の時だったと思います。その日は親子で通園する日だったのですが、父兄の懇談会が重なっていました。私はクラスで一緒に過ごした後、長男と別れ、懇談会のあるホールへ移動しました。懇談会が終わった後、私はもう一度長男のいる教室を覗きました。給食を取りにいこうとする長男の姿が見えました。特に私の姿を探しているようには見えません。普段から私を後追いしたり求めたりしない長男です。Upload By シュウママたぶん反応しないだろうなと思いながらも、私は先生の後ろに隠れ、ぱっと現れて声をかけてみました。すると長男はビックリした顔をして突然手で顔をおおい、その場にしゃがみこみました。えっ?と思って見ていると、長男はぱっと立ち上がりました。覆っていた手をはずしたその顔には満面の笑みが浮かんでいました。Upload By シュウママこんなに嬉しそうな長男の顔をはじめて見た――そう思ったとき、長男が私の元に走りより腰にしがみついたのです。Upload By シュウママ「ママ、帰ってきてくれた。もう離れちゃだめだよ!」私にしがみつく息子の強い力を感じながら、私は初めて療育へ来たときの願いが今、叶ったのだと涙がでました。自閉症児の親だからこそ、子どもの小さな変化が大きな幸せになる長男が私に体を寄せてきたり、膝に乗って甘えたり、目に見える形として愛情を示してくれるまで、長い長い時間が流れていました。この子が自閉症でなければよかったのに、何度も何度も思いました。けれど甘えてきたり、言葉を話したりすることが生まれつきの障害ゆえ、すぐにできない子どももいるのだということを療育へ通ううちに知り、決して私は一人ではないんだと多くの親子さんとの交流の中で気付きました。そして親子通園でたくさんの子ども達を見ながら、どんどん成長して変わっていく様子も見させていただきました。そのたびに思ったのが、発達がゆっくりな子どもの初めての瞬間に立ち会えることは、とてつもなく幸せだということ。例えば「お母さん」というたった一言の言葉を投げかけてくれるそれだけでも……定型のお子さんが自然に身に付けたことを、何倍も時間をかけてできるようになったとき、ほんとうに大きな大きな喜びを運んでくれるのです。おそらく、当時の私のように感情を示さないお子さんに不安を抱えている方がいらっしゃると思います。けれどその暗闇はずっと続くわけじゃないんです。いつかその子だけにしかできない、大きなご褒美をお母さんに届けてくれる日がくるということをどうか、知っていただければと思います。
2017年02月28日五感の中でも視覚から得られる情報はとても多いといわれています。それは目で楽しむ要素の多い絵本にもあてはまるかもしれません。勉強して賢くなる。運動して運動神経を養う。同じように感覚的な部分を磨くのに役立つのが絵本ではないでしょうか。今回は 絵本ナビ 協力のもと、子どもの五感を刺激する一風変わった「アート絵本」を選んでみました。あおくんときいろちゃん作・絵:レオ・レオニ/訳:藤田 圭雄/出版社:至光社 「あおくんときいろちゃん」(絵本ナビ紹介ページ) パパとママと暮らす主人公・あおくんには友だちがたくさん。仲良しのきいろちゃんと遊びたくて留守番中に遊びに出かけてしまいます。街角で会ったきいろちゃんとくっついて、みどりちゃんになってしまった2人はパパとママから「うちのこじゃない」といわれ…。色を登場人物にするという発想はなんとも斬新! でも読み進めていくと登場人物に命が宿って見えてくるから不思議です。「色は混ざると別の色に変化する」ことに興味を持つお子さんもいるようですね。きりのなかのサーカス作・絵:ブルーノ・ムナーリ/訳:谷川 俊太郎/出版社:フレーベル館 「きりのなかのサーカス」(絵本ナビ紹介ページ) ブルーノ・ムナーリは独創的な発想を開花させ続けたイタリアのアーティストです。子どもの創造教育に力を尽くしてきた彼はこの絵本でことば、色、かたち、素材の魅力を伝えています。トレーシングペーパーという透ける素材が霧にけむるミラノの街を表現し、読者はページをめくるたびに異国の街中をさまよっているような感覚に…。一転してあらわれるカラフルでゆかいなサーカスの場面が強烈なインパクトを残すのは、前半シーンとのギャップの大きさゆえなのかもしれません。せんをたどって作・絵:ローラ・ユンクヴィスト/訳:ふしみみさを/出版社:講談社 「せんをたどって」(絵本ナビ紹介ページ) 表紙からのびる1本の線を指でたどっていくと、どこまでもどこまでも続いていく…。絵本のすべてがたった1本の線で描かれているこちらの絵本では町から村へ、空から海へと線の旅が楽しめます。風景、木々、人の顔、車、飛行機など「ここまで1本で描けるんだ!」という驚きと美しい絵がページをめくるたびに広がり、線をたどり続けたお子さんからは「ちゃんと全部つながってる!」なんて感動のひと言が聞こえてきそう。表紙の見える本棚にかざって眺めたい、デザインもおしゃれな絵本です。イルミネイチャー絵:カルノフスキー/文:レイチェル・ウィリアムズ/出版社:河出書房新社 「イルミネイチャー」(絵本ナビ紹介ページ) 3色のマジックレンズをのぞくと別世界があらわれる仕掛けを盛り込んだこちらの絵本はミラノに拠点を置くデザイン・デュオが完成させたもの。ジャングル、砂漠、山脈、森林、草原、大海など動物の多様性に富んだ10の地域をレンズをのぞきながら探検! 登場する180の野生生物たちは昼・夜と活動時間帯で分けられており、習性などの説明文もあるため、知らない知識を深めることにもなるよう。色彩の美しさと迫力、その両方を仕掛けとともに楽しめる絵本です。まるまるみっけ作:アンディ・マンスフィールド/出版社:ひさかたチャイルド 「まるまるみっけ」(絵本ナビ紹介ページ) 仕掛けを駆使して問題に挑む、三次元ポップアップパズル絵本がこちら。赤、オレンジ、黄、青、水色、緑、紫の7色のまるを押したり、引いたり、はたまた持ち上げたりして隠されたまるを見つけます。シンプルな仕掛けに見えますが正解するには頭をひねらなければなりません。挑戦が難しい小さなお子さんには、まず大人がお手本を見せてあげましょう。意外なところから見つかる「まる」は子どもの好奇心を刺激してくれるはず。工夫する大切さを学び、発想力を養う知育絵本の役割も担っています。豊かな感性を育むためには難しい遊びに取り組ませたり、特別な場所や環境に身をおかせる必要がある、と感じる人もいるかもしれません。でもそれではママも疲れてしまいますし、何より子ども自身が楽しめなくなってしまうことも。外に出て泥だらけになるまで遊ぶ、いろんな味の料理を一緒に作ってみる、家族でいろんなことを話す、たくさんの声や音を聴く…。五感はそうした日常生活の中で自然に養われていく部分も少なくないのではないでしょうか。データ協力: 絵本ナビ
2017年02月16日6か月になる息子を連れてメキシコへ!なんとか12時間のフライトもクリアし、無事にメキシコの地を踏むことができた我が家族。メキシコシティで友人の歓迎を受け、旅はスタート。メキシコ国内各地を移動した私達は、いくつかのタイプの宿に泊まりました。今回は、子連れ海外旅行での宿の選び方をご紹介します。宿選びで重要視したことは…今回は子連れということもあり、これまでとは違った視点で宿を選びました。1・子連れ歓迎かどうかサイトなどで子連れNGと書いていないか、また口コミなどで子連れのファミリーが泊まっていたかなどをチェックしました。2・広いベット、もしくはベビーベッドがある小さな子どもとは言え、寝床は大事。海外では、ベビーベッドがある宿も少なくありません。3・簡単なキッチンが付いている旅行時は6ヶ月。まだ離乳食ははじめていませんでしたが、お湯が沸かせたり、簡単な調理ができる程度のキッチンがあると安心。ということで、簡単なキッチンがついているかどうかもチェック。4・アクセス便利な場所にあるオムツ替え、授乳、昼寝…など、何かと細々宿に帰ることも多くなるので、街歩きの途中でちょくちょく帰れる立地の宿を選びました。5・できれば、リーズナブルなところでもちろん、値段もできれば抑えたい…ということで、私達が選んだ宿をご紹介します。とても便利だったAIRBB!今では日本でも何かと話題の民泊( AIRBB)。メキシコでもとてもポピュラーで、様々なタイプの宿を探すことができます。オアハカという街では、MARYさんというご一家の宿へ。キッチンはご家族の方と共用でしたが、お部屋は別棟になっており、広々としていました。また、6か月の息子連れということを伝えるとベビーベットを用意してくれていました。なんと、ハンモックも!ご一家はとても親切。息子はオーナーご一家にとても可愛がってもらい、いつも気にかけてくれ、快適に過ごすことができました。また、首都メキシコシティではこちらに宿泊。こちらは下の階にオーナーさんご一家が住んでいました。ベットも広々、簡単なキッチンもついています。AIRBBのサイトで、子連れ/ファミリーOKと書いてあるところを選び、申し込みの際に6か月の息子がいることを伝えておいたので、親切に対応してもらえ、安心して泊まることができました。お値段も一泊一部屋4~5000円程度とさすがリーズナブルでした。宿によってはちょっとしたホームステイ感覚も味わえ、ホテルとは違った楽しみ方ができます。民泊、おすすめです!かわいいホテルにも泊まりました♡せっかくだからかわいいホテルにも泊まりたい!というわけで、サン・ミゲル・デ・アジェンデという街では、こちらのホテル「 CASA CARLY」に泊まりました。外観も内装もメキシコらしくとってもかわいい!お部屋は一棟ずつ独立した離れのようになっています。小さなキッチンも付いていました。こちらは一泊一部屋約8000円程度。AIRBBよりはお値段ははりますが、とてもかわいく、快適なホテルで大満足です。町歩きメインの大人だけの旅行ならともかく、小さな子どもとの旅行は、宿にもこだわりたいもの。お部屋のなかにいても、存分にメキシコを感じられる宿にして大正解!子どもに優しい宿選びで、家族ともに快適な旅にしたいですね!
