25歳のとき、留学先のアメリカで彼氏と彼の従弟と3人でシェアハウスに住んでいた私。生理開始初日にとんでもない腹痛で真夜中に目を覚ましました。彼氏は私の隣で寝ていたのですが、生理痛だとわかっていた私は恥ずかしくて起こせず、ひとりで激痛に耐えていました。そんなとき、従弟がリビングでうずくまっている私に気づき、驚く行動をしてくれたのです……。 真夜中の激痛生理痛がひどい私は、生理が始まると鎮痛剤を内服して寝ることが習慣でした。その日は「生理がきそうだな……」と思いながらも、実際まだ生理がきていなかったので、鎮痛剤を内服せずに就寝しました。ところが、夜中の1時、急にとんでもない下腹部の痛みに襲われたのです! 尋常ではない痛みにびっくりしてトイレに駆け込むと経血が。「やっぱり薬を飲んでおけばよかった」と後悔しましたが、立っていられないほどの痛みで「この痛みをどうにかしなきゃ!」となんとか手持ちの鎮痛剤を内服し、這ってリビングへ行きました。 暗闇で耐える私何とか這ってリビングへ行きついたころには、腰痛や悪寒まで出現。隣の部屋で寝ている彼氏を起こして助けてもらおうかと考えましたが「ただの生理痛で薬も飲んだし効くまで待つしかない」と思い、暗闇のなか電気ストーブで腰を温め、寝起きのボサボサの格好でうずくまりながらじっと耐えていました。すると、パブから帰ってきた陽気な従弟がリビングにいる私を発見! 従弟は「こんな夜中にひとりでどうしたの!?」と駆け寄ってきました。 まさかの神対応電気ストーブの明かりだけのリビングで、ボロボロの寝起き姿でエビのように腰を曲げていた私は、痛みと恥ずかしさでいっぱい! 「最悪! こんな姿を見られるなんて!」と思いながらも、「実は生理痛がひどくて……」と言うと、従弟はすぐに私の腰をさすりながら「ここのツボが生理痛にはいいんだよ」と腕のツボを押してくれたのです! 痛みが落ち着くまでそばに付き添ってくれて、私は従弟のまさかの対応に感激し、感謝でいっぱいでした。 今まで男性の前で生理の話をすること自体、何となく恥ずかしいと感じていました。しかし、この出来事から、男性でも女性の生理について理解してくれ、助けてくれる人もいると知りました。また、大変なときは羞恥心から我慢したりせず、助けを求めることが大事だと学びました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!監修/助産師REIKO著者:岩見 エリ
2021年06月04日私にはまもなく生後5カ月になる息子がいます。産前産後あわせて半年の里帰りを終え、自宅に戻り新生活を始めて1カ月半。徐々に家族3人の生活にも慣れ始めた矢先、体の異変を感じるように。激痛と不安でいっぱいの連休となった体験談です。 虫刺され?いぼ痔?大したことではないと思い放置それはゴールデンウィーク直前にやってきました。いつものように息子との散歩を終えて帰宅すると、「何だか今日は虫が多かったな。息子、刺されてないといいけど」と心配がよぎりました。しかし息子は刺されておらず、代わりに私のお尻に何だか違和感。「変なところを虫に刺されちゃったな」と思いながら、夫に「息子は刺されてなくて安心したけど、私がお尻刺されてたー!」なんて笑い話をしていました。 それからまもなく、今度はトイレのたびに痛みを感じるように。これは虫刺されじゃなく、もしかして痔? しかもいぼ痔というやつか!? 妊娠中、切れ痔にはなっていたけど、いぼ痔までできてしまったなんて……。ただ、すぐに病院に行くほどでもないと思い、そのままにしてしまいました。 すると、それからすぐ全身が筋肉痛のようになり、特に腰と股関節がだるくなってきました。もともと大きく生まれた息子はさらに体重が増え、抱っこのたびに足腰に負荷がかかっていたので、「この痛みも息子が順調に成長している証だね」なんて湿布を貼りながら悠長に構えていました。 陰部に激痛が走り病院へ次の日、トイレで自分の陰部を見てみると、右側だけが大きく腫れてボコボコに! よく見ると、それは陰部からお尻まで続いていました。その夜、陰部からお尻にかけての激しい痛みに目が覚め、痛みが治まることなく朝を迎えました。あまりの痛さにいつもの歩行もできなくなっており、これはおかしいと、タクシーでレディースクリニックへ。 先生の診断は性病ではなく、「帯状疱疹(たいじょうほうしん)」。主に50代以上の人に多い病気で、体内に残った幼いころの水ぼうそうのウイルスが、免疫が低下した際に活性化し、帯状に水ぶくれができるというものでした。産後のママにも多い病気のようでしたが、私のように陰部からお尻にできるのは珍しいそうです。「厄介なところに発症したために気がつくのが遅れてしまったね」とのこと。 子どもへのリスク今度は顔に発疹が! 慌てて近くの皮膚科に駆け込み、帯状疱疹のことも報告すると、「お子さんはすぐに小児科で肌を見てもらってください。乳児の水ぼうそうは新生児に比べれば重症化しにくいと思いますが注意が必要です」と言われ、 翌日、電話をかけた小児科を改めて受診することになりました。 私は他のお子さんにも感染させることがないように家で留守番をし、夫が息子を病院へ連れて行きました。戻ってきた夫に話を聞くと、今のところ息子には異常は見られないが、もうすでに感染しているとみなし、発症してもなるべく症状を抑える薬を服用して重症化を防ぐという方針になったとのことでした。 連休中は自分の経過観察と息子の体調チェックの毎日となってしまいましたが、まさかあんなところに帯状疱疹が出てしまうなんて、本当に衝撃でした。育児に全力で取り組んでいましたが、それが疲労の蓄積になり、結果的に息子を危険な目にあわせることになってしまいました。これからは育児も家事も完璧にしようとはせず、時には手を抜いて自分を労りながら過ごそうと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラストレーター/さくら監修/助産師REIKO 著者:みーふな生後5カ月の男児の母。不妊治療を経験後、治療休憩中に待望の自然妊娠! 現在は育児休業中です。自分の経験を中心に執筆活動を行うべく準備しています。 監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等を経て現在、同総合診療科部長。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
2021年06月03日現在、第1子を妊娠中のゴマフぱんださん。でも、ここに至るまでには、いろいろなことがあったそう。学生時代からの生理不順、多嚢胞性卵巣症候群の判明……。それらを乗り越えて、妊娠するまでの様子をマンガで公開されています。 今回は第7話「#診察結果」をお届け。いよいよ病が判明します。 医師から受け取ったリーフレットには「PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)」と書いてありました。しかし、正直、聞き慣れない言葉でした。 そして、下部には、小さな丸がたくさん連なった、真珠のネックレスのような図が書いてあったのです。 次回に続きます。 監修/助産師REIKO 著者:イラストレーター ゴマフぱんだ大学で出会った夫と4年付き合ったのち、結婚し、現在結婚3年目。学生時代から生理不順で、その後多嚢胞性卵巣症候群が判明。治療しながら妊活をおこない、2021年6月に第1子出産予定のプレママです!
