【発達障害と成績表】特別支援学級と通常学級で違うの?子どもたちの未来に関わる大問題を知ってください
地域・学校もあるのです。
とにかく、小中学校の特別支援学級からの受験を希望する場合、早めに在籍・進学先の学校や教育委員会などに、成績評価への対応についても、正確な情報を問い合わせておく必要があるでしょう。
尚、論外ではありますが、万が一、在学中の小中学校で「特別支援学級では、みんなと同じ形式の成績評価・内申点は出せない」などと言われた場合や、正当に受験し合格しているにも関わらず、発達障害があることや元の在籍級を理由に合格を取り消された場合などは、障害者差別解消法違反に該当する可能性があるため、法的に対応していく必要があるでしょう。
また、在籍校から受験校・進学校に提出される内申書や指導要録で、もしも、不当な評価や事実に反する記載・入力ミスなどがあり、受験資格の有無や合否、入学後の対応等に本人に不利益な影響を及ぼした可能性が疑われる場合などには、自治体に対し「自己情報の開示請求」ができます。
https://www.nishinippon.co.jp/feature/life_topics/article/19266/
発達障害児進学に苦悩私立中高一貫校入学辞退迫られ両親「多様性認めて」|西日本新聞(2013.6.11)
http://www.jinken.ne.jp/flat_consultation/kurashi/post_117.php
内申書や指導要録を見せてほしい(ふらっと相談室)|ふらっと人権情報ネットワーク
出典 : http://amanaimages.com/info/infoRF.aspx?SearchKey=11017016405
そして、「絶対行きたい!」志望中学のためにガムシャラになった長男は、小学校のテストの点も急上昇。ところが、オールCから脱出したとはいえ、実力に対して、成績評価は思ったようには上がりませんでした。
それは、例え学習内容を十分理解している子や、真面目に勉強に取り組んでいる子であっても…
・課題や宿題に取り組んでも、提出し忘れる。忘れ物が多い。
・ノートや提出物の字が汚い。読み書きに時間がかかり、板書を写しきれない。
・先生の指示を聞き逃したり、授業の準備や片づけに時間がかかる。
・不器用さや局所的な苦手さ等から、体育や音楽などの副教科が努力だけではどうにもならない。
・コミュニケーション面の苦手さにより、授業中の挙手の回数や発言内容が不十分。