2019年9月22日 18:50
意外な弱点?! 高杉真宙、舞台の仕事で2年間憂鬱に…その理由とは
なんというか、どう頑張ってもそれに引っ張られてしまう気がするんです。それに、その人が時間をかけて作ったものはその人だけのものだと僕は思うので、それを目指すのも違うかなと。
――自分で作るオリジナルのキャラクター像を大事にしたい、と?
高杉:そうですね。もちろん台本があるので、誰が演じてもある程度は同じキャラクターになるというか、核となる部分に正解はあると思うんです。でも肉付けの仕方は人によって全然違ってくる気がしていて。まぁやっぱり、一番の理由は怖いからなんですけどね。
――比べてしまうことが?
高杉:例えば、その人の演技を見て“すごいな”と思っても、自分にそこまで辿り着けるほどのスペックはあるんだろうか、とか考えてしまうんです。基本的に自分は何もできないと思っているので。
――これだけご活躍されていてもですか?
高杉:いやいやいやいや、全然です。何もできないから、その分、誰に何を言われても大丈夫なんです。たとえボロクソに言われても、それは当たり前のことだから。
――少しでも自信が出てきたな、と思ったことはないですか?
高杉:ないですね。もちろん「これ、できる?」と聞かれたら、一応「できます」