2021年06月02日義母との体験談をコミカルなマンガでInstagramに投稿しているまむ(@mamu.0801)さんは、出産をきっかけに夫の両親と敷地内同居をすることに。今でこそ義母とは良い関係を築いていますが、環境の変化や慣れない育児もあり、産後は義母との関わり方に苦戦……。そんなまむさんの義母との体験談を短期連載にてご紹介していきます。 敷地内同居1日目。始まる義母の快進撃夜中も気を抜けず、慣れない育児に心身ともにクタクタのまむさん。娘を寝かしつけながら「もうすぐ自分も寝られる……!」と思っていた朝の6時半。突如、インターホンの音が鳴り響きます。 インターホンの音でやっとの思いで寝かしつけた娘が覚醒! こんな朝早くに一体誰!? やってきたのは、敷地内同居をしている義母でした。 産後間もないころの私の主観で描いているので、どうしても義母が悪者のようになってしまいますが、義母はただただ孫がかわいくて、産後の私の手伝いもしてくれようとしたすごく良い人です。今も大変良くしていただいております。 ◇◇◇ インターホンの音もスマホの電源もオフにしたまむさんの思いが義母に伝わるのか、気になるところです。 まむさんのこの行動に、義母はどう出るのか……!次回もお見逃しなく! 著者:イラストレーター まむ二人の姉妹の母。Instagramで家族の日常を漫画で投稿しています。
2021年06月02日助産師・ラクテーションコンサルタントの榎本さんが、産後の性生活で気になることについてお話ししています。いつから性生活が始められるか、腟が緩んでいる、腟に水や空気が入って出てくるなどを詳しく解説!産後の性生活について、なかなか相談できるところがなく、悩まれている方もいます。聞きづらいことでも、パートナーと産後もより良い関係を築いていくためにはとても大切なことです。今回は、産後のママから相談されることが多い性生活についての悩みや改善方法についてお話しします。 産後の性生活はいつから始められる?産後の1カ月健診を受け、子宮の回復や会陰部の傷の治りなど経過が順調であることを確認してもらいます。問題がなければ性生活に戻れますが、実際には出産のときにできた会陰や帝王切開の傷などの痛みや不安、慣れない育児の疲れや睡眠不足で性生活が再開できないママも多いです。 おおむね出産から4~6週間後なら可能ですが、精神的に受け入れられなかったりすると再開まで時間を要することもあります。 産後に腟が緩む! 水や空気が入って出てくる!出産による腟の緩みは、赤ちゃんが出てくるときに皮膚が伸ばされるということもありますが、骨盤底筋の筋力が落ちる、伸ばされるなどして緩むことによります。これは、帝王切開で出産された方も、妊娠中の重い子宮を支えていたことによる骨盤底筋の緩みなどでもみられることがあります。湯船につかって、腟の中に入ってきたお湯がお風呂から出たあとに少し時間が経って漏れ出てきて下着を濡らしてしまうという経験をされている方もいるのではないでしょうか? また、腟が緩んでいることによって、性行為のペニス挿入中に腟内に空気が入りたまってくることがあります。下腹部に不快感があったり、腟からおならのように空気が漏れてくることが気になることがあります。 腟の緩みは、出産前との性行為時の感じ方に変化があったり、本人やパートナーも快感を得づらかったりすることもあります。腟の緩みは、時間の経過と共に改善することもありますが、腟の周囲の筋肉(骨盤底筋)をつけるために、体操をすることが効果的です。 性行為時に痛みを感じる!1カ月健診で問題なく、性生活の開始の許可が医師から出ても、傷の痛みが続いている方もいます。性行為によって会陰部の傷が完全に開いてしまうことはありませんが、完全に治癒していない・傷痕が化膿している場合などは、縫合部分から血がにじむ、傷痕に痛みを感じることがあります。痛みを感じる場合は、無理に性行為することを避け、不安な場合は医師に相談しましょう。 また、出産によるホルモンバランスの変化や、授乳中のホルモン分泌、出産・育児によるストレスが原因で、以前よりも性行為時の腟内が濡れにくくなることがあります。また出産時の痛みの記憶や、会陰部の傷の不安により、腟内が乾燥することもあります。腟内の潤いが足りないことで性行痛の原因になることがあります。前戯に時間をかける、また潤滑ゼリーを使うのも1つの方法です。多くの医療機関でも性交痛の緩和方法として推奨されています。水溶性の潤滑ゼリーであれば、使用後は簡単に洗い流したり、拭き取ったりすることが可能です。ドラッグストアや薬局・薬店の避妊具コーナーなどで手軽に購入できます。産後の性生活で1番大切なのは性生活の再開は心身の回復が順調であることで、時期は個人差が大きいものです。パートナーに、無理せず痛みや不快症状があるときは伝えられる関係性を築いていくことが大切かと思います。 <参考>一般社団法人日本家族計画協会「産後の性生活Q&A」 監修者・著者:助産師 国際ラクテーションコンサルタント・おむつなし育児アドバイザー 榎本美紀2001年に助産師免許取得後、杏林大学医学部付属病院・さいたま市立病院・順天堂大学練馬病院の勤務を経て、2013年に埼玉県さいたま市に訪問型の助産院「みき母乳相談室」を開業。病院勤務での経験を元に、母乳育児支援の国際ライセンスである国際ラクテーションコンサルタントとして、地域の母乳育児を支援。訪問時の相談は多岐にわたり、おむつなし育児アドバイザーとしてトイレトレーニングなどの相談も。一児の母。
2021年06月02日義母との体験談をコミカルなマンガでInstagramに投稿しているまむ(@mamu.0801)さんは、出産をきっかけに夫の両親と敷地内同居をすることに。今でこそ義母とは良い関係を築いていますが、環境の変化や慣れない育児もあり産後は義母との関わり方に苦戦……。そんなまむさんの義母との体験談を短期連載にてご紹介していきます。 里帰り出産を終え、新生活がスタート!長女の出産後から1カ月が経過……。里帰りしていたまむさんは、夫の待つ家に帰ってきました。不安な思いもありながらも、夫の両親と敷地内同居を始めることに。 娘が赤ちゃんのときに、よく「チュチュチュチュ」と叫んであやしてくれていました。 フィーバー期は、インターホンに怯え玄関に人影が見えると動悸がするなど、ラリラリしておりましたが、義母はとても良い人です。 今は丁度良い距離感で仲良くさせていただいております。 ちょっと大変だったころの記憶をふざけたマンガにして、良い思い出として上書きしてやろうというのが今回の目的です。 ◇◇◇ 義母の孫大フィーバー!この豹変っぷりは、まむさんも衝撃を受けてしまいますよね。 前途多難は敷地内同居は、これからどうなるのでしょうか。次回、ハラハラの1日目! お見逃しなく! 著者:イラストレーター まむ二人の姉妹の母。Instagramで家族の日常を漫画で投稿しています。
2021年06月01日生理中の腹痛や頭痛が、比較的強めの私。社会に出るようになって理解し合えるはずの人たちの冷たさを痛感するようになりました。そこにはいろいろな理由があるとは思うものの、やはり私は理解し合えるやさしさを忘れたくないと思っています。 思った以上に理解し合えない学生時代は女性同士、生理の悩みを話し合うこともあり、生理のつらさに対してみんなやさしさを持っていたように感じます。似た考えを持った友人同士という狭い交際範囲だったからかもしれませんが、特に冷たさを感じたことはありませんでした。 しかし22歳で社会に出たら、生理のつらさをわかり合えるはずの女性のなかには生理によるつらさを理解してもらえるどころか、「それがどうしたの?」というような冷たさを感じることも多々あり、大きなショックを受けました。 冷たい言葉に驚愕した…入社したばかりのころのある朝、私は生理痛が思いのほか強く、起き上がるのもつらい状態になってしまいました。そこで有給休暇を取ろうと女性上司に連絡したところ、「これから毎月こんなふうになるのですか? 少し我慢できませんか?」との冷たいひと言。 この言葉は同じ女性同士の言葉とは思えないほど冷たく、電話を切ると同時に思わず涙が出てしまったことを覚えています。でも、そのときの涙は単に悲しいというより、なぜ女性同士なのにもう少し理解してもらえないのかなと寂しい気持ちになってしまいました 新入社員だった私は、無理をして昼から出社をしましたが、その日はつらくて泣きたいほどでした。 女性同士だからこそ理解し合えないこともあるんだ私は同じ生理という経験を持つ女性同士だからこそ理解し合えると思っていましたが、どうして理解し合えないのかなと自分なりにいろいろ考えた結果、同じ経験を持つ女性だからこそ理解できないこともあるのかもしれないと思いました。 例えば生理痛の症状の軽い女性は軽い痛みを基本に考えてしまうので、強い痛みに対して大げさとしか考えれないのかもしれません。生理症状には個人差があるから仕方ないとも考えるようになりましたが、「症状の個人差」についての理解はもっと広まればいいなと思ってしまいました。 生理のつらさこそ、女性同士で理解し合えないことは悲しいことだと思います。厳しさを忘れてはいけない社会人であっても、自分では経験したことのないつらさだったとしても、私は、女性同士、生理の苦しさを理解することのできる人間でいたいと考えるようになりました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/SAKURAイラスト/まっふ ※記述内容に誤りがありましたので、6月1日11:37に訂正させていただきました。お詫びいたします。
