くらし情報『柄本時生「兄ちゃんは世界一カッコいい」 でも「興味はない」』

2017年8月4日 12:00

柄本時生「兄ちゃんは世界一カッコいい」 でも「興味はない」

変なんです。すっごい感情的な人で、突然、「それは私に死ねって言ってるの?」とか言いますからね。笑っちゃいます。

――どういう状況になると、そういう会話になるんでしょうか。

柄本:
僕もわっかんないんです(笑)。唐突に「ここに置いてあったものがない」って言いだす時があって、誰も知らないから、そう返すじゃないですか。そうすると「じゃあ、これに脚が生えて、どっか行ったっていうの?」って急に叫びだすんです。でもそれ、足元に落ちているんですよね。
そんなオバさん、面白くないですか?

――その面倒くさいお父さんと、面白いお母さんのDNAを受け継いでいるわけですけれど。

柄本:
すっげぇ恥ずかしかったのは、京都の東映と松竹の撮影所の間に喫茶店があるんですけど、その店に入った時にマスターが笑いながら話しかけてきて、「ホンマすごいなと思うんですけど、お兄さんもお父さんもそこ座りはるんです」って言われたんです。初めて入った店で、一番いい席だなと思って座った席だったんですけど。
えもと・ときお1989年10月17日生まれ。’03年に映画『Jam Films S「すべり台」』でデビュー以降、ドラマ、映画、舞台と幅広く活躍。

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