2017年02月11日やっと固まった、娘の不登校と向き合う決意出典 : 不登校の子どもや、障害のある子どもを育てていると、世間一般的な子育てをするだけではうまくいかず、悩んだり、選択を迫られたりする場面が多いと思います。自分の子育てに対する考え方を問われるようなこともあるかもしれません。私の娘は小2で不登校になり、小4でアスペルガー症候群と診断されました。娘を育てていく中では、「学校とどうやって付き合うか?」「勉強はどうするか?」「昼夜逆転、パソコン・ゲーム漬けをどうするか?」「発達障害の療育はしなくていいのか?」など悩むことばかりでした。問題とぶつかるたびに、主治医と相談したり、本やブログを読み漁ったり、相談機関にかかったり、親の会で話を聞いてもらったりと必死で手掛かりを求めました。ときには失敗して娘も自分も傷つきましたが、だんだんと「私はこういう考えで娘を育てていく」という気持ちが固まっていきました。私の考え方は、「学校も勉強も無理しなくていい。昼夜逆転でもいい。娘の心が元気であることを第一にして本人を信じて、任せて、待つ」です。発達障害については発達障害者相談センターで「今のままの育て方で問題ありませんよ」と言われたので、特別なことはしないでおこうと決めました。こうやって自分なりの考え方をしっかり持っていれば、迷わず娘を育てて行けると思っていました。しかしそれでも、周りの声や世間の常識、自分のなかに巣食っている価値観に、何度も迷い自分を見失いそうになったのです。そんなときにどうやって対処してきたのか、私の経験を書きたいと思います。私の育児は間違っているの…?周りの声に気持ちは揺れ動く出典 : 私が仕事をしていたときのことです。お昼休みはどうしても職場の人と話す機会が多いですよね。そこで子どもの話になったとき、私は嘘をつきとおすのも疲れるので「娘は学校に行ってないんですよ」と正直に話すわけです。すると、年上の先輩お母さんには、「のんきなお母ちゃんやねぇ」と言われ、高卒すぐの子には「学校だけは行っといた方がいいですよ」と言われ…周りからの言葉に、「私は怠慢なのかなぁ、もっと娘にとっていい方法を探さなくてはいけないのかなぁ」と心がかき乱されて、どっと疲れてしまったのです。そして、突然焦って塾を探したり、居場所を探したり、福祉サービスを探してみたりと、すっかり自分を見失ってしまいました。そのときだけではありません。例えばブログなどで、「不登校だったけど親がしっかり支えて学校に通えるようになった話」を読んだときや、新聞で引きこもりの記事を読んだとき。私の中の「子どもは学校へ行って就職して独立して一人前。それは親の義務。」という刷り込まれた価値観がムクムクと顔を出し、「本当に子どもに任せていて大丈夫なの?」「このまま引きこもりになったらどうするの?」と不安でいっぱいになってしまいます。そして「うちの子は簡単な計算もできないし、雑談もうまくできないし、家の中で好きにさせていたら本人のためにならないんじゃないのかな…。私が何もしないのは努力不足なのかな?」と自信がなくなってしまうのです。大事なことを思い出させてくれたのは、同じ悩みを持つ仲間たちだった出典 : そんな私に大事なことを思い出させてくれたのが不登校の親の会の仲間たちでした。「娘さんにはね、今は『世界は安心なところだ』ということを確認してもらうのが先ですよ。この前、編み物カフェにいったでしょ?それだけでもすごいことなんだから、できたねって一緒に喜んだらいいんです。無理に新しいことをしなくていい。」「娘さんは『ちゃんとやらなければいけない』と思い込んで、外に出られない状態なんだと思います。何かできた、気持ちよく体を動かせたとかいう『今はこれが気持ちいい』という体験を積み重ねていくことが大切なんですよ。」「勉強はいつでもできます。全然あせらなくていいんですよ。」そう言われて目が覚めました。私は何を焦っていたのだろうって。もう少しで、一番大切なことを見失ってしまうところでした。私たち親子にとって、いちばん大事なことは何だろう出典 : 親の会の仲間たちの言葉を聞いて、思い出したのです。娘が不登校になった当初、よく「死にたい」「私なんていない方がママが楽になる」といって泣いてばかりいました。だけど、私が娘が学校に行かないこと、勉強をしないことを受け入れて、「本人の力で立ち上がるまで待つ」と決めてからは、娘もすっかり落ち着いて家で楽しそうに過ごしていました。一番大切なことは、「生きていてよかった」と娘自身が思えること。そして、家で安心して心を休ませて、「楽しいな」と思えることが一つでも増えていくこと。それだけでいいんです。娘もこの春には中3になります。また私の心が揺れ動いてしまうこともあるでしょう。だけど、私たち親子に寄り添ってくれる親の会の仲間や教育相談の先生、支援者の方たちがいれば大丈夫だと確信しています。「お母さん、それでいいねんで。よくやってるよ」と言ってくれる人がそばにいてくれたら私は頑張ることができます。この記事を読んでくださっている方も、私のように心揺れ動きながら奮闘されているのかもしれません。しんどい育児を家族だけで乗り切っていくことは、とても難しいと私は感じています。つらい時にはためらうことなくSOSを出して、一人でも多く自分たちを応援し支えてくれる人たちとつながっていくことを願っています。
2017年02月10日2歳に近づいてくるころからはじまる「アレやだ」「コレもいやだ」「やだ・やだ・やだ」のイヤイヤ期。第一次反抗期といわれることもある2歳児は“魔の2歳児”とも呼ばれています。まさにイヤイヤ期真っ盛りのお子さんをもつ方もこれから始まるイヤイヤ期にドキドキしている方も必見の、2歳児のイヤイヤ期を上手に乗り越えるためのコツを6つご紹介します。2歳児のイヤイヤ期とは? 子どもは、2歳前後から、「○○しようね」と促しても「イヤだ」と自己主張するようになってきます。それまでは、素直にママやパパなど周りの大人の言うことを聞いていたのに、反抗しているような様子を見せてくるのが、イヤイヤ期と呼ばれる状態です。▼なんでも自分でやりたがるまだうまく自分でできないことでも、自分でやりたがるようになります。たとえば、“靴下を履く”“お茶をコップに注ぐ”など、これまで大人がやってあげていたようなことを「自分でやる!」と主張しはじめるのはイヤイヤ期の大きな特徴です。主張はするものの、まだまだできないことも多いため、挑戦したもののうまくいかずにイライラして泣いたり、暴れたりします。それでも、自分でやらないと気が済まないのが2歳頃のイヤイヤ期なのです。▼まずイヤがるママやパパから何か提案されると、本当はやりたいことであったとしても、まずは「イヤ」と否定してしまうのもこの時期の特徴です。「お散歩に行こう」「ヤダ」、「ごはん食べようか」「イヤ」と何を聞いても、最初に返ってくる答えは「ヤダ」や「イヤ」なので、一緒にいて疲れてしまうというママやパパも多いのではないでしょうか。「イヤ」と言ったものの、本当はやりたかったことである可能性も高いため少し経ってから「やっぱり行く/やる」と言い出すこともしばしば起こります。そんなときにも「そういう時期だから仕方ない」と割り切った対処法にするようにしましょう。▼夜泣きをすることも授乳することもほとんどなくなり、離乳している子も多い2歳のイヤイヤ期に突然夜泣きがはじまることがあります。2歳過ぎからはじまる夜泣きは、怖い夢を見たり、昼間にあったことを思い出していたりすることが理由だと言われています。特にイヤイヤ期は、日中に「イヤイヤ!」と激しく興奮したことで、夜中にその気持ちを思い出して泣いてしまい、夜泣きしやすくなる時期です。ひどいときには、一度起こして「大丈夫だよ」と安心させてあげると収まることがあるため、試してみてくださいね。▼イヤイヤ期って結局どんなものなの? 早い子で1歳半頃からその兆候が見られるようになってくることがありますが、2歳を過ぎ2語文(2つの単語を組み合わせること)以上の長い文を話せるようになってくると、より主張する機会が増えてきます。それは、それまで「こうしたい」という自我がなかったり、自分の思いを言葉で表現したりできなかった状態から、「ぼく/わたしは、こうしたい」という思いが芽生え、言葉で言い表せられるようになってきた証拠でもあります。イヤイヤ期の様子を“魔の2歳児”と表現し、「言うことを聞かなくなる手のかかる時期」だとする見方も多くありますが、これは“自我の芽生え”という大事な成長過程のひとつです。「イヤイヤ」が出てきたら「自我が芽生えてきたな」「順調に成長している証だ」と考えて受け止めてあげましょう。イヤイヤ期はいつから始まっていつ終わるのかイヤイヤ期は「この日からはじまって、○週間で終わる」という決まった期間はありません。個人差も大きいため、同じ兄弟でもイヤイヤ期があっとう間に終わってしまう子もいれば、「まだ終わらないの」と長く感じてしまう子もいます。一般的に、自我が芽生え、言葉が出てくる2歳頃からはじまり、3〜4歳頃にかけて徐々に収まっていくといわれています。終わるタイミングも、ある日突然「イヤイヤ」と言わなくなるのではなく、徐々に自分でできることが増えていき、自分の思いとそのときしなければならないことの折り合いを心のなかでつけることができるようになっていくことで、少しずつ変化が現れるようになっていきます。「いつかはイヤイヤとの格闘も終わる」と気長に構えておくと、ママやパパの気持ちもラクになっていきます。それまでは、コツを押さえた対処法で乗り切るようにしましょう。2歳児のイヤイヤ期にしつけは必要? 「2歳児のイヤイヤ期でのしつけがその後にかかってくる」と言われることもありますが、2歳の自己主張をすべてわがままと捉えて叱ってしまうと、ママやパパも疲れてしまいます。家庭のルールを決め、主張している内容によって必要なときにはしつけをするスタイルを取れるように、まずはママとパパとで話し合っておくのがおすすめです。具体的には、「自分で何かしたい」という欲求から、大人がやってあげようとしたことを「自分でやる」と主張しているときにはできるだけ聞いてあげるようにしても、夜寝る時間になっても「○○したいから寝ない」という主張を通そうとするのは「いけない」こととして言い聞かせるようにするなどです。イヤイヤ期の自己主張は、成長の過程においては重要なポイントとなるものです。ただのわがままなのか、成長のために必要な自己主張なのかの判断は難しいところもありますが、「言うことを聞かせたいのは、ママやパパの思い通りにしたいからではないか」「家のルールに沿えていないことなのか」を常に意識しながら対応し、必要なときにしつけをするようにしていきましょう。2歳児のイヤイヤ期に上手に対応する6つのコツ2歳児のイヤイヤ期にも上手に対応するためのコツを押さえておくことで、ママやパパも笑顔で気持ちよく過ごすことができるようになっていきます。まずは、そのコツを知り対処法を変えてみるようにしましょう。1.時間に余裕をもつと心のゆとりが生まれる イヤイヤ期に、大人がイライラさせられてしまう原因のひとつが“時間”です。特に朝は、サッと準備をして家を出たいのに「靴下や靴を自分で履きたい!」と主張し、やってあげようとするとイヤイヤされてしまうと、待っている間中、大人はイライラしてしまいます。このイライラを解決するコツは大人が“時間に余裕をもつこと”です。家を出るには15分かかると見込んで計画を立てておけば、スムーズに準備ができて5分で出られたらラッキーと思えるようになります。さまざまな場面で想定の倍以上の時間がかかると予想し行動していると、大人がイライラしてしまう回数も減っていき、心のゆとりができるため笑顔で対応してあげることができます。イヤイヤ期には、とにかく時間に余裕をもてるようにすることを最優先にして考えておくのがおすすめです。2.“急がばまわれ”で気の済むまでまずやらせる 急いでいるときほど、「自分でやる!」と言われても「時間がないからママ/パパがやるね」と、自分でやらせずに手を出したくなってしまいます。自分でやりたいと思っているのに、手を出されると子どもは泣いて暴れることもありますよね。結局、やってあげることもできず時間だけがどんどん過ぎてしまったり、無理やりやってあげてしまったことでその後ずっと子どもが不機嫌になっていつもならできることもできなくなったりというパターンも多く見られます。急いでいるときに、「自分で」と主張されたら、まずは気の済むまでやらせてみましょう。