2017年8月4日 12:00
柄本時生「兄ちゃんは世界一カッコいい」 でも「興味はない」
大好きです。僕んなかでは、兄ちゃんが世界で一番カッコいいです。
――同性同士の兄弟って、憧れと同時にライバル心も芽生えたりするものだったりしませんか?
柄本:
うーん…ないですね。だってあの人、運動神経が本当に悪いんですよ。僕の方が運動できますし。
――えっと…では、お兄さんがカッコいいと思うポイントとは?
柄本:
ないですよ。なんかもう、理屈じゃないんですよね。…あと、こういうことを言えるのも、あの人に興味ないからなんです。
普段何しているか全然知らないですから。
――仲、いいんです…よね?
柄本:
すっごいいいんですけど、その理由は、お互いがお互いに興味がないからなんですよ。たぶん、興味を持ったら喧嘩するんだと思います。そもそも、家族全員、普段何してるかなんて興味ないです。
――お父さん(柄本明さん)やお母さん(角替和枝さん)は、カッコいいとはならないんですか?
柄本:
ないですね。オヤジをカッコいいなんて思わないですよ。
――でも、素晴らしい俳優さんなわけじゃないですか。
柄本:
だって…本当に面倒くさい人なんです。
でも、そういう意味で言うと、和枝さんは面白いです。