2019年9月4日 19:00
「川谷絵音さんのおかげです」声優・結城萌子が感謝する理由
でもレコーディングはツルッと終わって、ホッとしました。
ーー歌声には高音の伸びやかさがあって、そしてセリフもありますね。そのつぶやきかたと歌とのメリハリのある曲だと感じました。
実はこの曲は、声優の勉強をする前に録った曲なんですよ。ですから、この曲を最初にいただいたときに、たくさん練習したんです。このときは「あ! セリフが来たーっ」て思っていました。(笑)
ーー(笑)。そういう意味では、いろいろな表現を発揮されていますし、楽しい曲ですね。
自分の中でも、歌っていて、すごく楽しかったです。
ーー4曲目「元恋人よ」は、クラムボンのミトさんが編曲をご担当されていますね。
はい。最初にこの曲を聴いたとき、感動しました。すごい大好きな曲なんですよ。バラードでシンプルだから、ほかの楽曲と比べるとごまかせない。
こういうシンプルな曲を歌うと、パーソナルな部分が明るみに出ちゃうから、慎重に歌わないといけないと思いつつも、この曲を聴くと気持ちを持っていかれそうになって、涙がこぼれてしまいそうになっちゃうんです。
この曲以外はパートごとに区切って録っていたんですけど、この曲でそれをすると気持ちが死んでしまうので、1曲通して録って、スタミナを使いました。