まだ自分でうまくできないことであっても、まずはやりたいという気持ちを受け入れてやらせてあげ、途中で「手伝ってもいい?」と声をかけてから手をだすようにします。子どもが自分から「ママやパパにやってもらいたい」という気持ちになるよう、うまくできなくてイライラしてきそうなタイミングを見計らうのがコツです。 “急がば回れ”と心でつぶやきながら、まずは見守るようにしてみましょう。3.選択肢を提示して”選ばせる”「○○して」と声をかけると「イヤだ」という答えが返ってきてしまいます。そのため、何かをやらせたいときには、「自分でやるのと、ママ/パパがやってあげるの、どっちがいい?」と視点を“すべきこと”をするかしないか、ではなく“だれがやるのか”に変えた質問するようにしましょう。イヤイヤ期の子どもにとって大切なことは「自分で選んだ」という事実です。「○○しなさい」「ママ/パパがやってあげる」と伝えてしまうと、「イヤだ/いいよ」の2択から選ぶことになってしまい、多くの子どもは「イヤ」を選んでしまいます。ところが「自分でやるか、やってもらうか」の2択を提示されると、“自分でママやパパにやってもらうことを選んだ”ことに満足してくれるため、無理やりやってあげようとするよりも、スムーズに受け入れてくれることも多くなるのです。選択肢はどちらも“やってほしいこと”にするか、“自分でやるかやってもらうか”にしておくと失敗せずに促すことができます。4.イライラしたら深呼吸あれこれ対策をたてていても、イヤイヤ期にはどうしてもイライラしてしまうものです。特にひどいイヤイヤ状態に陥って、どこでも寝そべってイヤイヤしてしまうようなときには、イライラも増していきます。イヤイヤ期の子どもと接していて、イライラしてしまったときにはまず深呼吸をするようにしましょう。特に、鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出す深呼吸方法がおすすめです。子どもが危なくない状況であれば目を閉じて深呼吸するのも効果的です。5.多少泣かせてもひとりになって落ち着く時間をつくる家のなかでイヤイヤされてイライラして怒ってしまいそうになったときには、多少泣かせたままにしても、トイレや別の部屋に行って、ひとりになる時間をもちましょう。何十分も離れてしまうのは危険ですが、5分程度であれば安全性を確保している部屋に置いておいても大丈夫です。思わず手が出そうになってしまったときにも落ち着く時間をもつことは効果的です。息が詰まりそうだと感じたときには、別室でひとりになるようにしましょう。6.イヤイヤは大事な成長過程だと理解するイヤイヤ期は、心の成長にとってとても大事な成長過程のひとつです。自己主張をし、自分でやろうとする気持ちが育ってきた証拠でもあり、“自分の気持ちとすべきこととの折り合いをどうつけていくか”や“我慢を覚える”ということにもつながっていきます。イヤイヤ期真っ盛りには、とにかく早く終わってほしいと願うものですが、面倒な時期ではなく、子どもの成長を強く感じられる期間だと考えを変えて対応するようにしてみましょう。イヤイヤしている姿を見て、「自己主張できるようになってきたなんて順調に成長しているな」と思えるようになったら、ママやパパにとってもこの時期が楽しいものとなっていくはずですよ。イヤイヤ期にパパにしてほしいこと子どもと接している時間はママのほうが長いというケースも多く、イヤイヤ期に対応するのもママであることは多いものです。何もかもが一筋縄ではいかないイヤイヤ期には、ママもイライラしたり、フツウに過ごすだけでもぐったり疲れてしまったりします。そんなときに、パパにしてほしいことは「大変だということを理解する」「ママと話し合って家庭のルールを認識しておく」の2つです。まずは、どうしてママがそこまで疲れているのかイヤイヤ期の大変さを理解してあげましょう。子どもと一緒に過ごすことで大変さを知ることもできますが、まずはママの話を聞いてあげるのがおすすめです。日々どんな大変なことがあったのかを聞いておくことで、子どもの姿をイメージしやすくなります。話を聞くときにはアドバイスしようとするよりも、ただママの話を聞いてあげるようにすることもポイントです。また、ママを休ませてあげたいと子どもと一緒に過ごすときに、パパがママとは違った対応をしてしまうと子どもは「どちらが正しいのか」がわからず混乱してしまうことがあります。ママと話し合って家庭のルールを把握し、イヤイヤ期の接し方を身につけておきましょう。2歳児なのにイヤイヤ期がない!? 2歳を過ぎてしばらく経ってもイヤイヤ期が一向にやってこないように思える子もなかにはいます。「イヤイヤ期がなくていい子だな」と思っていたら自己主張がうまくできない子だったということもあるため、まったくないときには注意して見てあげることも必要です。しかし、なかには、ママやパパの自然な対応が子どもに合っていて、自己主張はしっかりしているものの、いわゆるイヤイヤ期と言われる状態になっていなかったり、それをイヤイヤ期だと認識していなかったりするケースも見られます。イヤイヤ期は、絶対あるものでも必ず大変になるものでもありません。「イヤイヤ期がないかも?」と思ったときには、「自分はこうしたい」「自分でやってみたい」という自我がしっかり芽生えているかを見てあげ、問題なく成長している様子が見られれば心配ありません。「ないと思っていたら突然はじまった」ということもあるので、「そのうちはじまるかもしれない」とおおらかな気持ちで構えておくことをおすすめします。イヤイヤ期の子どもと接していると、イライラしたり、つい叱りすぎてしまったりとママやパパも疲れてしまいがちです。今回ご紹介した6つのコツを押さえて上手に乗り越えて、家族みんな笑顔で過ごせるようにしていきましょう!<参考>『乳児保育の実践と子育て支援』榊原洋一・今井和子編著/ミネルヴァ書房/2007年4月20日初版第4刷発行
2017年02月01日「もうこんなことができるようになったんだな」と、子どもの成長を強く感じることのひとつに「おてつだい」がありますよね。初めてのおてつだいは、ちょっと前まであんな小さかったのに… と涙ぐんでしまうママもいるかもしれませんね。でも中には何をおてつだいしてもらうか迷ってしまったり、おてつだいに無頓着な子にどう促していいか分からなかったりする人もいます。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと「おてつだいができるようになる絵本」を選んでみましたので、ご紹介していきましょう。できること おてつだい作:くすのき しげのり/絵:市居 みか/出版社:廣済堂あかつき 「できること おてつだい」(絵本ナビ紹介ページ) 一緒に遊んでいるのはリスくんと、クマくんと、ウサギさん、サルくん。運動会の準備のおてつだいを申し出る4人でしたが「ぼくが(わたしが)やる!」とちょっと険しい雰囲気に。でも、かごをおろしたり、ダルマを運んだり、狭いすき間にはいってしまった球を拾いにいったり…。実は、みんなちゃんと自分の得意なことをすすんでやれていました。自分にできることは何かを考え、お互いに認め合って協力すればとってもスムーズ! 誰かの役に立てる「おてつだい」の良さも知ることができる一冊です。おてつだいの絵本作:辰巳 渚/絵:すみもと ななみ/出版社:金の星社 「おてつだいの絵本」(絵本ナビ紹介ページ) 子どもがしてくれるおてつだいには何があるでしょう。こちらの絵本では子どもにもできるおてつだいのやり方が、イラストで分かりやすく紹介されています。掃除や洗濯、食事の準備、植物の水やりにゴミの仕分けの仕方などパターンもさまざまなので「これ、やってみたい!」と子ども自身がやりたいと思うおてつだいが見つかります。子どもの生活力向上にも役立ちますね。はじめてのおつかい作:筒井 頼子/絵:林 明子/出版社:福音館書店 「はじめてのおつかい」(絵本ナビ紹介ページ) 5才のみいちゃんはママに頼まれて初めてのおつかいに出かけます。100円玉を2つにぎりしめて坂の上にあるお店に向かう途中、転んでしまったり、大きな声で呼んでもお店の人に気付いてもらえなかったり…。ドキドキ緊張している主人公と同じ目線になるのか、読み聞かせると真剣に見入っているお子さんも多いようです。ママと一緒のときは起きないアクシデントも1人で乗り越えたみぃちゃん。最後に坂の下で待っていたママと赤ちゃんを見つけます。ママのわが子を心配する気持ちも伝わってくる絵本です。こじかかじっこ おてつだいのいと作:さかいさちえ/出版社:教育画劇 「こじかかじっこ おてつだいのいと」(絵本ナビ紹介ページ) 森の中にあるお裁縫屋さん。そこに住んでいる子鹿の三姉妹のうち、いちばん上のお姉さんが今回の主人公「かじっこ」。刺しゅうの糸を届けるため、かじっこちゃんは山の上にあるおばあちゃんの家へ向かいます。その道中、ケンカしている3匹のこぶたや困っている虫さんたちに出会い、山のお茶会に参加することに。幻想的で可愛らしいイラストはとてもメルヘンチックです。こんな世界なら入り込んでみたいかも…? 眠そうなまぶたのかじっこちゃんの表情がなんともいえずキュートです。ケロちゃんケケちゃんケロロちゃん おてつだいおてつだい作・絵:長野 ヒデ子/出版社:ひさかたチャイルド 「ケロちゃんケケちゃんケロロちゃん おてつだいおてつだい」(絵本ナビ紹介ページ) お父さん、お母さん、ケロ、ケケ、ケロロの3匹兄弟がおりなすハートフルなこちらの絵本には、家族それぞれに大切な役割があることを気付かせてくれます。特に生活に欠かせないのが「お母さん」の存在。どんなときも家族を支え、子どもたちを優しくサポートしてくれるお母さん。そんなお母さんが大好きな子どもたち。何気ない毎日をみんなで過ごせることが家族の幸せなんだ、と改めて感じさせてくれる一冊です。素朴でほっこりするイラストもいいですね。いかがでしたか? お手伝いへの興味を抱かせてくれる絵本をご紹介してきました。イラストの雰囲気がそれぞれ異なるので、子どものお気に入りが見つかりやすいかもしれません。絵本を読んで、おてつだいに積極的になってくれればママも大助かりですね!
2017年01月26日この世に誕生した小さな命。その命を守り、大切に育てていく子育てはすばらしくもあり、過酷でもあります。ときには苦しくて涙がこぼれ、辛く感じてしまうこともありますよね。そんなとき誰かがはげましてくれたら、応援してくれたらどれだけ心強いことでしょう。今回は 絵本ナビ 協力のもと「ママを応援してくれる」を選んでみました。ママを笑顔にする厳選の5冊をご紹介していきましょう。今日訳:伊藤比呂美/画:田昌克/出版社:福音館書店 「今日」(絵本ナビ紹介ページ) 語られる詩は作者が分からないまま英語圏に伝わっているもので、詩人の伊藤比呂美さんが日本語に訳しています。一生懸命になればなるほど子育てで頭がいっぱいになり、余裕がなくなってしまうものですよね。1日が終わるとき、自己嫌悪を感じてしまうママもいるでしょう。この絵本は「あなたはちゃんとやっているよ」と静かにほほえんでくれます。留守中ママと赤ちゃんがどう過ごしているかパパに知ってもらうにもぴったりで、夫婦間の溝を解消するキッカケにもなるかもしれませんね。ちいさなあなたへ作:アリスン・マギー/絵:ピーター・レイノルズ/訳:なかがわ ちひろ/出版社:主婦の友社 「ちいさなあなたへ」(絵本ナビ紹介ページ) アメリカで発売されるや母親たちの涙を誘い、児童書分野で大ヒットをとばした話題の絵本。この世に生まれた子どもにたっぷりと愛情をそそぎ、やさしく背中を見守りながら年老いていく母親。老いておく母への感謝の気持ちを感じながら、母と同じように母親になる子ども。自分の親を思う気持ち、わが子を思う気持ち。その両方を感じて胸がいっぱいになる絵本です。おかあさん、すごい!作:スギヤマ カナヨ/出版社:赤ちゃんとママ社 「おかあさん、すごい!」(絵本ナビ紹介ページ) 今では何でもできるように見えるけど、料理もお裁縫も最初は苦手だったことを明かすおかあさん。こんな状態でちゃんとした母親になれるか不安だったけれど、いつの間にか苦手なこともできるようになっている。等身大のおかあさんに、うれしそうな子どもの笑顔が印象的です。子どもの存在がちょっとずつ自分をママにしてくれる、子どもと一緒に生きていくだけで幸せ! そんな気付きをくれる一冊となっています。おかあちゃんが つくったる作:長谷川 義史/出版社:講談社 「おかあちゃんが つくったる」(絵本ナビ紹介ページ) 小学3年生のぼくにおとうちゃんはいないけど、ねえちゃんとおかあちゃんと3人で元気に暮らしてる。ミシンの仕事をしているおかあちゃんに「ジーパンこうて」といったら「つくったるわ」と剣道のはかまのきれですぐにジーパンを作ってくれたおかあちゃん。でも学校では「ちょっとへん」と笑われる。家族のためにパワフルにがんばるおかあちゃんのユーモアと前向きさ。どんなときだって子どものことをいちばんに考える、おかあちゃんのあたたかさが染みるお話です。おかあさん だいすきだよ作・絵:みやにし たつや/出版社:金の星社 「おかあさん だいすきだよ」(絵本ナビ紹介ページ) 子どものためと思い叱ったり、怒ったり…。そんなおかあさんの目線ではなく「こうしてくれたら、もっとおかあさんのことだいすきだよ」と子ども目線で語られているのがこちらの絵本。「はやくおきなさい! またねぼうでしょ」じゃなくて「やさしくおはようっていいながら ぎゅうってだっこしてくれたら ぼくね もっとおかあさんのこと だいすきだよ。」と語られるたび「分かってはいるんだけど…」とグッときてしまうママもいるのではないでしょうか。子どもはおかあさんが大好き。だからもっと大好きになりたい。思わず子どもを抱きしめたくなる一冊です。ママは子どものことを愛しています。子どもも同じようにママを愛しています。本当はそれだけで十分なはずなのに自己嫌悪や不安や辛さを感じてしまうのは、それだけ子どもを大事に思っているから。ときには、がんばっている自分をこれでもかと褒めて甘やかしてあげてくださいね。データ協力: 絵本ナビ
