2018年7月18日 17:30
衝撃映像に興奮! 映画『クレイジー・フォー・マウンテン』が限界に挑む
圧倒的な映像に臨場感がスゴすぎる!
―この作品の魅力は何と言っても圧巻の映像ですが、いったいどうやって撮影しているのかと思うシーンの連続でした。撮影で苦労したことはありますか?
監督
今回は、ドローンや空中撮影、カメラマンも一緒に登りながらの撮影もあったけれど、こういう環境で撮影するのは難しいし、とても厳しいこと。たとえばオープニングの岩壁を登っているシーンなんて、カメラマンはロープでつるされた状態で撮影しているくらい過酷なのよ。
あとはヒマラヤでは標高が高すぎて空気が薄いから、ドローンやヘリコプターのプロペラが機能しなくなってしまうのも大変だったわ。だから、今回は私が撮り下ろした映像以外にも、撮影監督がこれまで撮りためていたものや彼の知り合いの登山家の方々が自ら撮影した映像を借りて構成していくことにしたのよ。
―では、完成までにかなりの量の映像をご覧になったんですね。
監督
それはとにかくすごい量だったわね。
おそらく1000時間は超えてると思うわ!
映画監督への道のりとは?
―これまでもさまざまなドキュメンタリーを手掛けられていますが、そもそも映画監督になろうと思ったきっかけはなんですか?
監督
きっかけというか、「映画監督になりたい」