《お風呂でのヒヤリハット》こんなことに気をつけています 楽しいバスタイムを送るために注意したい7つのこと
一瞬で危険迫る! お風呂での事故
1才頃になると歩けるようになる赤ちゃんもいるので、運動量が多くなると供に、お風呂での事故も多くなります。子どもが亡くなる原因として、交通事故の次に多い「不慮の事故」ですが、その中でも溺水は2番目に多い死因だそうです。
赤ちゃんが溺れてしまうタイミングは、ママが自分の頭髪、身体を洗っている時や兄弟の身体を拭いている時等、数分の間です。「大丈夫だろう」という大人の気のゆるみで一瞬目を離した時に事故は起きています。息子のニコライが2才くらいの頃、もう既に歩くのも十分上手になって一人で浴槽に浸かることも多かったのですが、私が洗髪中で目を離した隙に滑って顔が水中に!息子は水を飲んでしまって、苦しそうにむせることがありました。
子どもが溺れるときは、映画やドラマのワンシーンのようにバシャバシャと暴れて音が出るということはなく、静かに沈んでいきます。とても怖いことですが、本能的溺水反応と言って、子どもは何が起こっているか分からないパニック状態で声を出す余裕もありません。水が10cmも溜まっていれば、赤ちゃんの姿勢によっては溺れてしまいます。
入浴中に限らず、浴槽や洗面器、手桶等には水を残すことがないように気を付けた方が良いでしょう。
安全なバスタイムを過ごすために気をつけるべきポイント7つ
赤ちゃんが溺れてしまう他にも、お風呂場には危険がいっぱい。
我が家で注意しているポイントをいくつかご紹介します!
①手の届く位置にものはなるべく置かない
カミソリや石鹸、シャンプー、リンス等は子どもの手が届かない高い場所に置くこと。刃物はもちろん、石鹸類なども触ってしまうことで滑って転んだりが危険。また、誤飲をしてしまったりを防ぎます。
②浴槽のフタに乗らせない
万が一浴槽のフタに乗ってしまうと、外れた時に怪我をするので、念のため硬くて丈夫なものを選んでいます。日頃から、「ここは危ないからね」と声かけを。
③シャワーの温度確認は大人から
シャワーのお湯の出しはじめは高温になっていることがあるので、大人が手で温度を確かめること。
④蛇口を触らない方向に向けたりタオルを巻いたりする
蛇口の本体も、お湯で高温になっていることが。やけどの危険はどこに潜んでいるかわからないので、子どもが触らないように工夫をします。
⑤追い炊きによるやけどに注意する
シャワーや蛇口同様、追い炊きの沸かし口にも注意。