2017年01月19日その言葉を耳にしようものならニヤニヤ、ゲラゲラと笑い出し、いつまでもはしゃぐ子どもたち。みんなを瞬時に笑顔にする魔法の言葉、それが「うんち」です。今回は 絵本ナビ 協力のもと、「うんちから学ぶ知育絵本」を選んでみました。おもしろさだけじゃなく、うんちの新たな一面と出会える良作ぞろいとなっています!みんなうんち作:五味 太郎/出版社:福音館書店 「みんなうんち」(絵本ナビ紹介ページ) うんちの大きさや形は動物によって違うことを、ユーモアたっぷりに分かりやすく学べる絵本です。リズミカルに並べられた文章はとても読みやすく、絵本の雰囲気にもぴったり。読み始めはニヤニヤしていた子も最後には「いきものは食べるからうんちをする」という新たな発見に納得顔。トイレトレーニング中のお子さんをもつママからは「絵本を読んだら自分からトイレに座ってくれるようになった!」なんてエピソードも寄せられています。うんぴ・うんにょ・うんち・うんご作:村上 八千世/絵:せべ まさゆき/出版社:ほるぷ出版 「うんぴ・うんにょ・うんち・うんご」(絵本ナビ紹介ページ) 「いいうんちをするためには、どうしたらいい?」この絵本では冷たいものを食べたら下痢になる、野菜をしっかり食べるといいといった、うんちにまつわる知識がつきます。カチカチのものは「うんご」、水っぽいのは「うんぴ」など、この絵本ならではの呼び方でうんちを呼び分けているのもおもしろいところ。この絵本を読めば「元気なうんちをすることの大切さ」を知ることができるので、園や学校でうんちをするのが恥ずかしい、というお子さんの読み聞かせにもおすすめです。親子の間で「今日のうんちはどうだった?」なんて会話ができるようになるかもしれませんね。うんちがぽとん作・絵:アロナ・フランケル/訳:さくま ゆみこ/出版社:アリス館 「うんちがぽとん」(絵本ナビ紹介ページ) 主人公・まあくんがおばあちゃんにもらったのは「おまる」。でもどうやって使うのか分からずに帽子にしてみたり、花瓶にしてみたり…。イスラエルの作家が描いたこの絵本はトイレトレーニングがうまくいかず焦りを感じているママに「ゆっくりやっていこう」と思わせてくれる、いい「ゆるさ」があります。うんちにまつわる絵本はユーモアにあふれた作品が多い中、こちらは愛らしい挿絵と少し長めのストーリーが特徴的。まあくんの素朴で素直な表情にもほっこりします。いっしょにうんち作・絵:ふくだ いわお/出版社:フレーベル館 「いっしょにうんち」(絵本ナビ紹介ページ) うんちがきらいないっちゃんは逃げ回ってばかり。そこへ動物たちがおまるを借りにきます。なんだか気持ちよさそうにうんちする動物たちをみて、いっちゃんは「ぼくもちょっとやってみようかな」とくまさんと一緒におまるに座り…。嫌がる子どもにどうトイレを覚えさせていくか、途方にくれてしまったときに読んであげたい絵本。自然なトイレトレーニングへと子どもを導いてくれる一冊です。うんち でるかな?作:新井 洋行/出版社:講談社 「うんち でるかな?」(絵本ナビ紹介ページ) こちらは片観音ページが下に広がるしかけ絵本。ころころうんち、迫力のうんち、飛びながらうんち、細長いうんち… など、さまざまな動物のうんちがページをめくることで露わになるというお楽しみ要素がつまっています。最後はぼくの番! トイレに座って「うーん うーん」として出てきたうんちはどんなのだろう? 自分のうんちに興味がもてるようになりそうですね。うんちはいきものによって違いがある、食べものによっても変化するといった学びがありながらも、うんちすることの楽しさ、おもしろさも教えてくれる絵本たち。今回ご紹介した知育絵本はトイレトレーニングのサポート本として活用できるだけでなく、子どもたちの笑顔をもっと増やしてくれるはずです。ぜひ、親子で楽しんでくださいね。データ協力: 絵本ナビ
2017年01月12日新しい年が始まる期待感で胸がいっぱいのお正月。久しぶりに会う家族や親せきと楽しい時間を過ごす人も多いですよね。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、読めば盛り上がるお正月絵本を選んでみました。大人数で読むとよりいっそう楽しい時間が過ごせるはずです!おえかきしりとり作:新井 洋行 鈴木 のりたけ 高畠 那生 よしなが こうたく/出版社:講談社 「おえかきしりとり」(絵本ナビ紹介ページ) 絵だけでしりとりが進んでいく物語をつくったのは大活躍中の若手絵本作家4人。全員でストーリーを考え、それぞれが完成させたイラストがしりとりでつながっている、とても豪華な一冊です。前見返しにはルール、最後にはしりとりの答えがちゃんと描いてあります。読んでいくうちに難易度があがっていくので読み応えもあり! ユーモアあふれるしりとりに親子で挑みたい一冊です。ルージュベックのだいぼうけん作:アガット・デモワ ヴァンサン・ゴドー/訳:うちだ さやこ/出版社:アノニマ・スタジオ 「ルージュベックのだいぼうけん」(絵本ナビ紹介ページ) 絵本と一緒についてくる赤いセロファンがはられた「まほうのルーペ」。そこをのぞきながら絵本をめくると、別の世界が見えてくるしかけ絵本シリーズです。のぞかなければ分からない思わぬ出来事、隠されている物語…。不思議なこの絵本は「こんなところにこんなものが!」という驚きをくれ、読んでいる人の想像力をたくましくしてくれます。ウォーリーをさがせ! クイズ&ゲームブック作・絵:マーティン・ハンドフォード/訳:唐沢則幸/出版社:フレーベル館 「ウォーリーをさがせ! クイズ&ゲームブック」(絵本ナビ紹介ページ) ご存じ大人気の絵本シリーズ「ウォーリーをさがせ!」のゲームブックバージョンは、たくさんの人が集まるお正月シーンにぴったり。定番の探し物をみんなで楽しむもよし、迷路やパズル、クロスワードなどのゲームにいそしむもよし! とにかく遊べる絵本なので、飽きるヒマを与えません。永遠の名作と一緒にこちらのゲームブックも手に入れておきたいですね。トントン紙ずもう作・絵:COCHAE(コチャエ)/出版社:コクヨ 「トントン紙ずもう」(絵本ナビ紹介ページ) 紙で人形をつくり箱の上にのせ、トントンとたたきながら相撲させる「トントン相撲」。子どものころに友だちと戦いを繰り広げた人もいるのでは?「トントン紙ずもう」には力士39体が収録され、桃太郎と金太郎など昔話のキャラクター同士、夢の対決をさせることも可能です。たくさんの力士の中からお気に入りの1体を選ぶ作業も楽しく、無地の台紙やシートもついてくるので、自分だけのオリジナル人形をつくることもできますよ。たべものかるた あっちゃんあがつく原案:みね よう/作:さいとう しのぶ/出版社:リーブル 「たべものかるた あっちゃんあがつく」(絵本ナビ紹介ページ) 見るからにおいしそうなイラストが人気の「たべものあいうえお」絵本。その「あっちゃんあがつく」のカルタ版となっているこちらは、取り札・読み札が各69枚。予備の札も3枚ずつあるのでなくしても安心です。50音だけでなく「を」や「ん」の札もあるのはさすが! 絵札だけでなく、読み札もイラスト入りで楽しい工夫が満載です。カルタで遊んだ後は、おなかがすいてしまうかもしれませんね。いかがでしたか? 読めばみんなで盛り上がること間違いなしのお正月絵本をご紹介しました。ずっと家の中にいると子どもたちも退屈してしまいます。そんなときも、みんなで読んで遊んでリフレッシュ! 楽しいお正月を過ごすことができますよ。データ協力: 絵本ナビ
2016年12月29日お出かけ前にテレビで見た「今日の運勢」。結果がいいものなら「いいことあるかも!」とちょっぴり幸せな気持ちになりますよね。実は絵本の世界にもそうした運にまつわる作品がたくさんあるのをご存じでしょうか。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、運気の上がりそうな開運絵本を選んでみました。絵本を読んで、幸せを呼び込みましょう!どんぶらどんぶら七福神文:みき つきみ/絵:柳原 良平/出版社:こぐま社 「どんぶらどんぶら七福神」(絵本ナビ紹介ページ) まるで歌を歌っているような文章で、「七福神」という神さまを紹介してくれる絵本。子どもたちの中には初めてそんな神さまと出会う子もいるかもしれません。大人の私たちの中にも「誰がどんな神さまか」と問われると悩んでしまう人は少なくないはず。この絵本を読めばそれぞれの神さまの顔と特徴がよく分かります。親しみやすく、かわいいイラストと神さまの笑顔にこちらも思わずほっこりしてしまう一冊です。開運えほん作:かんべ あやこ/出版社:あかね書房 「開運えほん」(絵本ナビ紹介ページ) 今年の夏にお母さんが入院したり、遊園地で迷子になったり、仲良しの友だちとけんかして仲直りもできていない「はなちゃん」。おばあちゃんはそんなはなちゃんに「いやなこと、悲しいことは疫病神の仕業」と教えてあげます。この絵本は、はなちゃんが年神様に疫病神を追っ払ってもらおうと奮起するお話です。だるまの目は最初は片側しかいれない、まねきねこは右足でお金をまねき、左足で人をまねく…。開運にまつわるかざりものの説明が分かりやすく、たくさん描かれています。説明の難しい日本のならわしも、子どもにも楽しく理解できる一冊です。おもちのきもち作:かがくい ひろし/出版社:講談社 「おもちのきもち」(絵本ナビ紹介ページ) たれた眉、つりあがった目、まあるい体に腕を組んだ「かがみもち」が表紙の絵本。毎年お正月になると登場する、かがみもちが主人公となっているこのお話はとっても斬新! ほかのおもちが人に食べられていく姿に身の危険を感じ、家から飛び出したかがみもちの大脱走劇の結末は…。おもちの一大事ではありますが、コミカルな語り口とイラストが大人と子どもの笑いを誘います。最後はしっかりオチのつく、新年にぴったりの一冊です。おたんじょう月おめでとう1月生まれ おめでとうおめでとう作:中川 ひろたか/絵:あおき ひろえ/出版社:自由国民社 「おたんじょう月おめでとう1月生まれ おめでとうおめでとう」(絵本ナビ紹介ページ) あたらしい年を「しんぴんのとし」と表現する主人公の男の子がとてもいとおしく思える絵本。新年は新品の洋服を用意して身に付けたりする家庭もありますよね。この絵本にはいつもと変わらない見慣れた景色もあたらしく見え、1月がとくべつである理由がたっぷり描かれています。新年のハッピーな気持ちをおすそ分けしてくれる絵本なので、どの月に生まれたお子さんでも楽しめます。あけましておめでとう作:中川 ひろたか/絵:村上 康成/出版社:童心社 「あけましておめでとう」(絵本ナビ紹介ページ) 「あけましておめでとう」というお正月は、普段と何が違うでしょう。お正月前から日本の文化やお正月の風景を子どもに伝えることができます。お正月はカルタやすごろく、福笑いなど楽しい遊びもたくさん! でも羽子板の勝負で負けると、墨で顔にバッテンを書かれてしまう…。お正月ならではの伝統遊びをする機会が減った今だからこそ読んであげたいお正月絵本。文章はシンプル、大きなイラストで小さなお子さんの読み聞かせにもぴったりです。新しい年の始まりを全身で感じながら「今年はいいことがありますように!」とお願いする…。お正月は日本の文化や習慣を改めて感じられるときでもあります。みなさんの一年が今年も良いものでありますように。データ協力: 絵本ナビ
