2019年6月12日 19:00
「孤独を感じ、息苦しかった」若手美人女優が業界で感じた苦悩を語る
という不安もあったことも事実。
でも、実際にやってみたら現場ではスタッフのみなさんとも信頼関係が生まれていったので、少しずつ自分でそういうプレッシャーを克服していきながら、うまくいったと感じています。
―では、今回の題材をご自身ではどのようにとらえていますか?
カレルさん青春映画っぽい側面と、都会暮らしではないティーンエージャーの女の子が少し大人になっていくその道のりを描いている作品だと思いました。原題には「ホタルが消えた」というような意味がありますが、そこには「光があるところでホタルを見ることはできないけれど、暗いところでは見える」というメタファーが込められています。
つまり、社会のなかでも光があふれているところでは、少ししか光を出していない人にはなかなか目がいかないということを表しているのです。
―ホタルのエピソードは考えさせられますよね。この作品はハリウッドでよくあるような年上の男性と恋をして成長する物語とは異なりますが、ユニークだと感じた点は?
カレルさん映画では都会を舞台にしたものが多いですが、この作品では平凡で何もなく、取り立てて美しいわけでもない田舎町が背景にあることはすごく興味深いですよね。