新小学1年生の「将来就きたい職業」発表。1位は男の子「スポーツ選手」、女の子「ケーキ屋・パン屋」!
「ユーチューバー」、なりたい職業に定着
2016年に54位(0.1%)で初登場して以来、2017年は25位(0.6%)、2018年は15位(1.4%)、2019年は12位(1.8%)と順位を上げ、今年は初めて「芸能人・歌手・モデル」も追い抜き、トップ10入りを果たした。今やネットやスマホの有名人は、芸能人以上にあこがれの存在になりつつあるのかもしれない。
「宇宙関係」、過去最高の11位
宇宙飛行士や宇宙関係の団体職員などの「宇宙関係」が過去最高の11位に。JAXAのはやぶさ2や国内初の民間ロケットの打ち上げ成功など、日本人が活躍するプロジェクトの話題が増え、宇宙を舞台とする仕事はぐっと身近なものになりつつあるようです。
女の子が「将来就きたい職業」
4人に1人は「ケーキ屋・パン屋」になりたい
女の子の1位は、調査開始以来22年連続で「ケーキ屋・パン屋」となった。全体の26.0%と絶大な人気で、2位以下を大きく引き離した。内訳では「ケーキ屋」「パティシエ」が約8割を占める結果に。同じくスイーツ系の「アイスクリーム屋」も比率を伸ばし、昨年に続き6位と入った。
3位返り咲きの「看護師」など、身近な職業への関心高まる
10位までの顔ぶれは、昨年と同様となった。しかし、上位2つの比率が微減であったのに対し、過去最高タイの3位に返り咲いた「看護師」をはじめ、「保育士」「医師」「教員」「警察官」といった子どもたちにとって身近な職業が比率を伸ばした。
「医師」、「警察官」が過去最高比率で順位上げる
過去最高比率となった7位「医師」。女性医師の数も年々増加しており、人々の健康を守る凛々しい仕事ぶりに女の子は心惹かれているようだ。同じく過去最高比率で1つ順位を上げた「警察官」は男の子で15.1%(2位)、男の子の親で6.7%(5位)、女の子の親で1.4%(15位)と、いずれも過去最高の比率となり、性別や世代を問わず注目を集めている。
男の子の親の「就かせたい職業」
「スポーツ選手」が初めてのトップ3落ち、安定感のある職業に人気集まる
調査開始以来、毎年3位内をキープしていた「スポーツ選手」が今年初めて4位となり、トップ3は安定感のある職業が占めた。「公務員」が1位から落ちたのは、「スポーツ選手」が1位となった2009年の一度だけ。「医師」は昨年初めて3位内から落ちたが、今年は2位に返り咲き。