2歳児の発達目安は?月齢別チェックリスト、相談先も/小児科医監修
頻繁に迷子になる。
・集団行動をしない、苦手
極端に人見知りで、児童館など同じところに何度通ってもなじめない。ほかの子どもの様子にまったく関心がない。ひとり遊びが多く、ごっこ遊びや見立て遊びをしない。
・夜泣き(夜驚症)
眠っているのに突然泣き叫ぶ、抱っこしても、水を飲ませようとしても、わけも分からず泣き続けて、本人も覚えていない。
・遊びたがらない
手が汚れることを極端に嫌がって、砂や粘土などで遊びたがらない。
こうした「様子が気になる」ことや「育てにくい」と感じることが多い場合は、一度発達相談で専門家に話をしてみるといいかもしれません。
発達が遅れているかも?と思った時の相談先
自治体で行われる乳幼児健診は、1歳6ヶ月の次は3歳児健診となり、2歳代はありません。
でも、もし発達の遅れが心配されるときには、かかりつけの小児科医でまず相談してみましょう。あるいは、次のような地域の相談窓口を活用しましょう。
公的機関であり、健康や保育に関する地域の相談窓口のような場所です。各種の健診、発達相談などを行っています。引っ越したばかりなど、どこに相談していいか分からない場合にも地域医療とつながる最初の窓口となります。
保健センターと同様に公的機関ですが、児童発達支援センターは子どもの発達支援に特化した窓口となります。発達相談をしたのちに、児童発達支援センターでもっと具体的な子育てについての相談などができます。
https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/000791881.pdf
参考:児童発達支援センターの位置づけについて|厚生労働省
家庭でできること
あまりにいうことを聞かず、イヤイヤばかり言われると大人も疲れてしまうかもしれません。
でもそこで感情的にならずに受け流すことも必要です。たとえば、着替えがイヤというときには、「どっちにする?」と選択肢を見せて子どもに選ばせたり、突然何かをさせるのではなく、「そろそろお水飲もうか」などと見通しが持てるような声かけをすることも大事です。大切なのはらないことです。叱っても状況が悪化することはあっても、収まることはほとんどありません。まずは子どもの気持ちに寄り添ってみましょう。寄り添うというのは、そのときのその子どもの気持ちを代弁することです。うまくできなくて怒ったら「おしかったね」