2021年05月31日大学3年生のときのことです。彼氏とのデートに生理が重なっていましたが、生理後半で経血量が少なく体調も悪くないことから、デートへ行くことに。この日は以前から決めていた新調したスカートを使ったコーデ。彼氏も楽しみにしてくれていたのですが、いざ着替えると彼に却下されてしまいました……。 彼氏が選んだスカートをはく予定が…新調したスカートは、前回のショッピングデートで彼がトルソーに飾られていたのを見て一目惚れしたらしく、「俺が買うから次のデートではいてきてほしい!」とプレゼントしてくれたものです。白地に花柄の刺繍が入ったシンプルかつおしゃれなデザインで、私もはくのを楽しみにしていました。 そして、デート当日。前日から彼は私のひとり暮らしの部屋に泊まりにきており、2人で出かける準備をしていました。私は経血のことが少し気になりましたが、生理後半で「もう出血もあまりないだろう」と思った私は、この日のデートで約束通りはくことにしたのですが……。 彼氏が却下した理由とは…スカートをはいた私を見た彼は驚いて「今日はズボンじゃなきゃダメだよ!」とクローゼットからズボンを取り出してきました。 「楽しみにしてたのにどうして?」と聞くと、彼は、こう言いました。 「後半とはいえ生理中。体を冷やせば体調不良につながるし、万が一経血がナプキンから漏れてスカートに染みができて、君が罪悪感を感じてしまったら申し訳ないから」 そういう理由であのスカートをはくことを却下したと、理由を答えてくれました。彼氏の心やさしい理由に私はときめき、私はスカートを諦めズボンに着替えました。 デート中も気づかってくれる彼氏さらに、デート中、彼は逐一私の体調を気づかって、荷物を持ってくれたりトイレでナプキンを替えるよう言ってくれたり、休憩も普段のデートより多めに取ってくれました。 私は出かけているときや何かに集中しているときはうっかりナプキンを替え忘れてしまうため、彼が時間を見て、声をかけてくれてとても助かりました。 生理後半なこともあり、デート中に体調不良になることはありませんでしたが、彼氏の気づかいがとてもうれしかったです。 私はよく生理中「これくらい大丈夫だろう」と思いやってしまったことが不調につながることもあるので、「彼氏がスカートをはくことを止めてくれたおかげで体調不良にならなかったのかもしれない」と、あとになって思いました。当時は楽しみにしてくれていたスカートをはけず、彼に申し訳なかったなと思いましたが、次のデートのときにはいたところ、彼も喜んでくれてよかったです。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/佐藤里桜
2021年05月31日会社の後輩と一緒に先輩の家に遊びに行ったときのことです。生理2日目ということをすっかり忘れ、おしゃべりに夢中になっていると、大変なことになってしまいました。 実は、学生のときは生理中でもトイレに行くことを意識しておらず、経血漏れをしてしまうことがよくありました。その経験から、生理中は意識してトイレに行くようにしていたのですが、それでも失敗してしまうことがあり、毎回「またか……」と落ち込みながらも、なかなか直りませんでした。ですが、このとき、職場の先輩と後輩の前で恥ずかしい思いをしたことで身に染みて、ようやく改善することができました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/あつこさん作画/コジママユコイラスト制作者:イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2021年05月30日私はそれまで生理中の経血漏れを経験したことがありませんでした。そのため、「私は漏れることはないだろう」と思って油断していたら……。思わぬことで、恥ずかしい思いをし、バイト先にも迷惑をかけることになってしまいました。 これまで経血が漏れたことがなかったので「白いスキニーパンツでも大丈夫だろう」と完全に油断していました。しかし、やっぱり生理が終わるまでは服装に気をつけなければいけないなと思った出来事です。 また、生理は女性特有のことなので、当時の私にとっては男性の上司には相談しづらく、結局体調不良ということにして帰るという迷惑もかけてしまいました。男性にも生理のことを気軽に話せるような世の中になっていけばいいなとも思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/まこんさん作画/霜月いくイラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年05月30日「産後の肥立ちは重要」と昔から言われていますが、私自身、身をもってそう感じた経験があります。そんな時期に別のある病気にも悩まされました。産後1年目、私が「原田病」を発症してしまったときの体験談を紹介します。 朝起きたら目の前が真っ白難産で長女を出産後、長女がNICUへ入院していたため、多少無理をして病院に通っていました。そのため、産後の肥立ちが悪い状態が半年ほど続き、体調にも影響が。産後の肥立ちの大切さを実感しました。 そんな産後の体調不良も、だいぶ回復してきたときのこと。出産から約1年が経ったある日、後頭部が今までにないくらいにガンガンと痛くなりました。 しばらく痛みが続いたので横になり、そのまま夜を迎えました。ところが翌朝、起きたときに、目の前が霧がかかったように真っ白になっていたのです。見えるのはほんの一部という状態でした。 目が見えにくい状態での子育て初めてのことで驚きましたが、一次的なものですぐに落ち着くだろうと思いました。ところが、翌朝になっても変わらぬまま……。 眼科へ行くと総合病院を紹介され、その結果、「原田病」と診断されました。自己免疫疾患の一種で、目の網膜を免疫が攻撃している状況とのことでした。 点眼治療でしたが、目が見えない状態での子育てには厳しいものがありました。子どもの顔もきちんと見えず、家事も大変だったので、実家にお世話になって治療することにしました。 3カ月で症状が落ち着いてきた治療中は度が強いメガネを作り、それをかけて過ごしました。また、外では日の光でさらに目の前が真っ白になってしまうので、できるだけ外出は控えることに。病院へ行くときはサングラスをかけて家族に手を引いてもらいました。 制限されることはなかったのですが、目が見えない生活は非常に大変だと痛感。症状のピークは発症から1カ月後くらいで、徐々に症状も落ち着き、だんだんと目が見えるようになっていきました。そして、3カ月後くらいには問題なく日常生活を送れるようになったのです。 幸い、目が見えにくいだけで、産後の体調は回復してきた状態だったので、なんとか乗り越えることができました。突然、こんな病気に悩まされることになるなんて……。あのとき、サポートしてくれた家族には感謝しています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO作画/はたこ 著者:石原みどり知的障害を持つ子どもと口唇口蓋裂を持つ子どもの母。波乱万丈で大変なこともあるが、子どもたちと幸せいっぱいに生活している。経験を踏まえ、子育てに関する情報を発信中。
2021年05月29日産後1カ月で生理が再開。数日前に受けた1カ月健診では異常はなかったのに、妊娠前より生理が重く、育児もままならないほどに。婦人科で検査を受けてみると、思わぬ事実が判明しました。 産後に生理が重くなり、変だなとは思いながらもついそのままにしてしまいましたが、たまたま出会えた保健師さんに相談してよかったです。今回は治療するまでには至りませんでしたが、変だと思ったらすぐに病院に行ったほうがいいのだと学びました。産後はどうしても子どものことで精一杯になってしまい、自分の体には目がいきませんが、このことがあってからは、もう少し自分の体にも目を向けようと思いました。 なお、生理中は、主に夫が育児をしてくれるようになりました。夫が仕事でいない間も、私は授乳や離乳食など最低限の育児のみ。散歩もお休みして、室内で1日中子どもの相手をするなど極力安静にして過ごしています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/藤本陽菜さん作画/まっふ
2021年05月29日仕事で大役を任され、毎日終電近くまで残って仕事をしていた時期がありました。ハードな仕事は生理中も変わらず、終電ギリギリまで仕事をしていた私。そんな日、何とか終電に乗らなければと焦っていたら、大変な思いをすることになってしまいました。 ナプキンを替えずに会社を飛び出してなんとか最終電車に飛び乗った私は、「座らなければ漏れないはず!」と思い、車内ではずっと立ったまま。そしてようやく自宅の最寄り駅に着き、電車を降りると、一目散にトイレに駆け込みました。トイレの電気を消されたときはちょっと焦りましたが、なんとか駅に閉じ込められずに済んでよかったです。 当時は仕事が忙しく、ついナプキンを替えるのを後回しにしていましたが、ナプキンを替える時間はきちんと持たないといけないなと思いました。また、生理中は無理をせず、終電まで残ることがないようにしたいと思いました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/すずきあいさん作画/霜月いくイラスト制作者:イラストレーター 霜月いくマンガとイラストを描いてます。
2021年05月29日社会人になったばかりの出来事です。周りの先輩や上司とまだうまくコミュニケーションが取れていなかったころ、仕事中にトイレに行けず、経血漏れをしてしまった失敗談です。 「先輩も忙しそうだから」と遠慮して言えなかったのですが、結局汚れたものを処理したり、着替えたりと、業務に戻るまでに時間がかかって、迷惑をかけてしまい……。どんなに忙しくても、女性の先輩なら事情や状況をわかってくれたと思うので、タイミングを見て、早く行っておけばよかったと後悔しました。 それからは、生理2日目や3日目など、経血の量が多い日や、忙しくなるとわかっている日に生理が被った日は、夜用や多い日用のナプキンをつけつつ、タイミングを見てトイレに行くようにして、漏れないように気を配っています。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/浅井ななさん作画/コジママユコイラスト制作者:イラストレーター コジママユコマンガ作家、イラストレーター。北海道出身、現在は関東で夫と二人暮らし。WEBを中心に、自身の経験を元にしたマンガを発表しています。女性向けメディアでイラストレーターとしても活動中。
