2018年8月23日 22:00
お風呂は布団に入る何分前がいい? 良質な睡眠を導くには…
「寝室の温度と湿度をコントロールしないと、睡眠の質は上がりません。今は環境に配慮したエアコンもたくさんあるので、空調をつけっぱなしにすることも手です」。また、寝具によっても深部体温は異なってくるそう。「マットレスは低反発よりも高反発のほうが熱放散が多く、入眠前半の体温が下がりやすいです」
脳のスイッチをOFF
体温を理想的にコントロールできたら、次は脳のスイッチをOFFに。「高速道路を運転していると眠くなるのは、風景が変わらないから。モノトナス=単調な状態を作り出すことが、脳のスイッチをOFFにする鍵になります」
【寝る前の脳に興奮はNG!“退屈”が深い眠りを誘う。】
脳を休息させるには、何も考えないのが一番。といっても、実際どうしたら?「例えば音楽を聴いたりスマホで動画を見たりするのは、リラックスできるなら大丈夫ですが、リコメンド機能につられて見続けると、脳を刺激し寝付きにくくなる。
終わりにする時間を決めること」。仕事のメールチェックやネット検索もNG。「これらは脳を興奮させ、光の影響も加わり睡眠と覚醒のリズムを調整するメラトニンが分泌されにくくなります」
【就寝のルーティンを作り、“眠りの門限”を守る。