2016年12月26日クリスマスは誰もが待ち望んでいるお楽しみの日。子どもたちもその日を心待ちにわくわくドキドキ…。胸はずませながらも「プレゼント、ちゃんともらえるかな?」なんて心配もあったりするようです。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、子どもたちを笑顔にする「クスッと笑える」クリスマス絵本を集めてみました。ピヨピヨ メリークリスマス作・絵:工藤 ノリコ/出版社:佼成出版社 「ピヨピヨ メリークリスマス」(絵本ナビ紹介ページ) クリスマスをとっても楽しみにしているピヨピヨひよこ5兄弟たち。絵本を読んだり、ツリーの飾りつけをしたりして期待はふくらむものの、サンタさんがちゃんと来てくれるかどうか、ちょっぴり心配。「いいこにしています。どうか こんばん きてください。」とお願いするひよこたちがかわいくて、愛らしい! 家族みんなで過ごすクリスマスは、最後にとびきりの笑顔が待っているようです。めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス作・絵:せな けいこ/出版社:ポプラ社 「めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス」(絵本ナビ紹介ページ) 「めがねうさぎ」シリーズ、今回の舞台はクリスマスです。冬が大好きなうさこはもちろんクリスマスも好き。ツリーにするために見つけたモミの木と一緒に、昼寝中のおばけを連れて帰ってしまいます。ごちそうを食べてうさこがベッドに入ったころ、サンタさんはくまさんの家でグーグージュースを飲んで眠っていました。これはたいへん! 横で話を聞いていたおばけは「ぼくもいくよー。」さてさて、最後はどうなることやら…? 貼り絵の美しさにも注目ですね。おおきいツリー ちいさいツリー作・絵:ロバート・バリー/訳:光吉 夏弥/出版社:大日本図書 「おおきいツリー ちいさいツリー」(絵本ナビ紹介ページ) ウィロビーさんのお屋敷に届いたクリスマスツリーは大きすぎて先が天井につっかえちゃう! そこで先をちょん切り、残りは小間使いへ。机の上に置いてみると先がちょっぴり邪魔なのでまたも先をちょん切って、庭師へ。先を切られるたび、ツリーは誰かの部屋やおうちを特別な空間に、みんなを幸せにしてくれます。場面ごとに異なる飾り付けを見るのも楽しい一冊。サンタのおまじない作・絵:菊地 清/出版社:冨山房 「サンタのおまじない絵本」(絵本ナビ紹介ページ) 子どもたちの嫌いなものといえば「野菜」ではないでしょうか。そんな野菜がクリスマスプレゼントに届いたら、子どもたちからはきっとブーイングがおこってしまうかも。でもこの絵本の野菜は一味違います。おまじないを唱えると、野菜は次々と別のものに大変身! 切り絵の楽しさがつまった絵本なので、画用紙を引っ張り出して同じように変身させてみるのもいいですね。さむがりやのサンタ作・絵:レイモンド・ブリッグズ/訳:すがはら ひろくに/出版社:福音館書店 「さむがりやのサンタ」(絵本ナビ紹介ページ) ボリュームのある白ひげと真っ赤な丸い鼻のサンタクロースが表紙の絵本。小さなコマ割りのマンガを見ているような感覚で読み進めていきます。「ふゆはいやだよ まったく!」なんてグチをこぼしているのも、ペットたちにエサをあげるのも、しっかりドアに鍵をかけて出かけるのも、親近感がわいて笑えてきます。12月24日のサンタさんもみんなと同じような朝を迎えているんだなぁ… とほっこりできる一冊です。ちょっとユーモアのあるクリスマス絵本、いかがでしたか? 年末の恒例行事となっているクリスマスにも、たくさんのストーリーがあるものです。家族でクスッと笑える絵本時間をぜひつくってみてくださいね。データ協力: 絵本ナビ
2016年12月08日「いち、に、さん、し…」教えてあげたわけではないのに、いつのまにか数を数えられるようになっていく子どもたち。数字が好きで「何でもかんでも数えたい!」という子もいれば、反対に「数えるのは苦手」という子もいますよね。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、楽しく「かず」や「さんすう」とふれあえ、学びとなる絵本を選んでみました。1、2、3どうぶつえんへ作・絵:エリック・カール/出版社:偕成社 「1、2、3どうぶつえんへ」(絵本ナビ紹介ページ) 走る汽車の1両目にはゾウが1ぴき、隣の車両にはカバが2ひき…。後ろにいくほど動物の数が増えていく、字のない絵本です。たくさんの動物たちをのせた汽車が行きつく先は…? 数そのものへの興味が出てきたころにもぴったり。また、描かれた数字と動物の数が合っているか、自分で確かめられるようになった年齢のお子さんにもおすすめです。かぞえておぼえる かずのえほん作・絵:島田 ゆか/出版社:鈴木出版 「かぞえておぼえる かずのえほん」(絵本ナビ紹介ページ) 家の中のいつもの風景。そこから数えられるものを探すのが楽しい絵本。その数字はなんと1から100まで! 最後まで数えられなくても「〇〇はどこにある?」なんてクイズ形式で問題を出して、描きこまれたイラストをじっくり楽しむこともできます。少し大きな数が数えられるようになったら数が合っているかどうかを確かめるべく、挑戦させてみるのもいいですね。ものによって数え方が違うことも、この絵本なら自然に覚えることができます。1つぶのおこめ 作・絵:デミ/訳:さくま ゆみこ/出版社:光村教育図書 「1つぶのおこめ」(絵本ナビ紹介ページ) 小学校低学年からの読み聞かせにおすすめの、ちょっと変わった「さんすうの昔話」です。もとになっているのはインドで昔から伝わってきたお話。自分のことしか考えないケチな王様に、ある提案をする女の子。それは、王様もびっくりの「さんすう」の知恵でした。数って不思議! と考えさせられる奥が深い絵本。異国の物語らしさを感じさせる、エキゾチックな挿絵も魅力のひとつです。算数の呪い 作:ジョン・シェスカ/絵:レイン・スミス/訳:青山 南/出版社:小峰書店 「算数の呪い」(絵本ナビ紹介ページ) 「たいていのことは、算数の問題として考えられますよ」といったフィボナッチ先生のせいで、女の子の頭の中は朝から問題だらけ。まるで呪いをかけられたみたいに感じる不思議なお話のラストは、どうなるのでしょう。一部が大きく太字になったり、枠の中に入っていたり、文章の配置やデザインもおもしろい個性的な内容ですが、答えはちゃんと絵本のどこかにあるので安心してくださいね。はじめてであうすうがくの絵本1 作・絵:安野 光雅/出版社:福音館書店 「はじめてであうすうがくの絵本1」(絵本ナビ紹介ページ) 「さんすう」といわず「すうがく」と表現してあるので「大きい子向けの本かな?」と思うママもいるかもしれませんが、仲間外れを探したり、背比べをしたりと小さなお子さんと一緒に楽しめる絵本。難しい計算式を見ながら覚えるのではなく、頭をやわらかくして考えることで「すうがく」の感覚をつかみやすくなる子も。「数を数えるのは苦手」なお子さんもクイズを楽しむうちに苦手意識を克服できるかもしれませんね。小さなお子さんから小学校中学年程度のお子さんまで、幅広く「かず」や「さんすう」とふれあえる絵本を紹介しました。中には「少し難しいかな?」と思えるものもあるかもしれません。対象年齢に合った一冊をすすめてみるのも良し。動物が好き、謎々が好き、そもそも数字が大好き! など、子どもの好きなものにぴったりな一冊を選ぶも良し。「かず・さんすう」への興味を深める、キッカケづくりになるといいですね。データ協力: 絵本ナビ
2016年12月01日ママやパパの話す声、いろんな場所で目にする文字。子どもたちは物の名前と文字につながりがあることを知り、新たな発見に驚きながらもどんどん「ことば」を覚えていきます。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、赤ちゃんから未就学児程度まで楽しめる「あいうえお」絵本を選んでみました。あっちゃんあがつく たべものあいうえお原案:みね よう/作:さいとう しのぶ/出版社:リーブル 「あっちゃんあがつく たべものあいうえお」(絵本ナビ紹介ページ) 「あっちゃん あがつく あいすくりーむ」で始まるこちらの絵本には、おいしそうな食べ物がたくさん出てきます。ページごとにストーリーを感じるので「もしかしたらこの後はこうなるのかな?」なんて想像しながら新たなページをめくるのが楽しい! いちごじゃむを塗られているトーストや、すっぱい梅干を食べたくまの子の表情がなんともいえず愛らしいです。あいうえおべんとう作・絵:山岡 ひかる/出版社:くもん出版 「あいうえおべんとう」(絵本ナビ紹介ページ) あいうえお、の言葉でできあがるお弁当って? なるほど「あ」は、あすぱらがす。「い」はいちご、「う」はうずらたまご、「え」はえびふらい、「お」はおにぎり。この調子で、ら行まで登場する色とりどりのおいしそうなお弁当たち。物語の最後はみんなで「いただきます」! 明日のお弁当づくりのヒントになるのも、ママにはうれしいですね。リングカード・あいうえお 作・絵:とだ こうしろう/出版社:戸田デザイン研究室 「リングカード・あいうえお」(絵本ナビ紹介ページ) 約8×16cmの美しい曲線を描くリングカードは全部で46枚。車に動物、食べ物などシンプルで分かりやすいイラストが大きく描かれているので、小さなお子さんとも絵を使った親子のコミュニケーションが可能です。感性を刺激するカラフルなカードは、赤ちゃんの目にもくっきりと映ります。イラストの裏には物の名前が書いてあります。子どもの頭の中で「絵とことば」が頭の中でつながる瞬間を、間近で目にできるかもしれませんね。 ぐりとぐらのあいうえお 作:中川 李枝子/絵:山脇 百合子/出版社:福音館書店 「ぐりとぐらのあいうえお」(絵本ナビ紹介ページ) 「あさ いもほり うでまくり えんやらやっと おおきなおいも」「なんとまあ にんじん ぬいたら ねっこのひげが のびほうだい」など、リズミカルにことば遊びが楽しめる絵本。ぐりとぐらシリーズは初めてというお子さんも、くまやきつね、いのししやろばなどたくさんの動物が登場するので見応えたっぷり。12×12cmのコンパクトサイズなので持ち歩き用にもおすすめです。くろくまくん あいうえお 作・絵:たかい よしかず/出版社:くもん出版 「くろくまくん あいうえお」(絵本ナビ紹介ページ) あいうえお、を口にするときってどんな顔になるのかな? 大きくお口をあけたら「あ」、真っ白な歯を見せて「い」。しろくまくんの後に続いて、ぶたくんやねこさん、うさぎさんらほかの動物たちもマネする様子が可愛らしい! 顔マネだけじゃなく、立ち姿などのポーズも真似れば全身運動になるかも? 50音を覚える前の予行練習にもおすすめの一冊です。何気ないようで計算しつくされた「ことば」の数々。子どもたちが楽しく、そして覚えやすいように考えられたひらがな絵本を紹介しました。歌うように読んであげたり、ママも一緒になってマネっこしたり、親子で楽しくことば遊びしてみましょう!データ協力: 絵本ナビ
