プレーンなデザインの美しさ閉じているのに光が抜ける主張をしない、普遍の住まい
来客時には引き戸を閉めれば作業しているところが見えないし、匂いも遮断できます」。
収納棚は、集めていた北欧の食器などがすっきり収まるように造作。愛読書や雑貨も並んだ、趣味の空間のようなキッチン&パントリーには、やはり外からの視線を遮るため、窓の外側に木製のルーバーを設置した。
仕切りを設けてあえて独立させたキッチン。キッチン台やオープンシェルフはアッシュで造作。手前にはパントリーがあり、収納もたっぷり。
もともと北欧好きで、「かもめ食堂」を観てさらにはまったという妻。北欧の食器などがずらりと並ぶ。
隣家の視線を避けるため、窓の外にルーバーを設置。吊り棚の底面は、洗いものをそのまま置くことができるよう工夫されている。
パントリーには、これまでに買い集めた北欧雑貨、本、テレビもあり、趣味の部屋として籠って過ごすこともできるスペースとなっている。
玄関を開けると現れる扉は、夫の仕事場への入り口。目立たない取っ手を選んであえてプレーンに。
天井高と開口からの光で狭さを解消した仕事部屋。無印良品のファイルケースに合わせて棚を造作。
1階の主寝室は天井を2フロア分の高さにして、ハシゴであがるロフトを設けた。