子育て情報『提出物が出せない中2ADHD息子、内申点が上がらず高校受験はどうなる!?編み出した工夫とは』

提出物が出せない中2ADHD息子、内申点が上がらず高校受験はどうなる!?編み出した工夫とは

としみじみ言うコウ。私が「PDSAサイクルのP(Plan・計画)を立てようってことなのだろうね」と返すと、「テスト対策も同じだね」と頷きました。

そして「絶対に忘れ物をしないとか、絶対に100点を取るとかは難しいけど、対策は100点にできるってことだよね!」と名言めいたことを言い、「……これは既に有名塾講師の先生が言ってるような気がする!」と予想していました(笑)。

具体的な対策をとる習慣が身につくにはまだまだ時間がかかりそうですが、「対策の100点を目指そう!」をテーマに頑張っているコウを応援していきたいと思いました。

執筆/丸山さとこ

(監修:鈴木先生より)
お子さんがADHDと診断されているのであれば、ある程度の不注意は投薬でコントロールが可能です。現在は薬物治療ができる時代に入っていますので、選択肢の一つとして検討してみても良いかもしれませんね。

忘れ物や不注意などADHDの傾向があるお子さんは、小児神経の専門医に相談してみるのが改善への近道です。
できるまでに時間がかかることで自尊心が低下していくこともありますので、お子さんの自尊心を守るためにも、早めにまずはかかりつけ医への相談をお勧めします。


https://h-navi.jp/column/article/35029819
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(コラム内の障害名表記について)
コラム内では、現在一般的に使用される障害名・疾患名で表記をしていますが、2013年に公開された米国精神医学会が作成する、精神疾患・精神障害の分類マニュアルDSM-5などをもとに、日本小児神経学会などでは「障害」という表記ではなく、「~症」と表現されるようになりました。現在は下記の表現になっています。

神経発達症
発達障害の名称で呼ばれていましたが、現在は神経発達症と呼ばれるようになりました。知的障害(知的発達症)、ASD(自閉スペクトラム症)、ADHD(注意欠如多動症)、コミュニケーション症群、LD・SLD(限局性学習症)、チック症群、DCD(発達性協調運動症)、常同運動症が含まれます。
※発達障害者支援法において、発達障害の定義の中に知的発達症(知的能力障害)は含まれないため、神経発達症のほうが発達障害よりも広い概念になります。

ASD(自閉スペクトラム症)
自閉症、高機能自閉症、広汎性発達障害、アスペルガー(Asperger)

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