2016年11月24日子育て中、頭を悩ませてしまうのが「性」の話題ではないでしょうか。何気なく聞かれた質問にどう答えればうまく伝わるのか、一瞬言葉につまってしまった経験は誰しもあるかもしれません。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、子どもでも分かりやすい性にまつわる絵本を集めてみました。おちんちんのえほん作:やまもとなおひで/絵:佐藤 真紀子/出版社:ポプラ社 「おちんちんのえほん」(絵本ナビ紹介ページ) 性にまつわる単語を、子どもはおふざけに扱ってしまいがち。この絵本は、表紙を見て「おもしろそう!」と手にした子に、男女による性の違いや排泄のこと、性犯罪や成長に伴う体の変化など幅広い知識を授けてくれます。ごまかさず、照れることなく子ども目線で疑問を解決してくれる、幼児向け性教育の良作です。ぼくどこからきたの?作:ピーター・メイル/絵:アーサー・ロビンス/訳:谷川 俊太郎/出版社:河出書房新社 「ぼくどこからきたの?」(絵本ナビ紹介ページ) 「赤ちゃんはどうやって生まれるの?」1度はこの疑問を投げかけられたことのあるママも多いはず。この問いかけに、楽しいイラストと的確な言葉で応えてくれるのがこちらの絵本。子どもたち自身に「どこからきたと思う?」と先に考えさせることで、その後の説明がすんなりと心に残ります。時にはユーモアを交えながら赤ちゃんの誕生を学べる一冊。あかちゃんはどこから?作:ローズマリー・ストーンズ/絵:ニック・シャラット/訳:やまもとなおひで/出版社:ポプラ社 「あかちゃんはどこから?」(絵本ナビ紹介ページ) あたたかい語り口のこの絵本では、男女の体が違うことに意味があることを教えてくれます。親の持つ「ありのままをありのままに伝えたい」という思いに応え、寄り添ってくれる一冊。赤ちゃんはどうやってできて、どうやって生まれてくるのか。親にごまかされてしまった自身の経験から「自分の子には本当のことを伝えたい!」というママにもおすすめです。 おんなのこってなあに? おとこのこってなあに?作・絵:ステファニー・ワックスマン/訳:山本 直英/出版社:福音館書店 「おんなのこってなあに? おとこのこってなあに?」(絵本ナビ紹介ページ) 男の子、女の子。違うところは何でしょうか。好きな遊び? 好きな色? 好きなこと? 実は、違うのは「体のつくりだけ」。この絵本では性だけじゃなく、個性を認めあう大切さを知ることができます。いろんな国の子どもたちが写真で登場し「この子は男の子? それとも女の子?」と言い合いながら読み進めていくと、最後には大人の男女の姿。「偏見を持たず、お互いを知って大切にしあうことが大事」と、大人にも気付きのある名作です。性の絵本(全5冊)編著:山本 直英 高柳 美知子 安達 倭雅子/絵:木原 千春/出版社:大月書店 「性の絵本(全5冊)」(絵本ナビ紹介ページ) 全5巻がセットになった、小学生中学年~中学生向きの性の絵本。「生きるってどういうこと?」「子どもから大人へ生きる」「女と男、ともに生きる」「なぜ、こんなことして生きているの?」 「生きていくからききたいこと」にテーマが分けられ、性についての科学的な知識をまっすぐに伝え、「生きる」ことを前提に性を学ぶという視点で編集されています。年齢にそって、子どもたちにアプローチしたい絵本です。情報の渦の中で生きる時代だからこそ、正しい知識を教える機会を設けるのは大切なこと。タブーにするのではなく、疑問を口にしやすい雰囲気づくりも性の理解への第一歩となっているのかもしれません。 データ協力: 絵本ナビ
2016年11月10日この日は代官山に、うさぎの“とんすけくん”の爪切りに来た帰り、blossom39に立ち寄ってくれたファミリーをキャッチ。1歳過ぎたかずきくんは、そろそろ歩きたいさかり!コンパクトなB型ベビーカーを探しにきてくれました。今愛用しているコンビのベビーカーも、軽くて片手で開け閉めできて便利だそう。しかし、ちょっとそこまでのおでかけなどに使うコンパクトなB型ベビーカーをもう一台お探しとのこと。あんよができる1歳を過ぎると、乗り換えする子が多いですね♪抱っこ紐は、パパ&ママのどちらの体型にも合うということで、エルゴをチョイス。でも、そろそろエルゴからも卒業かな?パパとママ、よーく見るとお揃いのスニーカーを履いてみて、とってもおしゃれ♡ 仲良しパパママと元気なかずきくん&とんすけくん、癒しのファミリーでした♡
2016年11月10日子どもたちが風邪をひきやすい季節になり、薬を飲ませる機会が増えてきました。わが家には5歳と1歳8カ月の息子がいるのですが、薬を飲むことに慣れていない生後6カ月〜1歳過ぎまでは、毎食後のお薬タイムは母子ともにげんなり…。なかなか上手に飲ませられずに苦労しました。そこで、小児科の先生や薬剤師さん、看護師や薬剤師のママ友、3人を育てるベテランママなど、たくさんの人に相談し、いろいろな方法を試しました。今回はそんな経験から、わが家では、うまくいった方法、いかなかった方法を紹介。みなさんのお子さんに合う方法が見つかりますように!シロップと粉薬、どちらを選ぶ?上の子が生後8カ月で初めて薬を処方してもらったときに、特に考えなくシロップを選びました。「水で溶く手間もないし、簡単かな」というのが理由でした。でも、まわりの先輩ママに聞いたら、粉薬が圧倒的な人気。「常温保存ができる」「昼のおでかけや保育園に持って行ける」「容器代がかからない」「保存期間が長い」というのが主な理由でした。なるほど〜、とそれからは粉薬を処方してもらっています。というわけで、今回は粉薬の上手な飲ませ方に絞って紹介します。練ってペースト状にし、頬の内側に塗りつける初めて粉薬をもらったときに薬剤師さんに教えてもらった方法です。不器用な私が実際にやってみると、水の分量がうまくいかず、ペースト状にならない!あっという間にドロドロになって「どうするの、これ!?」と途方にくれること数回。残念ながら私は上手にできたことがありません(涙)。哺乳瓶の乳首部分をくわえさせ、水で溶いた薬を入れて吸わせるこれは小児科の先生からもらった薬の飲ませ方のプリントに書いてありました。1回目は成功したのですが「ミルクじゃな〜い!」とわかった息子は、2回目以降、手でブン!と乳首を払い落とし、薬が台無しに…。うちではあまり成果が出ませんでした。スプーンにのせて飲ませるこの方法はわが家では成功率50%。成功のポイントは1〜2回くらいで飲みきる量にすることです。何度も口に運んでいると、飽きて口を開かなくなります。また、果汁・スープ用の口が広いスプーンを使うと飲みやすいようです。ヨーグルトで薬をサンドして食べさせるこれは薬剤師や看護師のママ友が教えてくれた方法です。コツはヨーグルトに薬を混ぜるのではなく、サンドすること。混ぜるとジャリジャリした食感になり、子どもが嫌うのだそうです。スプーンに少量のヨーグルト、薬、ヨーグルトの順にのせてお口へ。食事のついでにでき、特別な容器が必要ないのでお手軽です!※薬は飲み方を間違うと、効かなかったり、思わぬ副作用が出てしまう場合があり注意が必要です。飲み合わせについては、医療機関に相談してください。シリンジ(針なし注射器)でチュッと飲ませる正直、これを知ってから薬の悩みから解放されました!そのくらい完璧に飲ますことができます。手で振り払われてもノーダメージ。口を開かなくても、先端を入れて一口分をチュッと出せば、上手にごっくん。ベーっと出したりすることもありませんでした。スポイトも同様の効果がありますが、シリンジの方が洗いやすかったです。Amazonや楽天でも購入可能。ハローキティやクマ、うさぎがついたタイプも販売されています。昨日成功したのに今日は失敗。。。なんてことが多いのが子育て。手を替え品を替え、その日の子どもに合ったものを試してみてください。あと「薬を飲ませなきゃ!」とママが真剣な(怖い!?)顔をしていると子どもは警戒するので、あくまで楽し気に、お薬タイムを笑顔で過ごしてくださいね。<文・写真:フリーランス記者飯作 紫乃>
2016年10月31日6ヶ月の息子を連れて、はじめての海外旅行!それも、行き先は12時間フライトのメキシコ!今回は、子連れ海外旅で最初の難関となる飛行機について。日本からメキシコまで、直行便でも12時間のフライト。飛行機に乗る準備や、予約の仕方、機内での過ごし方をお伝えします。まずは国内線で予行演習してみることに…さすがにいきなり初の飛行機で12時間は大変。パパもママも、ベビーがどうなるのか想像がつかない…。そこで、まずは国内線の、1時間程度のフライトで予行演習をすることに。我が家は、ちょうどANAのマイルがたまっていたので、金沢に一泊旅行へ行きました。何事もなく、飛行機も旅行もとっても楽しいものに!羽田と成田で違いますが、空港への移動やチェックイン、そして、離陸着陸の過ごし方など、親子ともによい練習になりました。いよいよ本番、まずは成田空港へ!出発当日、まずは成田空港へ。通常の旅行だと2時間前ギリギリくらいに空港に到着するように行きますが、やはり子連れなので時間にはかなり余裕を持って移動することに。チェックインなどの手続きを済ませてから、ひとまず授乳室へ。さすが成田空港の授乳室!ベビールームはとてもキレイで充実していました。この頃はまだ動けないので利用しませんでしたが、子供を遊ばせられるキッズスペースなどもとっても楽しそう♡来年からはお世話になりそうです。赤ちゃんなら授乳やおむつ替えを済ませるだけでも良いですが、キッズは搭乗前、長いフライトでの着席にも耐えるため、めいっぱい遊べるとよいですね!いよいよ搭乗!これは赤ちゃん連れの旅で一番大事なこと!我が家は、航空券購入時にバジネットという赤ちゃん用のベットを予約しました。席について、CAさんにバジネットの確認。離陸したら取り付けてくれるとのことで安心しました。バジネットととは、乳幼児用の飛行機内ベビーベットのこと。使用条件については航空会社によって規定が異なりますが、年齢は2歳まで、身長は65~85cm前後、体重は10~15kg前後が目安になるそう。スペースが広い最前列の座席前の壁に取り付けられることが多いようです。バシネットの確認が済んだら、次はお隣の方の確認。息子が泣いたり騒いだりするかもしれないので、お隣の方への挨拶をしておくことに…。お隣はメキシコ人男性。「息子が騒ぐかもしれませんがごめんなさい」と声をかけると、もちろん「no hay problema!(問題ないよ~)」とお返事。メキシコをはじめラテンアメリカはとても子供に寛容な国。乗り物やレストランなどで子供が騒いでも皆さん嫌な顔せず逆にあやしてくれたりすることが多いです。実は今回は、メキシコの航空会社「アエロメヒコ」を利用。メキシコを代表する航空会社なので、ラテンアメリカの乗客が多く安心でした。いよいよ離陸!バシネットは役に立った?いよいよ離陸です。離陸時、気圧の変化に驚いた赤ちゃんはよくぐずることがあるそう。そこで気圧に耐える為、耳抜きとなるおっぱいを飲ませます。席についたら授乳ケープを用意しておき、機体が上がってきたらすかさず授乳。この時にしっかり飲んでくれるように授乳時間も調整しておきました。飲み物を飲ませたりする場合もあるそうです。離陸して、機体が安定してきくると、CAさんがバジネットを取り付けてくれました。しかしこのバシネット、ひとつ大きな問題が…。ベッドのなかなか位置が高いので、座っていると中にいる息子が見えません。そのため、なかなかバジネットに寝てくれず。ほぼ抱っこの状態で過ごしました。それでも、すぐに取り出したい荷物を置いたり、とやはり重宝しました。抱っこで寝てからバジネットに移すときに失敗して泣いてしまったり…と我が子はなかなか活用できず、結局抱っこのまま寝ていることが多かったですが…。ママの安心のためにも、予約しておいてよかったと思いました。しかし、後半の数時間はやっとバジネットで寝かせることに成功!最後の最後でホッと一息つけました。もうひとつの心配材料であったオムツ交換も、トイレの中のオムツ台は狭いものの、なんとかクリア!息子の場合は、まだ寝返り直前くらいだったので、狭いなかで動きたくてぐずる…ということはあまりなく、「泣く→おっぱい→寝る」の繰り返し。来年、歩き出すようになってからが大変そうだなぁと思いました。赤ちゃん連れでの飛行機は、周りの方への気使いも多いもの。でも、きちんと最初に挨拶しておけば協力的な方が多いと思います。息子、はじめてメキシコの友人とご対面♡そんなこんなでなんとか12時間が過ぎ、着陸時も離陸時のようにおっぱいを飲ませ無事到着♪メキシコシティの空港につくと、友人が迎えに来てくれました!息子、友人と初対面!初めての異国の地でメキシコ人の友人に抱っこされて…さすがに泣くかな??と思ったら意外に上機嫌!この後、更に沢山のメキシコのファミリーの熱い抱擁を受けまくる息子…。さて、これから旅のはじまりです!滞在を通して感じた、メキシコの子育て事情などをお伝えしたいと思います!
