2018年1月22日 15:00
”妄想” ではなかったと思う。統合失調症で数か月外に出られなかった日々
そういった発作が怖く、また外出を避けようとした時期もあります。しかし、補助してもらいながら外出するようにして、近所のスーパーまでは行けるように。ただ、以前は15分程度で行けていた場所ですが、そのときは1時間かけて行っていました。
少しずつ体力をつけるようにし、外出する練習もしました。今ではひとりでも外出できるように。ただ、以前のように速く歩いたり遠出したりというのはまだ難しいのが現状です。
しんどい時期を乗り越えられたのも、
周囲の理解があったからこそ
電気を消せないところから始まり、暗闇を隠す行動、”誰か” と話す行動、衝動的な凶暴性。そして、ひとりで外出できるまでの道のり。
正直、”奇異な行動” に見られてしまうことはわかります。だけど当時、本当にしんどかったのです。
私が今の生活を取り戻せているのは、周囲の理解と協力があったからこそです。きっと、私ひとりでは今でもしんどいままだったのではないかと思います。迷惑をかけて申し訳ないという気持ちと、心からの感謝があります。
”奇異な行動” に見えてしまうからこそ、「関わりたくない」と思われてしまうのかな、と感じます。しかし、本人は本当に苦しんでいるのだというのを、私の実体験を通して知ってもらえれば、と思います。