効率を求めたシンプルな住まい ブルーが織りなす心地よさ家族の思い出が詰まった家
(奥さま)。
濃淡を効かせたブルーをアクセントカラーにした1階。キッチン壁は『平田タイル』、鮮やかな床のタイルは『サンワカンパニー』でセレクト。キッチン棚の上部に飾られた『ロイヤルコペンハーゲン』のイヤープレートは奥さまのお母様から譲り受けたもので、ブルーの壁とも相性がよい。伸長式のテーブルはイギリスのアンティーク。手前の椅子は『天童木工』のものでネットオークションで購入。
大きな開口と吹き抜けが気持ちいいサンルーム。庭に面しているため、バーベキューや子どもたちのプールの時にも重宝するスペース。ハイサイド窓から東京ディズニーリゾートの花火が見えるそう。
ブルーのアクセントフォールには浅めの飾り棚を設置。ドバイ時代や海外旅行で購入した雑貨や家族の写真が楽しく彩る。中央下のワゴンはご主人のお手製。
角地を活かした開放的でゆったりとしたエクステリアがひと際目を引く。将来を見据え、2階スペースは最小限にとどめた。
フレキシブルで合理的な家
建築家の坂野さんへのリクエストは、「どこにいても人の気配のするオープンな家」、また「変化していける家」であった。
「私も夫も効率主義。開け閉めで指を挟む可能性のあるドアはいらない、廊下もいらないと伝えました。