くらし情報『対角線で切ってずらす可能性は無限大ユニークな「斜めの空間」』

2019年9月25日 00:00

対角線で切ってずらす可能性は無限大ユニークな「斜めの空間」

の井上亮さんと吉村明さんに依頼した。
「不動産屋さんに紹介していただいたのですが、スタイリッシュでユニークなデザインの事例が多くて、この方たちにお願いしたら、楽しい暮らしになりそうだなと思いました」(ご主人)。

対角線で切ってずらす可能性は無限大ユニークな「斜めの空間」

Kさん邸エントランス。旗竿地だが、奥は段差になっていて、南東に視線が抜ける。
対角線で切ってずらす可能性は無限大ユニークな「斜めの空間」

オリジナルの表札。長方形を対角線でくぎったデザインは、この家のプランとリンクしている。

斜めの線が生み出すもの

家づくりにあたってKさん夫妻が希望したのは、眺望を生かすこと、こもり感も併せ持つこと、そして床座でくつろげることだった。それを受けた井上さんと吉村さんは、実に50余りのプランを考案。Kさんご夫妻と話し合いを進める中でたどり着いたのが、「長方形の建物形状に対角線を引いて、そこでフロアを上下にずらず」というシンプルだがユニークな案だった。井上さん、吉村さんは、「対角線でできる段差が舞台のようになり、舞台の上に立つと一番良い方向の眺望が楽しめるようにしました」「丘陵地という周辺風景に合わせ、家の中にもリズムのある高低差をつくりました」と、その狙いを語る。さらに、斜線制限に応じて斜めにした屋根の形状も相まって、家の中は「低いところで1.3メートル、高いところで3.4メートル」

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