2019年11月6日 20:30
「ゆるくつながる」居場所を求めて…箕輪厚介の今どきの“絆”
今どきの絆2
利害関係のないところで、単純に価値観が合う人とつながりたい。
ネットによって交流範囲が広がるなかで、より重視されているのは、“価値観が合う人とつながること”なのだという。
「おそらくそれは居心地がいいからだと思います。たとえば僕が誰かと会う時に、相手が短パン、ビーサンでも何とも思わない。僕もそういうノリだからです。そんなふうに価値観が近い人といると、安心感がありますよね。互いに利害関係なく、ゆるくつながる。オンラインサロンしかり、そんな居場所が求められています。
そしてこうした良好な環境で自分の好きなことに没頭し、それを世の中に役立てたいという人も増えている。仕事とは別のモチベーションが生まれる場です」(箕輪さん)
今どきの絆3
ネットでの交流が、リアルな距離をぐっと近づける。
初めはネットだけのやり取りだったところから、リアルな絆に発展することも、今の時代、珍しくない。
「絆の作り方が、今と昔では変わってきています。昔は初対面の人といきなり会って、出身地や趣味を聞いたりしながら、自分と気が合うのか、どんな人なのかを探っていくわけですよね。でも今は、会う前にその人のSNSを見れば、だいたいそれが把握できる。