2017年8月4日 12:00
柄本時生「兄ちゃんは世界一カッコいい」 でも「興味はない」
に来た仕事が(年齢的に)兄ちゃんができなくて、僕に来たってだけですから。
――でも、引き受けた時には、やってみようと思われたわけで…。
柄本:
詳しいことは何も説明されずに、とりあえず行ってほしいんだよねって言われたんです。で、駅からの道すがら、これからオーディションだからって言われるっていう(笑)。すでに向かっちゃっているし、さすがに回れ右はできないですよね。でも、そりゃあ興味なかったって言ったら嘘ですよ。
――最初のきっかけはそうかもしれませんが、続けていくには、それなりの意志が必要ですよね。
柄本:
はっきり言ったら、高校生の時に大学受験を失敗して、社会人にならなきゃいけなくなったんです。
そこから意識しましたね。まあ、その時にうまくいっていた方に流れていったって感じなんですけど。
――その選択に関して、ご両親の助言や反対などはありました?
柄本:
うちの家族って変なんですよ。そもそも、親は共働きで家にいなかったし、最初っから親離れしてたみたいなもんでしたし…。
――それと関係しているのか、以前のインタビューで、お兄さんが大好きだと話していましたよね。
柄本:
はっきり言ってブラコンです。