2021年05月29日20代前半の私は生理が疎ましく、生理不順で生理が規則的にこないことを“これ幸い”と思っていました。一応、婦人科を受診してもすぐに放置。真面目に生理不順と向き合ってこなかったのですが……。 生理不順の自分を「ラクでいいや…」と思っていた20代前半まだ結婚や出産が現実的ではなかった20代前半の私は、生理のことを疎ましく感じていました。むしろ、生理不順で、生理がちゃんとこない自分をラクだと思っていたぐらいです。 時折、婦人科を受診して生理不順の治療をしようとしたこともありましたが、当時は仕事が不安定だったことと、「生理がちゃんとくるのも煩わしいんだよな……」という思いがあり、勝手に中断。真面目に治療する気がないのに、それを医師に悟られたくないという思いもあり、あちこちの婦人科に通院してはやめ、通院してはやめを繰り返していました。 病院で婦人科系疾患を診断されるもそのまま放置そんな不真面目な気持ちで受診していたある婦人科でのことです。 その婦人科では、多嚢胞性卵巣症候群であると診断され、「ちゃんと排卵ができていないようです。妊娠したいと思ったときは苦労するかもしれませんよ」と、医師に言われたのです。 しかし、将来のことなど頭になく、当時パートナーもいなかった私は、そう言われても真剣に治療するには至らず、「そうなんですね」と気のない返事をするだけ。その日のうちに生理と思われる出血がみられたこともあって、処方された薬も飲まずに放置し、また不順な日々を過ごしてしまいました。 20代後半でようやく生理不順と向き合う仕事が安定してきた20代後半、ようやく将来のことを考えられるようになった私は、やっと真面目に生理不順の治療に取り組む気になりました。 漢方治療に2~3年、病院を替えて低用量ピルの服用を1年続けましたが、生理不順は改善しません。気づけば30歳過ぎ。このころには結婚をしており、出産も考えていました。 よくなる兆候がみられないなか、思い出したのが、以前診断を受けた多嚢胞性卵巣症候群のこと。「もしかして……」と生理不順の治療をやめて、不妊治療をおこなっている病院を受診。やはり多嚢胞性卵巣症候群であったことがわかり、すぐに治療を開始しました。 いろいろな婦人科を受診しましたが、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたのはあのときだけ。結果的に、この診断が治療への足掛かりとなりましたが、多嚢胞性卵巣症候群と診断されたときにちゃんと治療をしていれば、その後、生理不順で苦労せずに過ごせただろうと思うと、放置してしまったことを後悔しました。 若いときは煩わしく思える生理も、子どもを産むためには大切なもの。出産にはどうしても年齢制限があるので、生理不順の場合は、面倒くさがらずにしっかりと治療をすることの大切さを知りました。 私と同じような過ちや苦労をする人が少しでも減ればと、今は職場の若い子に自分の経験を話しながら、検診を積極的にすすめています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/加藤まなびさん
2021年05月28日出産後、退院して初めての夜、突然胸が張って激痛が襲ってきた! そして、数日後驚く事態に……!?幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまい……。 母乳が出るようになったものの…? 幸せなはずなのに、吸わせるたびに嫌悪感があって、毎回落ち込んでしまったという、みいのさん。 「これって、私がおかしいの……?」 次回、ついにメンタル限界に! そのとき、夫の反応は……!? ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2021年05月28日yukkoさんが初の個展を開催妊娠中の方や子育て中の方、またさまざまな子どもと関わる方の心に響くあたたかな作品を描くyukkoさん。繊細で瑞々しく優しい水彩画で人の心を和ませてくれるその作品は、泣ける・感動する・共感させられるなどとたくさんの方から支持を得ています。そんなyukkoさんが、2021年4月23日(金)より初の個展を開催しました。ここでは、yukkoさんのたくさんの思いが詰まった個展の様子をお届けします。場所:「Popularity Gallery&Studio」東京都渋谷区神宮前2-3-24※個展は、消毒やマスクの着用、検温など、感染症対策をきちんと行い開催されました。yukkoさんの優しさが広がる空気感yukkoさんの作品の魅力といえば、なんといっても温かみのある視点で描かれた水彩画と、包み隠さず素直な気持ちを表現したストーリーではないでしょうか。自分の目で見たもの、自分の心で感じたことを大切にして、yukkoさんならではのやわらかなタッチで真っ白なキャンパスに色彩が落とし込まれています。本個展では、ままのてで連載している「#忘れたくない瞬間」や子育ての印象的なシーンなど、世界でたった一度きりのシーンを描いた作品がたくさん並んでいました。画廊に足を踏み入れた瞬間から、yukkoさんの優しい気持ちに包まれた空間です。映画のようなストーリー性のある展示画廊で作品の順路を辿った瞬間、「なんでもない日」と描かれたママと赤ちゃんの作品が、まるで映画のプロローグのように目に飛び込んできました。ママと赤ちゃんがやわらかな笑みを浮かべた横顔は、これ以上ない幸せを教えてくれている気がします。yukkoさんが描くストーリーは、出産を終えた直後から始まります。夜明け前の産院の病室にぼんやりと座るママの後ろ姿からは嬉しさや希望、不安など、さまざまな気持ちが伝わってきます。出産を経験したママたちは、きっと一人ひとりさまざまな感情があることでしょう。そのとき感じた一人ひとりの気持ちが、yukkoさんの作品を通じて自然と沸き起こってくるのではないでしょうか。yukkoさんの作品はどれも色彩が豊かです。赤ちゃんの肌や衣類の色、背景など、一見シンプルに見えるものでも雰囲気やシチュエーションにあった色彩を与えてくれています。yukkoさんの目から見て心で感じた色彩はとても優しくて、ふわふわと夢の中にいるような気持ちにさせられました。子どもは水遊びが大好きです。子どもが興味のあるものや楽しみ方もyukkoさんは見ています。雨の滴も、子どもにとってはカラフルな水玉模様に見えるのかもしれませんね。yukkoさんの絵画はどの作品も子どもの表情が豊かです。絵のモデルとなる子どもたちがどのようなことを考えているのか、このときどう感じているのかを繊細に表現しています。描かれる子どもたちの瞳にはママが映っているものも。子どもたちの心からの笑顔を引き出すのは、優しく微笑むママの存在が大きいのだなと心に響いてきました。yukkoさんの作品の中にはパパの存在も欠かせません。一緒に子育てをしている、また人生のパートナーとしてパパを尊敬している気持ちが伝わってきました。小さな赤ちゃんを優しく抱きしめるパパの大きな手は、ママの気持ちも安心させてくれるのかもしれませんね。yukkoさんが描く作品を目で見て、そのときの情景を心で感じていると、思わず涙が込み上げました。そして、それは自分ひとりだけの感情ではなかったようです。来廊した方の中からも「グス、グス」といったすすり泣く声が響いてきました。その声を聞いて、またひとり、ひとり、と感情を抑えられない方が…。yukkoさんの作品に込めた思いが、見る人の心にすっと入り込んだ瞬間でした。画廊を順に回り、最後にyukkoさんへ感想やメッセージを残すノートが置かれていました。その中にままのて編集部員も溢れ出した気持ちを綴らせていただきました。出産・子育てはママパパ、おじいちゃんおばあちゃんにとって大変な時期でもあります。もしかしたら忙しいから、疲れているからという理由で、かけがえのない大切なことを見落としてしまうこともあるでしょう。しかし、忙しいときほど少しだけ落ち着いて周りを見渡してみることが大切だなと、yukkoさんの数々の作品を見て気づかされました。yukkoさんの作品には、宝物にしたいかけがえのない瞬間がたくさんありました。「忘れたくない瞬間」はyukkoさんの作品の中だけではなく、皆それぞれが過ごしている「なんでもない日」にあるのだなと改めて感じました。yukkoさんから「ままのて」をご覧の方へメッセージyukkoさんから「ままのて」をご覧の方へ会場では「家族との大切な時間を思い出した」など多くの声をいただきました。個展を通じて実感したのは、最後に作品を作るのは見てくださった方だということです。作品に意味を見出してくださった方々のおかげで、驚くくらい色とりどりの作品たちになりました。年に1回の個展開催を目標に、これからも頑張っていきたいと思います。いつの日か皆さんにお会いできる日を楽しみにしています。目で見て心で感じるものを大切にしているyukkoさんの作品yukkoさんの作品は、自分の目で見たこと、自分の心で感じたことを大切にしている印象を受けます。モデルである子どもたちが何を感じているか、そしてその表情を描いて見る人に何を伝えたいか…というyukkoさん気持ちが人の心を動かしているのだなと、個展に伺い改めて気づくことができました。また、yukkoさんの視点はとても温かいものです。「ままのて」での作品を通じてyukkoさんとのやり取りのなかで感じた、その優しくまっすぐな人柄が作品に表れているのだなと感じています。これからも子どもたちが成長するたび、見る人の心に響く素敵な作品を描かれることでしょう。今後のyukkoさんのご活躍を心から応援したいですね。ままのて編集部Photo by ホシノヒデキ※この記事は2021年4月時点の情報をもとに作成しています。「なんでもない日」コンセプトムービー個展開催者情報3歳と0歳の男の子を育てる2児の母。「子育ての中で見つけた、瑞々しい気持ちを表現したい」という思いから水彩画を描いています。子どもとの何気ない時間を大切にしたいという気持ちを込めた「#忘れたくない瞬間」シリーズのほか、離乳食を舞台にした「りにゅうこく物語」もTwitterで人気を集めています。「ままのて」連載中:yukkoさんの作品yukkoさんの作品は動画も大人気ままのてで人気の育児漫画が動画でも楽しめます。今後も「泣ける」と話題のyukkoさんの漫画動画を随時更新していく予定ですよ。その他育児に関するお役立ち情報がたくさんありますよ。字幕付きのため、音声なしでもお楽しみいただけます。ぜひチャンネル登録してくださいね。ままのてのTwitter・Instagramをフォローすると、最新マンガの更新情報をご確認いただけます。ぜひフォローお願いします。
2021年05月28日出産後、退院して初めて夫と娘が対面! 待ちに待った夫の帰宅に話したいことがたくさんあったみいのさんでしたが……夫の反応が思いのほか薄くてなんだかがっかりしてしまうのでした。そして、自宅で初めての沐浴にチャレンジすることに! 練習してるから…大丈夫!? 沐浴レッスンで人形を使って練習したときに、助産師さんに褒められて、沐浴できる気がしていたけれど……実際初めての沐浴は大泣き! 夫婦で惨敗……! そして、このあとも困難が待ち受けることに……!?※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO 著者:マンガ家・イラストレーター みいの2020年6月に娘が生まれました。普段は企業の広告漫画を主に描いております!インスタでは子育てエッセイ漫画やイラストをアップします。コメントやイイねしてくださるととても嬉しいです!
