2020年9月30日 20:30
洗いすぎで逆効果? 感染症対策で気を付けたい「手」のこと
手袋をするなど工夫しつつ、保湿ケアに力を入れましょう」
ハンドケアの極意
【その1】洗いすぎには要注意。逆効果を招く恐れも。
清潔に保とうと頻繁に手を洗い、ケアを怠ると、肌の常在菌バランスが崩れて悪玉菌が増え、かえって不潔になる可能性もあるので要注意。
「石けんを使った手洗いとぬるま湯だけの手洗いの使い分けを心がけて。石けんを使って特に丁寧に洗ったほうがいいのは、トイレで大の後、調理の前、帰宅時。あとは、ぬるま湯でしっかり洗い流しましょう」
感染症対策には、不用意に手で顔を触らないよう、いま一度気をつけて。
【その2】手洗い後は肌の状態に合わせたクリームをオン。
洗った後、乾いたタオルで隅々まで水分を拭き取ったら、すぐにハンドクリームなどの保湿剤を塗ることが乾燥させないコツ。
「手荒れをしている人は水分を抱える力のあるセラミドやグリセリンなどに加え油分が多いクリームやバームをやさしく塗りましょう。しもやけやひび割れがあるなら、血流を上げるビタミンE入りのものがおすすめ。手荒れがなく、ベタつくのが苦手なら、軽いローションでも大丈夫です」
【その3】家事をする時はグローブを活用して。