2016年10月30日女優の宮沢りえさん(43)とジャニーズの人気グループ『V6』のメンバーである森田剛さん(37)の熱愛を『週刊新潮2016年11月3日号』が報じて話題となっていますが、意外と森田さんのファンたちは冷静なようです。森田さんは過去に、女優の上戸彩さん(31)や歌手のmisonoさん(32)、セクシー女優の美雪ありすさん(29)らと熱愛報道されており、一部ファンの間では交際相手を不安視する声も上がっていました。しかし、今回の相手である宮沢りえさんに関してはアレルギー反応を起こす人は少ないようで、ネット上ではむしろ安心したという声が多く上がっています。●宮沢りえと森田剛が熱愛発覚! ファンからは安堵の声『これまでの女性遍歴からすると素晴らしい相手。これなら結婚もありかも』『心の底からセクシー女優と別れてホッとしたわ』『剛くんもう37歳だし、宮沢りえが相手ならそろそろ良いんじゃない?』『りえさんから刺激受けて、もっといい役者になれ〜〜』『二人とも演技うまいし、お似合いだと思う』『俳優として森田剛を売り出したいジャニーズとしては大歓迎なんじゃないかな』『また変な女に捕まらないうちに結婚しちゃったほうがいい』『V6ってなにげに大物芸能人をつかまえるよね。おめでとう』『一時はどうなることかと思ってたけど、めでたしめでたし』『宮沢りえはバツイチ子持ちだけど、剛くんなら守っていけそう』などなど、ネット上では宮沢さんとの交際を喜ぶ声が多く聞かれました。舞台の共演が交際のキッカケであればまだ交際数か月ということになりますが、このまま順調にゴールインすることはできるのでしょうか。【出典画像元リンク】・出典:宮沢りえ(@rie_miyazawa_official )(Instagram)/(文/パピマミ編集部)
2016年10月28日運動会は印象に残っている、という人も多いですよね。がんばった成果が出ずに悔しい思いをしたことのある人もいれば、手に汗握る展開に大盛り上がりだった競技など、忘れられない興奮を覚えている人も。そこで今回は 絵本ナビ 協力のもと、運動会にまつわる絵本を集めてみました。ジャッキーのうんどうかい作・あいはら ひろゆき/絵:あだち なみ/出版社:ブロンズ新社 「ジャッキーのうんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ) くまの子がたくさん登場する、くまのがっこうシリーズ。今回は運動会が舞台です。兄弟の末っ子でいちばん小さなジャッキーは、大きなお兄ちゃんたちに勝ちたくて、一等賞をとりたくて…。勝てないとあきらめていたところに「速く走れる方法」を見つけて一念発起! はたして結果はどうだったのでしょう。最後にジャッキーを優しく包んでくれる、お兄ちゃんたちの優しさにもジーンときてしまう一冊。こぶたのブルトン あきは うんどうかい作:中川 ひろたか/絵:市居 みか/出版社:アリス館 「こぶたのブルトン あきは うんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ) ぶたのブルトン、イタチのアンドレ、ダルマのタカサキさんなど強烈なキャラクターが登場するこの絵本には、玉入れや綱引きやパン食い競争など「運動会」のお楽しみ要素がこれでもか! というくらいつまっています。綱引きの途中で力がはいりすぎ、ダルマのタカサキさんが思わずおならをしてしまうシーンでは、大爆笑するお子さんも多いよう。運動会の熱気や興奮がダイレクトに伝わってくる絵本です。 にんじゃつばめ丸 作:市川真由美/絵:山本 孝/出版社:ブロンズ新社 「にんじゃつばめ丸」(絵本ナビ紹介ページ) いたって普通の一軒家にすむ、いたって普通の5人家族。でも実は、忍者一家だった…! 奇想天外な設定から始まる物語の中には、廊下を素早くかけぬけたり、手裏剣をなげたり、天井にはりつくなど、子どもたちが大好きな忍者の修行シーンがたくさん! でも、つばめ丸はどうしても高いところから飛び降りる術が苦手。それでも練習を積み、むかえた忍者の運動会。ライバルとの勝負は一体どうなるのでしょうか。テンポのいい、大衆演劇のような文章も魅力のひとつ。さかさことばでうんどうかい作・西村 敏雄/出版社:福音館書店 「さかさことばでうんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ) さかさことば=回文がこんなにもスムーズに展開する絵本はなかなかありません。ゴリラ、キリン、ウマにブタなど、とぼけた動物たちが運動会を進行していくので、なんともほのぼのとした気分に…。最初は「さかさことば」に気付かない子も「ほら、この字よ~く見てごらん」と注意をうながしてみると「すごい!」と大きなリアクションが期待できるかも。耳で聞くだけでは分かりにくいので、字が読めるようになったタイミングで楽しんでみるといいですね。10ぴきのかえるのうんどうかい作・間所 ひさこ/絵:仲川 道子/出版社:PHP研究所 「10ぴきのかえるのうんどうかい」(絵本ナビ紹介ページ) ひょうたんぬまの10ぴきのかえる。それがこの絵本の主人公です。綱引きの紅組代表として出場したところで突然の竜巻にみまわれ、運動会はしっちゃかめっちゃか! 沼いちばんの年寄りがえるがトロフィーと一緒に風にとばされてしまい、山の中を探し回っていたら…。登場キャラクターはみんなかえるですが、緑、黄、黄緑、薄いオレンジなど絶妙に色分けされているのが憎い!「1、2、3、4…」と、ページごとにそろっているか数えたくなってしまうのが不思議です。運動会は運動の得意な子だけが楽しめる行事… ではありません。力がはいりすぎて失敗してしまうのは、一生懸命取り組んだ証。結果はさておき「がんばったこと」に注目して、思いきり運動の秋を楽しんでみませんか?絵本ナビ監修のこちらの連載は毎週木曜日にお届けします! データ協力: 絵本ナビ
2016年10月20日きたるハロウィンに向けて仮装の準備をしている人も、毎年気が付いたら終わっていた! なんて人も、今年は絵本でハロウィンに親しんでみてはいかがでしょうか。生まれた起源や、意外な過ごし方など新たな発見が期待できます。今回は 絵本ナビ 協力のもと、ハロウィンをもっと好きになる絵本を集めてみました。■ハロウィーンって なぁに?作・クリステル・デモワノー/訳:中島 さおり/出版社:主婦の友社 「ハロウィーンって なぁに?」(絵本ナビ紹介ページ) 魔女の少女ビビはかぼちゃ集めに夢中になる大人たちが不思議で仕方ありません。おばあちゃんまでも、かぼちゃにつきっきりで「かぼちゃしか、かわいくないんだ!」とすねる様子が子どもらしく、クスッとしてしまいます。「ハロウィンはみんなでワイワイ仮装する日」と、なんとなくのイメージで楽しんでいる人も多いのでは? この絵本では大人ですらあいまいなハロウィンの起源について、ビビと一緒に学ぶことができます。これを読めば今までより、堂々とハロウィンを楽しめるようになるかもしれません。■きょうはハロウィン作:平山暉彦/出版社:福音館書店 「きょうはハロウィン」(絵本ナビ紹介ページ) ケンちゃんは新しい街に引っ越してきたばかり。まだハロウィンの存在を知りません。友だちのピートに誘われておばけに変身したケンちゃんは、初めてのハロウィンでみんなからお菓子をもらいます。でも最後に訪れたのは…。絵本には日本人の男の子が外国に引っ越して、ハロウィンを初めて体験する様子が描かれています。日本では近所の家をまわってお菓子をねだる習慣までマネすることは少ないですが、もしかしたらみんなケンちゃんのようにドキドキ・ワクワクしてしまうのかもしれませんね! ■ハロウィンドキドキおばけの日! 作:ますだ ゆうこ/絵:たちもと みちこ/出版社:文溪堂 「ハロウィンドキドキおばけの日!」(絵本ナビ紹介ページ) 怖がりのレイはハロウィンが苦手。おばけに魔女など怖い存在ばかりだけれど、ある日出会ったのはレイと同じく怖がりの幽霊・シェイク。最初はびっくりしたけれど、一緒にいるうちに、なんだか楽しくなってきます。この絵本にはその他に衣装やハロウィンメニューの作り方など、おまけが盛りだくさん! ママにも役立つ情報となっています。ハロウィンの雰囲気がなんとなく怖いと思っているお子さんにも読み聞かせたい一冊です。■ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」 詩:ウォルター・デ・ラ・メア/絵:カロリーナ・ラベイ/訳:海後 礼子/出版社:岩崎書店 「ハロウィーンの星めぐり 「夜に飛ぶものたち」」(絵本ナビ紹介ページ) 「幼な心の詩人」と評されるイギリスの詩人の歌に、これまたイギリスの新人画家が愛のあふれるイラストをつけて完成した絵本には、本物の魔女が登場! かぼちゃのジャック・オーランタンを飾り、仮装して家々を回っている子どもたちの頭上では、ほうきにのった魔女たちが星座の間を自由にいったりきたり。中にはいたずらをしかける魔女もいて…。カバーの表紙には銀箔が押してあり、月や星のきらめきが表現されていてとてもキレイです。■ハロウィンのかくれんぼ 作:いしかわ こうじ/出版社:ポプラ社 「ハロウィンのかくれんぼ」(絵本ナビ紹介ページ) シンプルな形とはっきりした色合いが赤ちゃんにもぴったりのハロウィン絵本は、シリーズ累計185万部を突破したという人気作。おばけに魔女にかぼちゃにお菓子…。ハロウィンにちなんだものがたくさん登場するので「次は何かな~?」とわくわくしながらページをめくる楽しみがあります。お子さんへの初めての一冊としてプレゼントにしても喜ばれる一冊です。日本にも浸透しているハロウィン。この時期になると街中では仮装行列などお祭りイベントもたくさん開催されますね。絵本をキッカケに、家族みんなでハッピーハロウィーンを楽しんでみてくださいね。絵本ナビ監修のこちらの連載は毎週木曜日にお届けします!データ協力: 絵本ナビ
2016年10月13日信憑性がないと分かっていても、ついつい気になってしまうのが“血液型”診断。「A型の人は几帳面だよね」「B型の人は自己中な傾向にある」など、飲み会などでも盛り上がるテーマですよね。そこで今回は、パピマミ読者の皆さんに“一番浮気しないと思う血液型”について聞いてみました!●一番浮気しないと思う血液型は?・1位:A型……36%(244人)・2位:O型……24%(167人)・3位:AB型……20%(140人)・4位:B型……19%(133人)※有効回答者数:684人/集計期間:2016年9月5日〜2016年9月6日(パピマミ調べ)●1位:A型浮気しなさそうな血液型第1位は、『A型』で36%(244人)となりました!『A型は真面目で責任感がある から、浮気しないイメージがある。実際私の夫もA型だけど、これまで浮気の気配ゼロです』(32歳女性/専業主婦)『勝手なイメージだけど、A型の人が一番一途な感じがする。A型ってだけでなんか安心感あるよね』(27歳女性/営業)世間から一番「浮気をしなさそう」と思われてるのはA型のようです。A型の人といえば、真面目で勤勉、責任感が強いなどのイメージが定着していますよね。たしかに、これらの要素を見ていくと、浮気とは無縁そうな感じがします……。ちなみに、A型の芸能人には、井ノ原快彦(V6)、綾野剛、木下優樹菜、小林麻央などがいます。ただ、A型の人はプライドが高く神経質な傾向があるため、一緒にいると気疲れしてしまうこともあります。A型のパートナーと上手に付き合うには、きちんとルールを守り、相手を立てる努力が必要です。●2位:O型続いて第2位は、『O型』で24%(167人)となりました!『O型は他の血液型に比べて一番情が深い 。とにかく人間関係を重視して社交的だから、裏表もないし信用できる』(34歳女性/飲食)『ガサツだから浮気してもすぐバレるからできないってO型の友達が言ってた』(27歳男性/製造)O型はたしかに裏表がないイメージがありますね。