くらし情報『「ディスる」「クソうまい」はヒップホップから!?  宇多丸が解説』

2019年2月11日 19:30

「ディスる」「クソうまい」はヒップホップから!?  宇多丸が解説

ちなみに最近は、SNSの投稿ぐらい何気ないことをリリックにするのがトレンドとのこと。

「ユーチューバーの動画ばっかり見ていることだけをラップにするとか(笑)。でも、そういうことが歌になるのも、ラップの好きなところなんですけどね。一方で、僕らライムスターは、どの時代に聴いても感動するような“普遍性”を追求していて。若い子には若い子の、僕らには僕らのできることをやればいいと思うんです」

それぞれの立場から発する想いが聴く人の心に響き、日常の言葉にも影響を与える日本語ラップ。リリックに注目すると言葉のチカラを磨くヒントが見つかるはず!
ラップで身につく、言葉のチカラ
日本語ラップの魅力のなかには、普段の生活にも役立つことが!知っておきたい、5つの効用。
怒りや悪口も歌詞になる!
ラップ/ヒップホップ的な表現なら、どんなテーマでもOK。

【ネガティブな感情を吐き出す一手に】
「相手をディスるのとかもそうだけど、ラップには『そんなこと言っていいの!?』っていう痛快さはあったりしますよね。
何かネガティブな思いをした時に、それを吐き出してプラスに変えるというか。まさに、うっぷんが溜まった時に一緒に歌ったらスカッとする、というようなことを考えて作ったのが、ライムスターの『余計なお世話だバカヤロウ』って曲。

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