くらし情報『折れない心のために! “レジリエンス”を戸次重幸と学んでみた』

2018年3月4日 11:00

折れない心のために! “レジリエンス”を戸次重幸と学んでみた

それによりある程度心は静まり、冷静さを取り戻せます」

【コントロール術3:気晴らしをする。】

せっかく心を静めても、またぶり返してきやすいのが、ネガティブ感情の厄介なところ。

「そんなしつこい感情を断ち切るには、意識を別の興味に向けること。例えば運動は、エクササイズなどある程度ハードなものを。体を使うことに集中するため、負の感情から注意をそらすことができます。また、一日の終わりに『感謝日記』をつけるのも効果的。前向きさが加わり、レジリエンスも高まります」

【コントロール術4:思い込みに対処する。】

「そのネガティブな感情は、もしかすると思い込みかも。
例えば、後輩の仕事ぶりに『不満』があったとしても、それはあなたが勝手に『こうあるべき』と決めつけているからでは。対処法は3つ。思い込みを手放すイメージをすると『追放』できます。もう一つは、いくら思い込みでもそれが自分の信条と悟ったら『受容』すること。あとは、その思い込みはほかの考え方に転換できないかと模索して『手なずける』ことです」

◎戸次さんの場合

「僕が落ち込んだ時に思い出すのは、『カーネギー名言集』にあった、“どんなに苦しい経験も、時間が経てば大したことではないと思える”という意味の言葉。

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