子育て情報『これってワガママ!?子どものこだわり、一体どうすればいいの…?』

2017年12月14日 11:30

これってワガママ!?子どものこだわり、一体どうすればいいの…?

ここでは、うちのこだわり対応をお伝えしていきますね

これってワガママ!?子どものこだわり、一体どうすればいいの…?の画像

出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=10161019104

1のこだわりは、一般的な社会のルールから、大きく出てしまっているものです。

ですから、人の迷惑になってしまうだけでなく、「将来、社会の中でなんとかやっていけるか」の大事なポイントなので、ココはがんばりどころです。逆にいえば、最低限ココだけできれば大丈夫。子どもの気持ちをケアしながら、根気よく丁寧に、その子に合った方法で、繰り返し伝えていく必要があります。

でも、例えば「病院で騒いでしまう場合」ひとつでも、

●それがいけないことだと、まだ理解していない場合(未学習)
【対応例】「病院で大きな声を出すと、頭が痛くなる人がいる」など、具体的に納得できる理由を丁寧に説明する。図や絵で描いて伝える。目の前でお手本を見せる…など、試行錯誤で、その子に合った伝わりやすい方法を見つけていきます。

●どうしたらいいか理解はしているものの、周りの状況に気づいていない場合
【対応例】「周りの人はどうしてる?」など周りに気づかせる。
「病院ではどうすればいいんだっけ?」など、適切な行動を思い出せる声かけをしながら、「病院では静かにすること」が習慣として定着するまでつき合います。

●「いつも元気なのは、ほめられること」などと、カン違いしている場合(誤学習)
【対応例】「◯◯ではOKだけど、病院では静かに」と、「やっていいこと・いい場所」の明示や、段階表やリスト、図を作るなど、分かりやすく許容範囲を分類して、セーフとアウトの線引きをします。

…など、背景にある理由によって、それぞれに合わせた対応が必要なのです。

ただし、「通学路の途中で、どうしてもそこを通るのがイヤで座り込んでしまう」などの場合、背景に、その子が感覚的に強い恐怖心を抱くような情報(音・ニオイ・光・人やモノ、過去の経験など)があるかもしれません。その場合、まずは気持ちに共感し、心身をケアしながら、環境を調節し、負担感が減る工夫をしてあげるのがいいと思います(うちではこの場合、落ち着くまで車で送り、徐々に慣らしていきました)。

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2のこだわりは、その子どもの行動が、親や先生の個人的な「正しいこと・常識」

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