子育て情報『すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと スマホやネット。依存を防ぎうまくつきあうにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ』

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと スマホやネット。依存を防ぎうまくつきあうにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ

わたしたちは、ICTにどう向き合い、ICT機器を扱う子どもたちをどのような目で見守ればよいのでしょうか。

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと スマホやネット。依存を防ぎうまくつきあうにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ

「学習アプリでもオンライン学習でもなんでもいいので、まずは保護者自身が自分でやってみること、そのうえで、自分がいいと思ったものを子どもといっしょにやってみるという姿勢が大切だと思っています。
そして、学んだ 内容をもとにして『これをやってみたらおもしろかったから、あなたもやらない?』というように親子で会話をすることが重要だと思います。」

■「オープンなオンライン教育で新しい学びを創造する」株式会社ドコモgacco代表取締役社長 伊能美和子氏インタビュー第4回

子どもたちにとって「スマホ」は道具で、「自分の耳とか口がスマホの先にあって、友だちとつながってくっついちゃっているような感覚」があると言うのは杉本卓先生です。「スマホという道具とのつきあい方にだって、人間の根本的な部分を考える必要があると思うんです。スマホを使うことで、この情報を得ることで、このゲームをすることで、このルールを決めることで、わが子は人として幸せになるのか、ということを保護者は考えて欲しいんです。近視眼的なレベルではなく、一段高いレベルで(スマホの使い方について)考えましょうということです」

■ICTが進化する未来へ、子どもたちはどう育っていくのか青山学院大学杉本卓先生インタビュー第4回

ICTの特徴である「わかった気になる」を学びに転換するうえでも、適切な声かけや興味に応じた体験の場を提供するなど保護者のサポートが必要になるでしょう。

すくすく伸びる子どもたちに、本当に大切なこと スマホやネット。依存を防ぎうまくつきあうにも「自己肯定感」と「親子の会話」がカギ

「わかった気になる」のではなく「理解を深めるためには、言葉でちゃんと説明できるかどうかが、いまのところ非常に大事だと思います。
『知ってるよ』とか『検索すれば出てくるよ』ではなく、自分の言葉でものごとを説明できるところまで理解するということです。」

「いろいろな状況で身体をともなって体験しないと身につかないと思いますし、情報教育とかICTを使うときに、体験をないがしろにして情報を取り扱うだけにしてしまったら、これから必要な教育にはならないだろうと思います。」

■ICTが進化する未来へ、子どもたちはどう育っていくのか青山学院大学杉本卓先生インタビュー第2回

「保護者には監督官や指揮者のような立場に立つだけでなく、保護者自身がネットとのつき合い方をしっかり見直してほしい」

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