くらし情報『夜型でも心配なし! プロが教える自分に合った“睡眠”のとり方』

2017年11月22日 22:00

夜型でも心配なし! プロが教える自分に合った“睡眠”のとり方

「人間の体は、『概日時計』と呼ばれる体内時計でコントロールされていて、24時間+10分くらいの周期でリズムを刻んでいます。これによって、起きてから約16時間後に眠気が訪れます。体内時計は、光によってリセットされるため、毎日同じくらいの時間に朝日を浴びて、生活のリズムを整えようという朝型が支持されているのだと思いますが、実はリセットするきっかけは、光なら朝日でなくてもいいんです。たとえば深夜2時に寝て午前9時に起きるという生活でも、毎日そのサイクルなら大丈夫。問題なのは、毎日起きる時間が1時間以上変化してしまうこと。そういった生活の乱れがなく、最初の深いノンレム睡眠もしっかりとれていれば、夜型でも何ら心配はありません」(櫻井先生)
寝る前に急に元気になるのは理由がある。
夜になると目が冴えて、映画を観たり掃除をしたり、いろいろやりたくなってしまう、という経験がある人もいるのでは?

「それも体内時計によるものです。起きてから16時間後くらいに眠くなるとお話ししましたが、その2~3時間前に“眠くならない”という周期に入ります。
なぜそうなるのかというと、長い時間起きていると溜まってくる睡眠負債に対抗しようと、体内時計が覚醒の方向に強く働くからでしょう。

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