子育て情報『摂食障害(拒食症・過食症)とは?症状や治療法、関連のある心の病気などを詳しく解説』

摂食障害(拒食症・過食症)とは?症状や治療法、関連のある心の病気などを詳しく解説

発症時期は10~19歳に最も多く、拒食症の90%が女性であると言われています。

神経性無食欲症は食べることを拒否する"制限型"と、一度は過食をした後の無理な嘔吐・下剤の大量使用によって、食べた分を排出し、低体重を維持する"むちゃ食い/排出型"に分けることができます。特に後者は、過食・自己嫌悪・無理な排出を繰り返してしまい、悪循環してしまいがちです。

過食症は、医学的には神経性過食症または神経性大食症と呼ばれます。

過食症の人は食べることをやめられず、人よりも明らかに多い量を摂取することが特徴です。これは食べることを自分でコントロールできないことから起こります。また摂食行動とは反対に嘔吐・利尿を行い、体重を減らすような代償行動も行います。むちゃ食いし、健忘を伴うケースも報告されています。


そのため、過食症は"過食と嘔吐を繰り返すパターン"と、"過食のみを繰り返すパターン"の2つのパターンにわけることができます。

過食症は20~29歳に多く、90%の患者が女性と考えられています。発症前にダイエットをしたことがあり、拒食症から移行するケースも多くあります。過食や体重の急激な増減、下痢や嘔吐などが症状として挙げられます。

http://www.amazon.co.jp/dp/4260019074
日本精神神経学会/監修 『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』 2014年 医学書院/刊

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-04-005.html
生活習慣病予防のための健康情報サイトl厚生労働省

特定不能の摂食障害という診断は、拒食症、過食症いずれの診断基準にも当てはまりませんが、摂食の障害のために何かしらの診断名をつける必要がある場合に使われます。

例えば女性で拒食症の診断基準にほぼ当てはまりますが、月経は問題なくあるという状態の場合、特定不能の摂食障害の診断になります。


摂食障害を引き起こす要因

摂食障害(拒食症・過食症)とは?症状や治療法、関連のある心の病気などを詳しく解説の画像
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11032002548

摂食障害を引き起こす要因としては体型に関する周りの見方、風潮といった社会的要因と性格や考え方の癖、対人関係などから来るストレスといった心理的要因が関連していると考えられています。

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