2020年10月24日 19:30
20~30代の“スマホ老眼”が増加! ピントずれに効く「簡単改善」メソッド
健康な目は、大事な財産!トラブルの原因とケア法を理解して、すっきりクリアな視界をキープしよう。ここでは“ピントが合わせづらい”というトラブルに注目。至近距離ばかり見ているデスク仕事の人は、ピント機能が衰えているかもしれない。視力が衰える前に対応を。
目の中の筋肉が疲れてやがては老眼に!?
視線を近くから遠くへ、遠くから近くへ急に移すと視界がぼやける、という人は要注意。
「近くを見る時間が長くなると、目の中でピント調整を司る毛様体筋という筋肉が緊張し続けて疲れ切ってしまいます。すると近くを見るにも遠くを見るにも毛様体筋の調整機能が追いつかなくなり、ピントが合わせづらくなります。症状が進むと“スマホ老眼”に代表される調節異常を来すことも」(眼科医・林田康隆さん)
目の中のレンズにあたる水晶体の厚みを毛様体筋が調整し、網膜にピントを合わせて画像を映し出すとモノがくっきり見える。
しかし毛様体筋が過緊張状態になるとピントが合わず画像がぼやける。
スマホ老眼が増加!
老眼とは、水晶体の調整機能が衰えて近くが見えづらくなること。老化現象とされていたが、近年はデジタルデバイスを長時間使うことで起こるトラブルである“テクノストレス眼症”に伴う20~30代の“スマホ老眼”が増えている。