2018年4月24日 11:00
「苦手を克服」で心が壊れる前に…「不登校」を選択した息子と、二次障害を経験した私の決断とは
それじゃあダメなの?自分が苦手な人を否定したいわけじゃない。ただ離れたいだけなんだよ」
念のため申し上げると、息子は年相応、もしくはそれより幼い面も多分にある。しかし、他者を尊重しつつも自分の心を守りたいというこの願いには強く共感したし、それを大人の都合でねじ伏せる屁理屈なんて、考えたくなかった。
「ダメじゃない。いいと思う、私は」
正直、不安がないわけではないし、「本当にこれでいいのか」という思いが頭をよぎることもある。けれど今は、悩み抜いて息子が下した「学校に行かない」という選択が最善であると信じて、できる限り支えて行くのだと決めた。かつての自分が、それを望んでいたように。
「外でもしてほしい!」外食時、子どもに食べさせるのはいつも私⇒人目を気にする夫の言い分とは…!?