2021年05月26日産後のママには、心身の不調がつきものです。さらに、初めての育児に頭を悩ませてしまうママも少なくないことでしょう。今回は、ウーマンエキサイトに寄せられたエピソードを元に、ママたちの産後について考えてみたいと思います。■「産後体質が変わった…」体調不良に悩むママ続出多く寄せられたのが、「産後に思ってもなかったような体調不良に見舞われた」という体験談です。「緊急帝王切開だったため、大量出血し貧血でフラフラして面会謝絶。おなかの傷が痛くて、母乳育児の新生児を抱っこするのも大変でした」「陣痛2日半を経てからの緊急帝王切開でした。身も心もボロボロ。やっと退院できたと思ったら、原因不明の子宮内感染症になり、救急搬送。入院中は恐怖と不安で、悪夢ばかり見るし、今でもあの感覚は忘れません」「産後2日目くらいに、おっぱいがぱんぱんに張って、寝返りを打つのもつらいくらいでした。おっぱいが爆発しそうでした」「寝ぐずりが激しくて全く寝られなかった。自分の体調もすこぶる悪くて、肌荒れ、口角炎、カンジダ、ドライノーズ、記憶力の低下、高熱。全てがストレスでしんどかった」「産前から下半身にむくみが出ていたが、産後にかなり悪化しゾウのような足で、痛くて歩けなくなった。さらに、そのむくみの影響から、産後高血圧にもなっており、気づかず無理して赤ちゃんのお世話をしていたら大変なことになったかもしれないと医師に言われ怖かったです」「出産する度にぜんそくがひどくなり、2人目のときは、産後8ヶ月で肺炎とぜんそくが悪化して、2度入院。その後、一生ぜんそく薬を飲まねばならない肺になりました」「産後2ヶ月くらいの時、体がかゆくなり、たちまち体中にじんましんが! 皮膚科へ行くと、原因は疲れ。育児の寝不足やストレスで体が疲れてるらしい。授乳中で薬も飲めないため、塗り薬で対応。出産で体質が変わったみたい」ありとあらゆる種類の体調不良がママたちを襲っていることがわかります。産後のママは、育児に家事に上の子のお世話など、ついつい無理してしまいがちですよね。そんな無理がたたって、中には大きな病気を患った人もいるようです。産後の体調悪化に、つらい思いをしている人は少なくないようです。■「夜間授乳のたびに涙が止まらない…」産後うつになる人もまた、心の不調を抱えたママたちからのコメントも寄せられていました。「旦那の仕事が残業続きの中、産後赤ちゃんと4歳児の2人育児が始まり、育児ノイローゼになりました。悪露もなかなか止まらず、子どもをお風呂に入れるのも大変。赤ちゃんは今年の3月に産まれたのですが、新生児期にコロナの自粛がはじまり、息抜きができなかった」「産後、話し相手は仕事から帰った夫と実家との電話のみ。もともと休日はよく外出していたので、ものすごいストレス。子どもの泣き声で通報されるのが心配で、家事が中断するのもストレス。旦那に、あなたは仕事で気晴らしできていいよねと、嫌みを言ってしまったり、『産んだのは間違い?』と毎日悩みました」「産後、コロナのせいで面会は1日15分を1回だけに。夫に会えない寂しさと狭い病室でおかしくなって、過呼吸に涙が止まらず、1日中ずっとその状態。『家に帰りたい』と懇願して、退院できることになりました」「産後の入院中、風疹が流行で面会謝絶になり、外の世界と接触がなくなり、授乳もうまくできず、夜間授乳の時に涙が止まらなかった」「頻回授乳を頑張りすぎたせいか、肩と首の神経を痛めて産後1ヶ月で今まで感じた事のないような、ひどい頭痛に見舞われました。里帰りもせず、退院後ほぼワンオペで子育てをスタートした私は、息子のかわいさをかみしめるというよりも、どんなに自分の体調が悪くても生まれたてのか弱い息子を死なせてはならないという責任感の中で押しつぶされそうな思いで毎日を過ごしていました」産後に、心の不調でつらい思いをしているママたちが非常に多くいることがわかります。筆者自身、1人目の産後の入院中はとてもつらかった記憶があります。周りのママたちが順調に母乳をあげている姿を見ると、「自分はこんなに少ししか母乳が出ていない…」と、落ち込みました。また、母子同室を推奨していたため、「自分で赤ちゃんをどうしても見なければ」と、泣き止まない子どもを抱きながら、ベッドの上で途方に暮れて一緒に泣いたこともあります。なぜ、産後うつになるママが多いのでしょうか。妊娠中・産後のうつ病を引き起こしている要素として、この時期は何かとストレスが多い上に、周囲のサポートが不十分な状況が重なっている場合が考えられます。しかも妊娠・出産に伴う女性ホルモンの大きな変化は、脳がストレスに耐える抵抗力を低下させます。その結果ストレスを処理しきれなくなった脳が機能不全を起こし、ものごとを悪くとらえる傾向が強く出てしまいます。出典: 妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療/西大輔(e-ヘルスネット/厚生労働省)(2020) 女性ホルモンや脳の働きも影響しているようです。こういった背景に気づけないと、「なぜこんなに落ち込んでしまうのだろう」と、さらに落ち込んでしまいそうですが、「産後はいつもとは違う状態なんだ」と知っていると、少し気持ちを落ち着けることができそうです。また、自分だけでなく、家族にもこの認識を持ってもらうこと、助けを求められる状況を作っておくことも重要なのかもしれません。■産後の不調を乗り越えるために…それでは、産後のママたちはどのように回復を遂げたのでしょうか。▼子どもの預け先を確保する「孤独感、夜になるのが怖い、赤ちゃんと2人になるのが怖い、訳もなく涙が止まらない。完全な産後うつでした。子どもが幼稚園へ行くようになり、ひとりの時間が取れるようになってからやっと、ホルモンバランスが以前の自分に戻ってきました」「初めての子育てに、他人の何気ない言葉が自分を責めているように感じてしまう日々。泣き止まない子どもを抱き、一緒に号泣しました。保育園に預けて、物理的に離れる時間ができたことは、やっぱり一番の特効薬だったと思います」「第2子出産と同時に、夫の転勤先に引っ越し、慣れない土地で2歳と0歳の子どもの育児をしなければならず、育児ノイローゼでした。自分の余裕を作るため、一時保育やベビーシッターに上の子を見てもらったり、疲れたら遠方の実家に子どもを連れてしばらく帰ったりして、なんとかつらい時期をしのぎました」「気分の落ち込みがひどく、自分は産後うつかもと思っていました。歯医者に行くために、初めて一時保育を利用してみると、『泣くこともなく、お昼寝もできましたよ〜』と言われ、気持ちが軽くなったのを覚えています。それからは、つらい時はプロの力を借りることも一つの手だと心に留めています」▼積極的に外に出る「頼れる身内がおらず、朝から晩までずっと一人で全ての家事をこなしてきた。特に2人目が産まれた後がつらく、イライラしていたところ、近所に住んでた同年代のお母さんが子育て支援センターに誘ってくれて、相談できる先生もいて助かった」「初めての育児は、何が正しいのか、自分がしているお世話は間違っていないのか、いつも不安でした。産後、自宅に戻ってきてしばらく、夫以外の人と、会えなかったり、しゃべれなかったりが続くと、他の人と話すことが怖くなってきたりしました。産後、1ヶ月が過ぎて少しずつ外に出られるようになると、1日中家にいることをやめて、児童館や公民館や幼稚園のイベントに積極的に参加 しました。外に出ることが大事だと思います」▼友達や家族に話を聞いてもらう「1人目を出産時、産後うつのような状況で、子どもが全くかわいいと感じられずつらかったです。学生時代の友人が子連れで遊びに来てくれて、『産後うつと診断されお薬を飲んで直した』とあっけらかんと話す姿を見て、『つらいって言っていいんだ』『変なことじゃないんだ』と気持ちが穏やかになりました」「産後、初産のため何もかもわからない中で、もう気が狂いそうでした。かわいくない。なんで産んだんだろう。一日中同じことの繰り返しで話し相手もいない。負のループでした。たまたま別件で、先輩ママでもある友だちに連絡を取った時に苦しい状況をはき出してみると、少しだけ楽になりました。特に解決策があるわけじゃない育児なので口に出しても無駄だとおもっていましたが、はき出すことでこんなに楽になるのかと思いました」回復の方法にもさまざまな種類があることがわかります。ママたちが、自分に合った対策を見つけて、心身ともに回復できるといいなと、切に願います。最後に、こんなコメントも寄せられていました。「第1子の時、地元を離れて慣れない土地での育児でした。365日24時間赤ちゃんと一緒で、何をしても泣き止まない時には私も一緒に泣いてたこともありました。昔の自分にアドバイスを送れるなら、『もっと肩の力を抜いて。大丈夫だよ』と言いたいです」「産後うつ、私もなりました。子どもに申し訳ないって思ったり、周りと比べて家事育児ができていないと思ってつらかったり、子どもは泣かないのに、私が泣いてました。でも、妊娠、出産は、みんなが当たり前にできるものではないです。妊娠に至らなかったり、死産してしまったり、それでも明るく生きなきゃと頑張ってる人がたくさんいることを忘れたくないです」「一人目の育児中、やりたいことがやりたいタイミングでできない、やらなければいけないことがやるべき期限までに終えられないという、達成感や充実感を実感することができず、参っていることに気づきました。『コントロールできない相手と対峙(たいじ)しているのだから、これまでのペースで生活できなくて当たり前。できなかったことより、できたことに目を向けるべき』と考えて、気が楽になりました」ここまで、ママたちの産後のエピソードを紹介してきました。産後体調が悪かったり、心に不調がある場合は、我慢はせずにSOSを発信し、自分自身が病院へいくことを優先させましょう。子どもの預け先は、保育園の一時保育やファミリーサポート、ベビーシッターなど、いくつか候補を持っておけると安心です。もし子どもの預け先が見つからない場合は、お住まいの役所や保健センターで相談できます。「あれもこれもしなければ」と考えて、家事も育児も1人で抱え込んでしまいがちですが、産後のママが1人で対応するのは相当難しいことであり、周りの協力が不可欠です。家事育児の大変さを抱え込むのではなく、パートナーや親族、友人や公的な機関など、どこかにつながって、少しでもつらさが緩和できるよう、助けを求めてもらいたいと思います。ママが笑顔でいられるために、みんなで助け合って子育てをしていける世の中にしていきたいものですね。参考文献 妊娠・出産に伴ううつ病の症状と治療/西大輔(e-ヘルスネット/厚生労働省)(2020) 出産体験談はこちら
