くらし情報『理想の土地で“好き”を詰め込む自然と季節を愛おしむ森の中での暮らし』

理想の土地で“好き”を詰め込む自然と季節を愛おしむ森の中での暮らし

生きている自然素材の心地よさ

「建築家としてやりたかったこと、好きなことを詰め込んだ家となりました」という阿川さんだが、特に「やってよかった」と思うのが和室を設けたことと言う。「習っている茶道の先生に“和室はあるんでしょ?”と訊かれてはっとしたんです。確かに和室があるといいな、と。玄関上の納戸だったスペースを一段下げ、屋根裏みたいな和室にしたら楽しいなと思って、慌てて図面を書き直しました」。
斜めにカーブした天井や収納、細長い障子窓など、大工さん泣かせの要望ではあったが、意欲的に楽しんで対応してくれたという。
北欧家具をさりげなく置いたリビングに和のテイストがほんのり加わったことで、さらに味わい深い空間となった。

「ささくれようが、隙間が空こうが、生きている自然素材が好きです」という阿川さん。経年変化を楽しみながら、住み続けるほどに愛着がわく家となり、それは阿川さんが提案する住宅のコンセプトでもある。


理想の土地で“好き”を詰め込む自然と季節を愛おしむ森の中での暮らし

友人の家具作家(アトリエヨクト)にオーダーしたというダイニングテーブルは鉄の脚がポイント。壁には飾り棚を設け、お気に入りの物をディスプレイ。「リビングにギャラリー風のビューポイントを造るのがおすすめです」。

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