今まで家族にやりたいことをさせてもらった恩返しをするため、家族の喜ぶことをしようと一念発起。建設業だった父親の会社を継ぐことを20歳で志し、建築の勉強を始める。
2009年(22歳):就職先の内定取り消しを受け、友人と一緒に起業する。
女性が職人の世界に立ち入ることを反対する父の意見を受け、就職活動をする。ところがリーマンショックの影響で内定が取り消しに。バイトで培ったコーヒー屋のノウハウと、譲り受けた焙煎機を活用し、コーヒー事業を思いつく。
2010年(23歳):初店舗をオープンさせる。
江戸川区で初の実店舗となる『ソルズカフェ』を開店。
この時はコーヒー専門店ではなく、地域の特性からカフェとして食事にも力を入れる。企画と運営側に集中するため、現場を任せられる人材を育てることに力を入れるように。
2013年(26歳):“天職”タイミング。蔵前にスタンドをオープン。
知り合いの誘いもあって、小さなコーヒースタンドを蔵前にオープンさせ、店名を『ソルズコーヒー』に。その後、オフィス内でのコーヒーショップ運営や、蔵前エリアで店舗を拡大させる。だんだんと周囲からの見られ方が変わり始める。
オープン当初は、道ゆく人に挨拶をしても怪訝な顔をされることも。