2021年05月26日学生時代、生理痛がひどかった私は、生理がくるたびに家で寝込んでいないと過ごせない状態にいました。そして、社会人になる前に、このつらさを何とかしなければと思っていました。 生理中は寝込むほどの痛みに襲われて…私は昔から生理痛がひどく、あまりにしんどくて起きてられないほど。生理がくるたびに家で寝こみ、痛みが引いていくのをじっとしながら過ごしていました。 学生時代であれば、体調が悪い日は休みをとるということが簡単に許されるでしょうが、社会人となるとそうはいきません。「このままでいたら、月に2~3日は仕事を休まないといけないレベル。就職する前になんとかしないと……」という思いがありました。 重度の生理痛を解消するための決断そんな私が頼ったのが低用量ピルです。 「ピル」と聞いたとき、私はまず「避妊向け」というイメージがあって……。最初は飲むことに抵抗があり、また不安もありました。 ところが調べてみると、低用量ピルは生理痛など月経困難症の処方にも用いられていて、治療目的であれば健康保険の適応内とのこと。将来妊娠を望んでいた私は、月経困難症を治療しておきたい!と思いました。 寝込むほどひどかった生理痛が緩和実際に低用量ピルを飲んでみると、寝込むほどの痛みに苦しめられていた生理痛が大幅に緩和! おかげで就職後は生理痛で休むことなく仕事に通えました。 ひどい生理痛がつらいというのもありますが、「私は将来、妊娠できるのかな……」という不安をずっと抱えていました。でも今、無事に妊娠することができました。あのとき、婦人科に行く決断をしたおかげなのだと思っています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/れいさん
2021年05月24日ベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】に2021年4月に寄せられた相談のなかから、専門家の回答が役に立ったとの声が多かった「産後クライシス」に関するご相談を、マンガで解説します!「気軽に専門家に質問ができて、さらに返信も早い」とママから日々感謝の声が寄せられているベビーカレンダーの人気コンテンツ【専門家に相談】の掲示板。そのなかから特に注目をあつめた質問の内容を一部抜粋してご紹介します。今回は、2021年4月に寄せられた相談のなかから、専門家の回答が役に立ったとの声が多かった「産後クライシス」に関するご相談について、マンガで解説します。 Q.大好きだった夫のことが大嫌いになりました私は、産後1カ月くらいから、大好きだった夫のことが大嫌いになりました。夫は元々忙しい人なので、育児には期待していませんでした。しかし、新型コロナウイルスの影響により仕事が減り、家にいることもできるのに、朝早く出かけ、夜中遅くに帰ってきます。夫のだらしない所がかわいくて好きだったのですが、汚く思え、子どもに手がかかる今ではうっとおしく思います。夫のことが大好きだった自分のことも気持ち悪いです。産後のホルモンバランスと関係があるのでしょうか? しかし、子どもが生まれて1年も経ち、仕事にも復帰しました。もうホルモンバランスとは関係ないものなのでしょうか? ちなみに子どもは母乳大好きで、未だに生理は再開していません。 高塚あきこ助産師からの回答女性はお産をすると、1人の女性という立場から急に母親になることができると言われています。お子さんを守らなくてはならないという本能です。ですが、男性は、特に身体の変化もなく今までと同じ生活ですので、1人の男性という立場に、父親としての役割が増えるのには時間がかかると言われています。ですので、そこで温度差が生まれ、ご主人は今まで通りの生活スタイル、ママさんとの関係を望む一方で、ママさんになった女性は、育児の忙しさや不規則な生活、睡眠不足なども相まって、ご主人に今までにはない嫌悪感を感じたり、イライラしてしまうことがあるのかもしれません。 もしかすると、産後のガルガル期と言われる状態なのかもしれませんね。産後、ママさんの本能として、お子さんを守ろうとするために周囲に対して攻撃的になったりすることを言います。たとえ、ご主人であっても攻撃の対象となることはよくありますよ。時期的なものもあり、時間の経過とともに次第にお気持ちが落ち着いてきたりすることもあります。今は産後の育児に大変な時期でもありますし、そういう時期と割り切って対応していただいてもいいかもしれませんね。 産後のホルモンバランスについては、おおよそ1年くらいで整ってくる方も多いのですが、その間にご主人との関係性が悪くなってしまったり、ご主人に対する感情が否定的なものになってしまうと、なかなか関係性が元に戻るのは時間がかかることもあるかもしれませんね。個人差があるのでいつまで続くかはなかなか明言できませんが、一度ご主人としっかりお話しなさっていただいて、質問者さんのお気持ちを理解してもらうといいかもしれませんね。 ※参考:ベビーカレンダー「専門家に相談」コーナー※診断や具体的な治療については医師の指示にしたがってください。 夫婦のすれ違いはなぜ起こる!?出産後に夫婦にさまざまなすれ違いが生じ、夫婦仲が急激に悪くなる状態を「産後クライシス」と言います。産後クライシスが起こってしまう原因はひとつではありません。 一般的には妻側からの視点で言うと、・ホルモンバランスの変化により、妻側がイライラしやすくなる・夫の育児やママに対する無理解などに不満がある・セックスする気分になれない、または、セックスが汚いもののように思えてしたくないなどが大きな要因となります。 しかし、夫からしてみれば、・なぜ、急にイライラして当たられるのかがわからない・自分は仕事を今まで通りしていて、育児にも協力しているつもりなのに怒られる・セックスを拒否されると理不尽な対応を迫られていると感じることが多くなります。 こうして書くと、産後クライシスになってしまうのは理解できるかと思いますが、実際に直面すると、赤ちゃんをお世話しなければならないという状況に追われ、精神面でも変化が起こっていることをママ自身がはっきりと自覚できるわけではないので、「なんだかイライラする」「夫はなんでちゃんと動いてくれないのか」と無自覚に夫に当たることになります。そのため、自分がなぜ夫に対してそのような対応をとるのか説明することもなく、夫もなぜ妻の態度が急変したのかを理解できない状況になります。 産後クライシスを防ぐ方法まずどれくらい、産後にママの負担が増えるのかをママだけでなく夫にも知っておいてもらうことが有効になります。とはいっても、事前に聞いていたことと実際に経験することとは雲泥の差です。事前に頭に知識を入れて理解していたつもりでも、お互いに実際その場になって「このことか」と理解しじょうずに対応ができるとはかぎりません。夫には、・ママがイライラする可能性が大いにあること・靴下を裏返しにしたまま部屋に放り投げておくなど、今まで許せていたことも許せなくなる可能性があること・育児が想像以上にママにとって大変なことを事前に知っておいてもらった上で、かつ、ママがイライラしたら、お互いの認識のズレを合わせにいくことが必要であることを伝えておきましょう。 作画/はたこ※参考:・ニュース(ママネタ):産後クライシスは他人事じゃない!夫との気持ちのすれ違いを防ぐ方法【著者:メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー カトウ ヒロコ】
