子育て情報『摂食障害(拒食症・過食症)とは?症状や治療法、関連のある心の病気などを詳しく解説』

2017年9月29日 17:20

摂食障害(拒食症・過食症)とは?症状や治療法、関連のある心の病気などを詳しく解説

「痩せていることが美しい」「痩せているほうが望ましい」という風潮があります。これにより、痩せていることは自己実現や成功の証として考えられがちです。テレビや雑誌、インターネットなどマスコミなどの影響が大きく、ダイエットの流行も摂食障害の要因として考えられています。

性格や考え方、ストレスは摂食障害に大きな影響を及ぼすといわれています。そのストレスを引き起こす要因として下記の5つが要因として考えられます。

◇自尊心が低い
摂食障害になる人には自尊心が低い人が少なくありません。過去に太っていることを指摘された、痩せることで褒められたといった経験があることや、周囲の人から認めてもらいたいという気持ちが強い場合が多いです。また、ありのままの自分を肯定することが難しく、努力が結果として数字であらわれるダイエットにのめりこみがちです。


◇完璧主義
あらゆることに対して完璧であることを求め、自分に要求します。それは時に過度なストレスとなり、ダイエットのきっかけになることもあります。体型に対して不満がある場合は極限まで食事制限などをしてしまうことがあります。

◇八方美人
他人から良く思われたい、嫌われたくないと強く思う人は、自分の希望や気持ちを抑えてしまう傾向にあります。周囲の人の顔をうかがうことに気を遣い、知らないうちにストレスをため込んでしまうことがあります。

◇家族関係
保護者が過干渉あるいは支配的な場合、子どもは自分の気持ちを主張できないことがあります。そのとき、子どもは伝えたいことを伝えられず、ストレスを感じてしまうことがあります。

◇決めることが苦手
幼少期に過保護な生育環境におかれた場合、何も自分で決められなくなってしまうことがあります。
自分は何をしたいのか分からず、心の中に葛藤を抱えることがあります。

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切池 信夫/著 『拒食症と過食症の治し方 (健康ライブラリーイラスト版)』 2016年 講談社/刊
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参考文献: 切池 信夫/著 『拒食症と過食症の治し方 (健康ライブラリーイラスト版)』 2016年 講談社/刊


摂食障害と関連のあるこころの病気

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出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11071001527

摂食障害にはその他のこころの病気が併存しやすいと考えられています。

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