くらし情報『結婚後の “プレッシャー”…発達障害の私が「子どもを産む」こと』

2018年4月28日 15:30

結婚後の “プレッシャー”…発達障害の私が「子どもを産む」こと

子どもを作らない選択肢を取る夫婦もいるのはわかっていますが、子どもを産むことが幸せだという風潮では、当たり前のように子どもを作りたいのだろうと思われるのだと気づいたのです。義親が良い人なぶん、申しわけなさが増しました。

遺伝性といわれている病気でも産む人は産む。
幸せのあり方はゆっくり考えよう

結婚後の “プレッシャー”…発達障害の私が「子どもを産む」こと


発達障害以外にも、遺伝性だといわれている病気はたくさんあります。その病気はハンディキャップになり得たり、生きづらさを感じたりするものかもしれません。なかには、発病したら死に至るような病気もあるでしょう。それでも、産みたい人は産んでいるのです。私は決してそれを否定しません。


発達障害から話は逸れますが、私も主人も癌家系です。癌は今のところ完全な予防が難しく、治療も大変で、死亡率も決して低くはありません。癌もすべてではないですが、遺伝性のものがあるといわれているので、彼との子どもは癌に罹患する可能性も高くなるのではないかと思います。私がもし発達障害でなかったとしても、夫婦ともに癌家系であれば妊娠への思いを踏みとどまったのではないかと考えています。しかし、同じ境遇の夫婦でも、子どもを産む人はいるだろうと思います。

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