2021年05月24日生理前の数日間。もうそろそろ始まりそうだ……みたいな、この生理前のソワソワ期間がとても嫌いでした。特に学生時代はこの期間の対処法がわからず、休み時間のたびに何度も何度もトイレに行っては「生理まだだよね?」と確認していたほど……。そんな私に友人がくれたアドバイスのおかげで、生理前のソワソワが一気に解消しました! 生理前ってソワソワする!!!生理予定日が近づくと、もうそろそろ生理がくるかな、まだこないかな、いつくるのかな……と、毎回とてもソワソワして過ごしていました。特に私は、最初に少し出血したあと、初日からそれなりに経血量が多くなるので、ナプキンをつけるタイミングを逃したら大変なことになるタイプでした。 学生時代はその生理前の期間の過ごし方がわからず、まだ生理もきていないのにナプキンをつけておくのももったいない気がしてしまって、とにかく頻繁にトイレに行っては生理になっていないか確認ばかりしていました。 何度もトイレに行く私に友人が…学生時代の生理前期間は、休み時間のたびにトイレに直行。20分ぐらいの長めの休み時間や昼休みは、休み時間が始まってすぐにトイレに行き、その後も10分おきぐらいに合計2~3回トイレに向かっていました。 そんな私を見てついに友人からも、「あいちゃん、すごくトイレの回数多いね」と言われてしまいます。「実はもうすぐ生理予定日だから、生理になっていないか心配で心配で……」と言うと、「これを使ってみたら?」と、おりものシートを教えてくれました! 生理前のソワソワが解消された!それまで私は、おりものが気になったことはなかったので、おりものシートは使ったこともありませんでした。すすめてくれた友人はその場でおりものシートを1枚くれて、そのとき初めておりものシートというものを見ました。 ナプキンよりずっと小さくて、これなら生理前にも使えそう! もし生理になっても最初の数時間ならこれで大丈夫そう!と感動した私。実際に使ってみると、もし授業中に生理が始まって少量の出血があっても大丈夫という安心感はすごく大きかったです。また、ナプキンより価格も安く、日常使いする前提の商品なので「もったいないから使いたくない」と、使用を迷う必要がないのもうれしかったです。 そして、休み時間のたびに慌ててトイレに駆け込んで確認することもなくなり、とても快適になりました。 保健の授業などで、生理の仕組みやナプキンの使い方などは簡単に教わりましたが、生理前の過ごし方や、生理予定日が近づいたらやっておいたほうが良いことまでは教わらなかったので、あのとき友人に教えてもらって本当によかったです。 生理予定日が近づいたらおりものシートをつけておくことで、心配しすぎず、快適に過ごせるようになりました。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/あい
2021年05月23日大学4年生の春、私は就職活動を開始しました。私の周りには4月の時点ですでに内定をもらっている人がたくさんいたので、「私もすぐに決まるだろう」と思っていました。しかし、私が第一に希望していた業界は倍率が高く、なかなか決まらず……。そして、その間、生理にもある異変が起きていたのです。 もしかして妊娠…?就職活動が始まり、慌ただしい毎日を送っていた私。その間、私は生理がきていないことに気付いていませんでした。就職活動に加え、大学の課題にも追われていたため、月経周期について確認している余裕がなかったのです。 そんななか、生理がきていないことに先に気づいたのは彼でした。私たちカップルは、以前から生理予定日をシェアするアプリを使っており、彼が「生理きてないの? 入力し忘れてるだけ?」と声をかけてきたのです。そのとき私は初めて2カ月の間、生理がきていないことに気付きました。 私は不安に感じ「妊娠したのかもしれない」と思い、薬局で買える妊娠検査キットを使いました。しかし、結果は陰性。私は、なぜ生理がきていないのかわからず、ますます不安に。 病院へは行けなかった何度も病院へ行き診てもらおうかと思いましたが、就職活動と大学の課題で忙しく、「そのうちにくるだろう」と放置。また、就職活動でアルバイトの時間が減り、バイト代も今までより少なくなってしまったため、病院でお金を使うのは気が引けてしまいました。 友だちや彼氏からも「病院へ行ったら?」と何度も言われましたが、「そのうちにくるよ!」「どうにかなるよ!」と返事をし、毎回適当にあしらっていたのです。 私も彼も精神的に参ってしまい…友だちの前では気丈に振る舞っていた私でしたが、常に不安でいっぱいで彼に八つ当たりばかりする毎日でした。妊娠検査キットも信頼できず、「妊娠していたらどうしよう」「変な病気にかかっいてたらどうしよう」と彼に泣きつき、そんな私を見る彼も不安でいっぱいの毎日を過ごしていたのです。 就職活動を始めて半年、結局私は就職活動をやめ、大学生のころからやっていたライターとして活動をすることにしました。すると、精神的な負荷を与えていた大きなストレスがなくなったからでしょうか。就活を終えた途端に生理がきて、私も彼も安心できたのです。 結局受診をすることはなかったので、生理が半年間こなかった明確な原因はわからないままですが、就職活動をやめた途端生理が再開したので、私は就職活動によるストレスが原因だったのかなと思います。不安でいっぱいだった時期、毎日私に「大丈夫だよ」「何かあったら俺もサポートする」とやさしい言葉をかけてくれた彼には、とても感謝しています。 また、今回は何事もありませんでしたが、「病気が隠れている可能性もある」と今では思います。今後同じような症状があった場合、忙しさやお金を言い訳にはせず、病院を受診し原因を明確にしようと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/佐藤里桜
2021年05月23日子どもを産んでから夫と生理についてオープンに話せるようになり、普段の会話で生理の話をすることもありました。ですが、何気ない会話の中で出た夫の発言にびっくり!男性の生理に対する意識の違いに驚いた体験談です。 夫は妹がいるので、生理についての私の話も抵抗なく聞けたのだろうし、理解もできたのかもしれません。ただ、そんな夫でも、CMの言葉を鵜呑みにしてしまっていたので、身近な人に聞かなければわからない人もいるのだな、男性に生理のことを理解してもらうのはなかなか難しいことだなと気づきました。 私には娘と息子がいるのですが、子どもたちには正しい生理の知識を身に付けてほしいと思っています。生理中のつらさや不快感には個人差があることへの理解が、もっと多くの人に広がるといいなと感じた出来事でした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/桜井ゆみさん作画/まっふ
2021年05月23日大学3年生のころ、彼氏と近くの大型ショッピングモールへ遊びに出かけたときの話です。生理でうっかりズボンを汚してしまい、「替えの服を買ってきて」と彼氏にお願いしたときの「珍エピソード」をご紹介します。 おしゃれして楽しいデート!のはずが…20歳のとき、お付き合いしていた1つ年上の彼と、下宿近くの大型ショッピングモールへ遊びに行ったときのことです。その日は春らしい淡いベージュのズボンをはいて、ルンルン気分で彼とのデートを楽しんでいました。 2人で互いの服を選んだりランチをしたりして過ごしたあと、ずっと楽しみにしていたアニメ映画を鑑賞。感動のラストに涙を流し、すっかり満足したあとに悲劇は起こりました。 彼にSOS「替えのズボンを買ってきて」映画を見終わって席を立ち上がったとき、お尻から太ももにかけてひんやりとした嫌な違和感がありました。まさかと思い、急いでトイレに駆け込んだところ、予想通りページュのズボンが自分の血で真っ赤に。 こんな恥ずかしい姿で外に出られない!と思った私は、泣く泣く彼に「ごめん! 生理でズボンが汚れちゃってトイレから出られない。何でもいいから、替えのズボンを買ってきてくれないかな?」とLINEをしました。SOSから20分ほどで、彼は急いで私のズボンを購入してきてくれました。 やさしさに感動した直後…そのセンスに愕然女子トイレの入り口でこっそり紙袋を受け取り、再び個室へと避難。「生理でズボンを汚してしまった彼女のために、走って替えのズボンを買ってきれくれるなんてやさしい彼氏なんだろう」と彼の思いやりに感動していた私ですが、個室で紙袋の中身を確認し、思わず硬直してしまいました。 なんと彼が買ってきてくれたのは、ヨレヨレでねずみ色をした「THE・おじさんの家着」のようなズボンだったのです。さらに何故か大きさもメンズ用のXL。彼いわく「入らなかったら困ると思った」そうですが、ぽっちゃり体型とは言え、身長153cmの私にはあまりにもオーバーサイズでした。違う意味で「はきたくない!」と思いましたが、汚れたズボンよりはマシだったので、渋々おじさんパンツに足を通しました。 灰色のズボンを着用後、トイレから出ると私の姿を見た彼が、あまりのシュールな姿に思わず大爆笑。「あなたが選んだんでしょ!」と思いましたが、それでも彼女の生理に嫌な顔1つせず、急いで対処してくれた彼はとても良い人だったなと思います。 そして、この事件を通して、生理前後に明るい色のズボンをはくのは危険ということを、身を持って痛感したのでした。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO著者/鮭いくら
