これってワガママ!?子どものこだわり、一体どうすればいいの…?
に当てはまらず、子どもと大人のこだわりがぶつかることで生じる問題です。
そうは言っても、子どもの要求を何でも許せる訳でもありませんし、道徳・モラルとして教えたいこともありますよね。
そんなときの対応を、スーパーでの「お菓子買って!」「絶対ダメ!」の例で説明します。
●事前の相談や工夫で対策
【対応例】家を出る時や、スーパーの駐車場で「お菓子は◯円まででOK?」など事前に相談し、納得できてからお店に入る。また、宅配サービスなどを利用する選択もあり。小さな子に、いろいろと見せておいて「絶対ダメ」は、そもそもハードルが高いのです。
また、お腹がすいていれば欲しがって当然。食事やおやつの後に連れて行けば、少しはガマンしやすくなると思います。
●妥協・交渉の手本を見せる
【対応例】どうしても欲しがる場合、まずはその気持ちに共感し、その上で、「じゃあ、替わりにジュースは戻して来れる?」「これは高いから今日は買えないけど、来週の運動会の参加賞にしようか」など、妥協と交渉のお手本を見せます。
そして、子どもが少しでもガマンできたら「ガマンできたね」「ありがとう」等、伝えます。これを繰り返していると、子どものほうも多少の妥協や、話し合いができるようになってきます。
ただ、それでも「手のつけられないほど暴れる」「手当たり次第なんでも欲しがる」などの場合、「子どもが本当に欲しいのは別のモノ」の可能性もあります(うちでは、私が他の兄弟の世話にかかり切りになっているとき…などでした)。
また、学校の給食で、どうしても苦手なものがあるのに「絶対に残さずに食べなさい!」と強く求められて教室から逃げ出したり、「行きたくない!」と登校しぶりをする状況では、「皆、イヤでもガマンしているんだよ」なんてお説教は通じません。そこには、味覚や触覚(食感)などの強い過敏さがあるかもしれません。この場合、病院で意見書などを頂いたり、「無理矢理◯◯を食べさせると、吐き戻してしまう」「パニックを起こしてしまう」など、その程度が「好き嫌い」の範疇を超えていることが分かる、客観的・具体的な理由を示して、丁寧にお願いするのがいいと思います。
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3の場合は、大人の目からは非常識に思えるけど、よくよく考えてみれば、「自分は気になるけど、特に誰の迷惑にもなってないよね」というタイプのことです。