社交的で仲間意識が強い傾向にあるので、簡単に人を裏切ることはしません。また、O型の特徴の一つに“大ざっぱ”が挙げられますが、このために浮気ができないという人もいるようです。ちなみにO型の芸能人には、木村拓哉、城島茂、北川景子、平愛梨などがいます。ただ、O型は人間関係を重視するため断り下手な人が多いです。他の異性にホイホイついていかないよう、しっかり手綱を握る必要があります。●3位:AB型3位は『AB型』で20%(140人)となりました!『AB型は感情を前面に出してくる人が嫌いだから、好き好きアピールされてもなびかなそう』(35歳女性/パート)『なかなか心を開かない からね、AB型の人は。異性と仲良くなっても浮気まではいかない』(38歳男性/IT関係)AB型といえば、あまのじゃくで合理的、天才肌というイメージがありますね。また、心を簡単に開かないという側面もあります。そのため、人付き合いが苦手であることが多いのですが、その性質をみて「浮気とは無縁そう」と感じる人が多いようです。AB型の芸能人には、堂本剛、市川海老蔵、菅野美穂、橋本マナミなどがいます。ただ、AB型は裏表が激しく、完璧主義であるため、浮気しても絶対にバレないと言われています。AB型のパートナーを持つ方、もしかしたらすでに浮気しているかもしれませんよ……。●一番信用がないのは、B型の人最下位となってしまったのは、『B型』で19%(133人)となりました。『B型はウソが苦手だから浮気したらすぐバレる』(32歳女性/専業主婦)『自分がB型だから分かるけど、B型は皆一途だよ』(36歳男性/自営業)B型といえば、なぜかワガママで自己中というイメージが定着してしまっていますが、正直者で明朗な性格な人も多いです。しかし、やはり世間からは信用が一番低く、『B型は興味本位ですぐ浮気する』『飽きっぽいから何回も不倫しそう 』などのコメントもありました。B型の芸能人には、明石屋さんま、つるの剛士、篠原涼子、柴咲コウなどがいます。B型の人は全てが自分中心に回っているという感覚が無意識にあるため、あえて構い過ぎず距離を取るといいですよ。----------いかがでしたか?今回のランキングでは、一番信用されているのがA型で、一番信用されていないのがB型だということが分かりました。B型の人にとっては「納得いかねぇ!」という感じだと思いますが、これが世間からの印象のようです。今回のランキング結果について、ぜひ友人や家族との話のネタにしてみてくださいね。【参考リンク】・【アンケート結果(1位〜4位)】一番浮気しないと思う血液型は?()●文/パピマミ編集部
2016年09月07日【ママからのご相談】5歳、8歳の子どもを持つ母です。子どもたちもある程度大きくなったので、もう少ししたら外に働きに出ようかと思うようになりました。しかし、独身時代はフリーランス業だったため、会社経験はほぼゼロ。そのまま結婚、出産を迎え、専業主婦歴10年以上。そんな私が果たして社会に出てやっていけるのかわかりませんが、子どもを持つ母親が会社勤務する際の注意点やコツがあれば教えていただきたいです。●A. 生活リズムを整え、予定の管理をしっかり行いましょう。こんにちは。ライターのNANARUKAです。その働く意欲とやる気、素晴らしいと思います。筆者の周りにも子育てをしながらお仕事を頑張っているお母さん方がたくさんいます。昔に比べたらワーキングマザーも働きやすい社会になってきているようにも見受けられますが、やはり、子どもを持つ親だからこその心配もありますよね。子どもの急病での欠勤、発熱での早退、園・学校行事などへの参加など、頭の中はつねに仕事と家庭の天秤がユラユラ揺れている状態かもしれません。そこで、今回はワーママが仕事と家庭をうまく両立させるための工夫 をリサーチ。子どもと自分の負担を少しでも減らせるコツをご紹介します。●(1)土日休日も早寝早起き習慣を崩さない一度崩れた子どもの生活リズムを元に戻すのはなかなか大変なもの。翌日・翌週に響かないよう、どんなに忙しくても、どんなにゆっくりしたくても、子どもの生活習慣は一定をキープする ことが基本。休日前でも夜更かしはせず、朝もいつも通りの時間に起床し、食事と睡眠のリズムは一定に。心がけ次第ですが、これがなかなか難しいともいえます。親も人間ですので、できる範囲で頑張りましょう!●(2)休日のお出かけは早出、帰宅時間は早めに設定休日のお出かけは普段の園生活の時間に沿って計画すれば、食事、昼寝、就寝まで、一定の流れで済ませることができます。休日ゆっくりしたい場合も、買い出しや用事は午前中に済ませて午後から家でゆっくりすれば、夕飯の支度も余裕を持ってすることができます。休日の午前中は交通機関も店も空いていることが多い ため、子連れでも動きやすいという利点もあります。●(3)家事、仕事のデッドラインはつねに前倒し家事や仕事にはその人なりのルーティンがあるかと思いますが、これまでのルーティンを再確認し、できるところから前倒しで済ませるように習慣を変えてみましょう。母という立場は、いつでも子どもや家庭のあれこれに左右されるということを肝に銘じ、予定が狂っても柔軟に対応できるよう時間に余裕を持たせておきます。急なトラブルにペースを乱されないためにも、「できることは今」が鉄則 です。●(4)ToDoリストで漏れを防ぐ夫と子どもの予定、家庭のあれこれに加え、職場での人間関係や仕事内容など、考えることが多方面に渡ってくると、それまであり得なかったミスも起こり得ます。そうならないためにも、手帳やスマホに備忘録やToDoリストを作り、常に携帯してその日やるべきことをしっかり把握しましょう。ポイントは“リストや記録は1か所にまとめる ”こと。予定が増えるたびにあちらこちらへ書き写すのは手間がかかりますし、書き漏れの危険も。カレンダーでも手帳でも、“一目瞭然”を目指しましょう。●(5)家族と仕事は同一カレンダーで予定管理ワーキングマザーにとっては、家庭や子どもの予定が仕事に影響する場合、またその逆も多いもの。できれば家族の予定と仕事の予定は同一のカレンダーアプリなどで管理する のがよいでしょう。家族同一のカレンダーにペンで予定を書き込んでいるなら、予定を書き加えるたびに写メで撮影し、いつでも最新の予定を確認できるようにしておきます。●(6)納期、期日などは何度も確認当然のことではありますが、仕事の納期はデッドラインの数日前を自分の目標に設定 し、ミーティングなどの期日は何度も確認しましょう。進行中の仕事は仲間や上司と意見交換をするなどして情報を共有し、その都度ペースや進捗状況を報告しておきます。子どもの発病時なども周囲の人に相談しやすい環境を整え、不測の事態に備えたスケジューリングができていれば、安心して仕事に取り組めます。----------いかがでしたか?子どもが成人するまで、あるいは子どもを社会に送り出すまで、子育てはまだまだ続きます。そんな中で外に出てひとつの役割を担うということは、精神的にも肉体的にもハードであることは確かです。それでも「働きたい」と思うのならば、ぜひ一歩を踏み出してみましょう!たいていの不安はこのように事前準備で和らげることができますので、新たな世界へチャレンジしようとしているママさん、仕事復帰に不安を抱えているママさんはぜひ参考にしてみてくださいね。【参考文献】・『ママの仕事復帰のために パパも会社も知っておきたい46のアイディア』NPO法人ファザーリング・ジャパン マザーリングプロジェクト(著)●ライター/NANARUKA(フリーライター)
2016年09月06日ただでさえ持ち物の準備に悩む海外旅行。子連れとなると更に持ち物が増えますよね?今回は、6か月の息子との子連れメキシコ旅で持っていった物の中からいくつかご紹介します。子連れ海外旅行へ行くママたちに、参考になればうれしいです。まずはオムツとおしりふき!これは子連れでは必須ですよね。もちろん現地調達もできますが、初めてなのである程度は日本から持っていきました。現地に住む日本人の方に聞いても、もちろん現地のものでも問題ないけど、やはり品質は日本製に勝るものはない!とのこと(笑)。海外どこへ行っても、日本製に勝るオムツはないのではないでしょうか。今回は約2週間の滞在で、途中なくなったら現地調達…と考えてパンパースMサイズをまるまる1パックそのままと、おしりふき数個を持っていきました。(オムツはバラさず、そのまま入れた方が圧縮されているので場所をとらずに済みます)ちなみに…メキシコのスーパーにもたくさんオムツが並んでいました!いろんなメーカーの物があり、小単位でも販売されているので(14個入りなど)、旅行中でも買いやすいです。お値段は、日本より物価の安いメキシコですが、オムツは高かった…というか、日本とあまり変わらないお値段。試しに、こちらを1パック購入。こちらは特に問題なく使えます。おしりふきも数種あるもののなかから1つ購入。が、こちらはハズレ…なのか、私達にはきつい匂いの香料が入っており、これはあまり使いたくない物。おしりふきは持参したものだけを使いました。オムツは海外でも問題なく現地調達はできそうですが、品質とお値段はやはり日本の物に勝るものはなさそうです。オムツなどは使えばなくなるので荷物に余裕があればある程度持っていってもいいですね。また、使い捨てのおむつ替えシートも便利でした!蚊対策は…赤ちゃん用の蚊よけグッズをひととおり持っていきました。(スプレーで洋服などに付けるタイプ、ベビーカーにぶら下げるもの、手足に巻くテープなど)寝るときも足に巻いたりしていたおかげで、私は沢山刺されましたが、息子は無事でした!デング熱やジカ熱も心配なので極力蚊にはさされたくないですね。暑さ対策などは…湿気が少ないので実は日本の夏よりはすごしやすいメキシコの暑さですが、それでも日中の日差しと暑さはこたえます。しかも、移動はほぼ抱っこひもなので暑さ倍増…そこで、⚫︎冷えピタ(抱っこひもで移動中、大人も子供も貼りました)⚫︎日差しを防ぐため、UVカット効果のあるケープ⚫︎水分補給にベビー用麦茶やイオン飲料のパックなどが役にたちました。その他、鼻吸い器(ママ鼻水とって)や、赤ちゃん用綿棒、手ぴかジェルなどの衛生用品なども使い慣れたものを持っていきました。お風呂グッズは…メキシコならずとも、海外のお風呂はバスタブがなかったり、シャワーが固定式だったり…と赤ちゃんを洗うには不便そう。今回は、ふくらませるタイプのベビーバスと(結構小さ目)、折り畳み式のバケツを持っていきました。結果、これが大活躍!バケツにお湯を組んで、ベビーバスに入れて洗いました。バケツはその他洗濯の漬け置きなどにも使えて便利。両方とも小さくなるので持ち運びにも場所をとらなかったです。オムツは減るので、お土産スペースに!その他もいろいろ細々したものを用意したり、現地友人へのお土産などで、スーツケースはパンパンに(笑)また、番外編では赤ちゃん用の甚平を。着せていると「KIMONO!」ということで現地の方に受けが良かったです。お土産やおむつなどの消耗品はごっそり減るので、そこに現地で買ったものを沢山入れて帰りました!また、余ったオムツは現地で購入した割れ物を包むのに便利です(笑)。クッション性があり、テープもついていて楽々梱包できますよ。おもちゃや洋服などは現地の物を購入するのも楽しみのひとつですが、衛生用品や便利グッズなどは日本の物を持っていくと使いやすいので、快適でした!次回は、長いフライトを赤ちゃんと旅する「飛行機編」をおおくりします。
2016年08月24日猫の手貸して~育児絵日記~
うちはモフモフ暮らし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々