子育て情報『0歳児の発達目安は?特徴や月齢別チェックリストなど/小児科医監修』

0歳児の発達目安は?特徴や月齢別チェックリストなど/小児科医監修

のおかげで、母親が免疫をもっている伝染病には感染しないと言われています。ただそれは万全ではなく、百日咳や結核など、新生児期からかかる病気もあります。そのために、生後3~4ヶ月のころから、三種混合ワクチンやBCGなどの予防接種がすすめられています。

また、感染症以外にも、先天的な疾患がある場合もあります。妊娠中や誕生後すぐに分かる場合もありますが、成長とともに分かってくることも少なくありません。ミルクや母乳の飲み方が少ない、吐き戻しが多いといったことや、抱っこしたときにまったく目が合わないなど、なんとなくおかしいということから気づくケースもあります。その場合には、出産した産院を通して小児科医に相談したり、あるいはかかりつけの小児科医や病院に相談してみましょう。

特に生後半年くらいまでの間に心配なのは乳幼児突然死症候群(SIDS)です。
原因は解明されていませんが、SIDSを避けるには赤ちゃんの呼吸を妨げない環境の工夫が大切とされています。

https://www.mhlw.go.jp/content/12404000/000500775.pdf
参考:年代別・世代別の課題(その1)|厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000201596.pdf
参考:保育所における感染症対策ガイドライン(2018 年改訂版)|厚生労働省
https://www.city.shirakawa.fukushima.jp/page/page000412.html
参考:白河市 保健福祉部こども支援課


家庭でできること、健診での気づき

初めて育児をする場合は、子どもの様子が「なんとなくおかしい」と気づけないのではと不安になるかもしれません。そのような場合は、乳幼児健康診断(乳幼児健診)を活用しましょう。

乳幼児健診は、できるか・できないかで評価をする場ではありません。赤ちゃんの今の状態を客観的にみることが目的です。もし、成長や発達に遅れが見られた場合、早い段階から専門家に相談することが大切です。専門家とは、保健師、小児科医、言語聴覚士、臨床心理士、臨床発達心理士、あるいは小児神経専門医、児童精神科医などであり、その窓口となる大事な機会が、乳幼児健診です。

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