2019年6月12日 19:00
「孤独を感じ、息苦しかった」若手美人女優が業界で感じた苦悩を語る
と言ってくれる自由な家族だったので、何の制約もなかったですね。だから、レオニーのような反抗的でシニカルな性格になることもなかったです。
もちろん、ティーンエージャーの反抗期みたいなものはありましたけど、もうそれは終わっていますよ(笑)。
―とはいえ、幼い頃から女優であるという特殊な環境のなかで、居場所を見失ったり、孤独を感じたりするような経験はありませんでしたか?
カレルさん私が女優になったのは11歳。だから、みんなと同じように定期的に学校へ行くことはできなかったですし、早くから“大人の世界”に入ってしまったことで、大変なこともありました。そういう意味では、いわゆるティーンエージャーの危機というのも私なりにはあったと思います。
こういう業界のなかで孤独を感じたこともあるし、息苦しい思いをしたこともありましたけど、それを乗り越えて、「自分はこういう人間なんだ」とわかるようになるといろいろと受け入れられるようになるんですよね。10代のときは自分自身を探している段階だったので、つらいときもありましたが、いまはもう自分自身がわかっているので大丈夫です。
―11歳で女優になったのはかなり早いと思いますが、それはご自分の意志ですか?それともご家族の影響でしょうか?
カレルさん私は自分自身でこの世界に入ろうと思いました。