2021年05月23日完全母乳で育てた娘は、1歳を機に卒乳しました。母乳育児を終えてみて、振り返るといいこともたくさんありましたが、大変だったこともあります。今回は、子育て中の私が母乳育児で大変だったことを3つ紹介します。 【その1】言いようのない痛み! おっぱいトラブル授乳中のトラブルといえば、最もつらかったのは乳腺炎でした。育児用ミルクは足さずに母乳一本だったので、授乳間隔が空いたり甘いものを食べすぎたりすると乳腺炎になったものです。キャベツ湿布で冷やしながら、とにかく母乳を飲んでもらうのが回復を早める一番の方法でした。 次につらかったのは、歯が生えてきたわが子に乳首を噛まれたときのことです。痛がるとふざけてまた噛んでくるので、鼻をつまんで口を離してもらうようにしていました。私は、乳首の傷を馬油でケアしていました。 【その2】意外に早かった生理再開。その影響で!?私は完全母乳でしたが、比較的早く、出産から半年ぐらいで生理が再開しました。それ以降も月一で生理が来るようになり、生理前になるとなんとなく母乳の味が悪くなるのか、授乳中には娘もさえない反応をしていました。 生理中はさらにおいしくないのか出が悪いのか、不機嫌そうに噛まれることもしばしば。授乳中は生理が来ないとよく聞きますが、個人差があるようです。 【その3】自分が病気になったときの授乳授乳中は体調を崩すことが少なかったのですが、あるとき感染性胃腸炎にかかってしまったことがあります。授乳は続けて大丈夫とのことだったので、普段通りに飲ませていましたが、やはり体がつらかったです。 また、逆流性食道炎にかかり、麻酔なしで胃カメラを飲んだこともありました。授乳中には麻酔がよくないとのことで、麻酔なしでおこないましたが、ちょっとつらい思いをしました。 以上、今思うと「よく頑張った!」と自分をほめてあげたくなった授乳中のエピソードでした。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 イラスト/ののぱ監修/助産師REIKO著者:山田孝子一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。
2021年05月23日私は、ほぼ28日周期で生理がやってきます。これまで規則正しいサイクルで困ることはなかったのですが、きっちりしていたことで、逆に体の異変を見過ごしてしまったことがあります。 ほぼ28日周期でやってくる私の生理私の場合、生理の周期がきっちりしています。28日周期でくることがほとんどで、あまりズレたこともありません。 そのため、生理が始まるころに出血があれば「生理がきたんだな」と思うだけ。それで何も問題ない日々を送っていました。 タイミング的には生理開始日。でもちょっと変かも…そんな私が31歳のときの出来事です。ある日、出血がありました。タイミング的にはちょうど生理が始まる時期。いつもと違って激しい腹痛があって、いつもよりも経血量が多い感じはしたのですが、予定通りの生理ということで、特に何かを疑うことはありませんでした。 ところが、いつもであれば5日ほどで終わる生理が、このときは1週間以上かかりました。「こんなときもあるかな」と気にせずいたのですが、一度は出血がおさまったのに、時々ピンク色のおりものが出るようになったのです。 おりものに鮮血が混じるようになり、病院へピンク色のおりものは徐々に増えていき、だんだんとおりものに鮮血が混じるように。腹痛もあったため、「いつもとは違う」と感じ、最初の出血から1カ月ほど経ったころ、ようやく婦人科を受診しました。 医師の診断結果は子宮外妊娠――。診察後に大きな病院へ救急搬送され、即日手術をすることになりました。 生理と勘違いするぐらいの出血だったので、今思えば最初からおかしかったのでしょうが、今回ばかりは規則的な生理周期がアダとなり、異変に気づくのが遅くなってしまいました。少しでもおかしいなと思ったら、もっと早く病院を受診すればよかったと後悔しました。 そして、それからちょうど1年後、再び私は妊娠することができました。無事に出産を終えた今は、「あのとき着床できなかった子が帰ってきてくれたのかな」と思えて、少し救われた気がしています。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/東 のんさん
2021年05月22日「ごはんのときは床に座る」という家庭で育った私。正座が大好きで、座るときは正座が定番でした。それは学校でも同じで、椅子の上で正座をして授業を受けていたほどです。 しかしある日、いつものように正座をして授業を受けていたら、とても恥ずかしい失敗をしてしまいました。 正座が基本スタイルで、学校でも椅子の上で正座をしていた私。生理中であることを忘れて、つい癖で正座をしてしまったことで、大恥をかいてしまいました。このことがあってからは、生理中は経血漏れを気にすること、そして授業中に正座をするのは控えるようになりました。生理は長い付き合いなるものなので、うまく付き合っていきたいと思います。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 原案/ぶるのママさん作画/まっふ
2021年05月22日出産後の女性がホルモンの乱れや育児のストレスにより、マタニティブルーズになってしまうことはありえると知っていましたが、私には関係のない話だと思っていました。「まさか自分がなるなんて!」⋯⋯2人目出産後に、私がマタニティブルーズの兆候ありと病院で言われたときの体験談です。 他人事にとらえていたマタニティブルーズ1人目の子どもが2歳半のときに2人目を出産。妊娠中から育児雑誌等で育児の体験談を読み、「マタニティブルーズ」という症状が起こる可能性があることは知っていました。しかし私は楽観的で嫌なことを忘れられる性格で、精神症状とは無関係だと思っていたため、深く知ろうともしませんでした。 その考えが愚かだったと気づいたのは2人目出産後です。2人目の子どもはとてもかわいい存在なのに、産後1カ月の私は育児を楽しいと思えず、家族のささいな言動にイライラするようになりました。 イライラの原因はマタニティブルーズ!?幸せなはずの赤ちゃんとの生活なのに、突然悲しさや不安感に襲われる日々。夫がしてくれる家事や育児の仕方にイライラして細かく注意し、夫と言い争いが多くなりました。 1カ月健診で育児の仕方や生活で悩んでいることをアンケートに記入し、その回答を見た助産師さんから「育児を楽しいと思えず家族のささいな言動にイライラするのはマタニティブルーズの症状であり、すぐに対処しないと産後うつに移行するおそれがある」と言われたのです。私は「まさか自分がマタニティブルーズになるなんて」とショックでした。 原因がわかり落ち着いた気持ちマタニティブルーズと言われたことはショックでしたが、今まで悩んでいた理由のないイライラや不安感や悲しい気持ちの原因がわかり、対処していこうと前向きに思えてきました。私や赤ちゃんや夫が悪いわけでなく、産後のホルモンバランスの乱れや育児のストレスが原因だから!と割り切れるようになってからは心が軽くなったのです。 夫にもマタニティブルーズであることを伝えたところ、子育てと家事への協力の仕方や私への接し方が少しずつ変わってきました。夫から愛されていると実感でき、家族で過ごす幸せを感じられるようになっていきました。 精神的に不安定な状態で本当につらい産褥期を過ごし、かわいい新生児期の育児を心から楽しめず悔しかったです。出産前にマタニティブルーズについて深く理解しておくべきだったと思ったのと同時に、夫にも産後の体と心の変化を理解してもらっておけばよかったと後悔しました。これからはマタニティブルーズは誰もがなるかもしれないことを友人や周りの人に伝えていきたいと思います。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:三宅ちよこフリーランスとして働きながら一男一女を子育て中の母。ファイナンシャルプランナーの資格を持ち、株や不動産投資を副業としている。ライターとして主婦のためのお得な情報や子育てに関する体験談を執筆している。
2021年05月21日産後の生理再開を機に、使い始めたある生理用品。しかし、初めて使ってみたときの印象がよくなく、しばらくたんすに眠らせたのですが、ひょんなことから復活。すると、少し使い方を変えただけで、今では手放せないアイテムとなったのです。 うまく使えず、たんす行きになったのは…子どもを産んで1年ほど経ったころのことです。生理が再開し、妊娠を経て肌が敏感になったことから、布ナプキンを使ってみることにしました。 しかし、初めて使ってみたところ、正直な感想は「私には合わない」。経血量が多い日に使ったせいもあるのでしょうが、布ナプキンはビシャビシャになって経血漏れ。しかも、その後の洗濯がすごく面倒で。結局その後使うことはなく、タンスの奥底に眠らせることになりました。 代用品としてなら、使えるかも!印象のよくなかった布ナプキンですが、ひょんなことから、再び使ってみようと思う機会がありました。それは、おりものが増えて、ショーツの汚れが目立つようになったときです。 最初は、市販のおりものシートを使っていたのですが、ズレてしまうことが頻繁にあり、トイレに行くたびに交換するコストを考えると、あまり使い続けたいとは思わなかったのです。 そこで思い出したのが、一度はたんすの奥底に眠らせた、あの布ナプキンです。 おりもの用としては抜群の使いやすさ!おりものシートのかわりに布ナプキンを使ってみると、肌あたりはいいし、使い捨てのおりものシートより断然コスパがいい! しかも、経血とは違って汚れが落としやすいので、洗濯も手間ではありません。これなら、お財布にも、環境にも、肌にもやさしい! 私にはいいことづくめのアイテムだったのです。 本来の使い方とは異なるかもしれませんが、私にとっては、おりものシートの代用品として、布ナプキンが大活躍しています。かわいい用品を使えば気分も上がりますし。生理が始まりそうなときにつけておくことも可能。不安なく、快適に過ごせるようになりました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように! 監修/助産師REIKO----------文/出口唯美さん
2021年05月21日うちの家族、個性の塊です
夫婦・子育ていまむかし
めまぐるしいけど愛おしい、空回り母ちゃんの日々