2018年2月21日 18:00
美しいのに、キモいーっ! 異才ルドンの展覧会に行ってきた
同美術館館長の高橋明也さん(写真)によると、この作品以外の15点はドムシー家からフランスに「相続税物納」として譲渡され、オルセー美術館の所蔵となっているそうです。そして、《グラン・ブーケ》だけがドムシー城に置かれていたとのこと。それが、さまざまな経緯を経て三菱一号館美術館の所蔵となったそうです。その具体的な経緯については、展覧会公式カタログにも詳しく書かれています。美術館のコレクションがどんなふうに形成されていくのか、現場の興味深い話も載っているので、ぜひカタログもご覧になってみてください。
ショップもキワモノ揃い!?
展示を見終わったらミュージアムショップへ。作品をモチーフにしたオリジナルスカーフやハンカチがたくさん並んでいます。
花や蝶などがデザインされていますが、さすがにルドン独特の不気味臭は控えめな感じ。でも、なんとなくフシギな雰囲気は漂っています。
ルドンらしさ全開なのがエコバッグ(1,200円)。こちらを持ち歩けば、注目されること間違いなしです!
幻想的なルドン・ワールドに魅了される展覧会は5月20日まで開かれています。訪れるたびに新しい発見があると思いますので、ぜひリピートしてみてくださいね。