くらし情報『都心の店舗併用住宅神楽坂の路地裏でお茶の愉しみを伝える』

2019年11月11日 00:00

都心の店舗併用住宅神楽坂の路地裏でお茶の愉しみを伝える

土地探しは神楽坂に絞って

地元の人や観光客で賑わう神楽坂通りから1本入った閑静な住宅街の一角。控えめな木の看板を目印に竹垣に囲まれた細いアプローチを進むと、「神楽坂和茶」の入り口にたどり着く。

引き戸を開けると、店内には4畳半の茶室があり、周りを囲むようにL字型の土間が広がっている。ここは、店主の塚田玲実さんが、茶室のある空間で気軽にお茶を愉しんでほしいという思いから生まれたカフェだ。

「『どうしてみんなお茶を習うんだろう?』と疑問に思ったことがきっかけで、30代から茶道を習い始めました。その後、茶道の先生の茶室をお借りして、茶会や茶事をまったく知らない人に体験してもらう催しを開いていたら、それが楽しくなってしまって」と話す塚田さん。次第に、いつか気軽に茶会を体験してお茶を愉しんでもらえる場所をつくりたいと考えるようになったそうだ。

その思いを実現する場として選んだのは、東京・神楽坂。
「大人の街で、飲食店が多くて、お店を出す規模としてもちょうどいい場所かなと思って。最初からピンポイントで探しました」と振り返る。不動産関係のお仕事に就くご主人とともに、1年ほどかけてインターネットや不動産屋で情報を収集。

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