0歳児の発達目安は?特徴や月齢別チェックリストなど/小児科医監修
0歳7ヶ月~0歳8ヶ月のころの赤ちゃんの体・心・ことばの発達とは
0歳7ヶ月~0歳8ヶ月のころの身長と体重は以下が目安となっています。
・身長
男児:65.0~75.0cm/女児:63.1~73.2cm
・体重
男児:6.73~10.14kg/女児:6.32~9.63kg
発せられる声のバリエーションが増え、「パ」「マ」「ダ」行の発音をするようになります。いわゆる「喃語」(なんご:意味のないことば)の始まりです。繰り返すことが面白くなるころで、「いないいないばあ」などをすると喜ぶようになります。だんだん周囲の物事を覚えはじめ、知らない人に会ったり知らない場所に行ったりすると、「人見知り」「場所見知り」をし、普段一緒にいる保護者の姿が見えないと泣くこともあります。このころから、ものをなめたり嚙んだりして確認することが増えるので、誤飲には注意が必要です。
うつ伏せにすると腕の力ではいはい(ずりばい)をするようになり、自分の意志で目的のものがある場所まで移動しようとし始めます。また、支えがあれば座ることができるようになってきます(腰がすわる)。
手のひらでものを握ることができ、手に持ったものを反対の手に持ち替えることができます。
0歳9ヶ月~0歳10ヶ月のころの赤ちゃんの体・心・ことばの発達とは?
0歳9ヶ月~0歳10ヶ月のころの身長と体重は以下が目安となっています。
・身長
男児:67.4~77.4cm/女児:65.5~75.6cm
・体重
男児:7.16~10.59kg/女児:6.71~10.06kg
発音のバリエーションがさらに増え、言葉のようなまとまりのある発音をするようになります。「あー」「ママ」「まんま」「ぱっぱっ」など、保護者などに向けて呼びかけるようにもなります。周りの人のまねをするようになり、「バイバイ」と言うと手を振ることもあります。
両手と両ひざをついてはいはいできるようになり、移動の速度も増します。また、立たせたときに支えになるものがそばにあれば、そのまま立っていられるように(つかまり立ち)なる子どももいます。支えがなくても座っていることができ、座ったまま両手を自由に動かしたりおもちゃを持って遊んだりします。
両手に持った積み木などのおもちゃを打ち合わせることができるようになる子どももいます。
0歳11ヶ月~1歳のころの体・心・ことばの発達とは?
0歳11ヶ月~1歳のころの身長と体重は以下が目安となっています。